
投資初心者や主婦は、株式投資で儲けることができるのか?
老後に備えた資産形成が注目されるなか、株式投資の重要性はより高まっています。一方で、預貯金と比べるとリスクをとる株式投資は、ハードルが高いこともまた事実です。
今回は、投資初心者や主婦が株式投資をはじめて、利益を出せるかを見てみましょう。
この記事のもくじ
長期分散投資はリスク管理がやりやすい
値動きの大きい銘柄を中心に取引する短期集中投資は、まとまった利益を狙うためには、豊富な知識とさまざまなテクニック、何よりもまとまった資金が必要となります。
短期間で大きな値動きを期待する短期集中投資に対して、長期での資産形成を目指す長期分散投資は、リスクを抑えた投資を手軽にできるのはもちろん、安定した投資を続けることで資産形成に大きな効果が期待できます。
積立投資で無理なく資産形成
自分でとれるリスクがはっきりとわからないときも、積立投資は有効です。積立投資はドルコスト平均法による取得価格の平準化が期待できるので、無理のない資産形成に大きく貢献します。
旬であってもわからない銘柄は買わない
「オハマの賢人」の異名を持つ著名投資家のウォーレン・バフェットは、その投資経験に裏付けされた含蓄のある数々の言葉で知られています。その一つに「自分が理解できないものを扱う会社には投資をしない」というものがあります。
わからなければ無理して買わない。これは投資スタイルを問わない鉄則と言えるでしょう。
なじみのある銘柄の多いアメリカ株で勝負する
アメリカの主要な株式市場であるニューヨーク証券取引所(NYSE)や新興市場ナスダックには、世界にサービスを提供する企業が数多く上場しています。近年何かと注目を集める大手IT企業のGAFAはその代表格です。
投資初心者こそ、日本の株式市場よりもアメリカの株式市場で取引をするほうが利益を上げやすいともいえるのです。
不要な情報に流されないようにする
投資初心者ほど流れてくる情報に飛びつきがちですが、情報を真に受けすぎるのもよくありません。値上がりが期待できる情報が流れてきたときには、その上昇トレンドも終わりが近いと考えるのが賢明です。
周りに流されずに長い目線で国際優良銘柄を買い続けていれば、よほどのことがなければ大損するリスクはコントロールしやすくなります。目についた情報に飛びつかずに精査することも、投資においては非常に重要です。
分析手法の使い分けで銘柄分析の精度を上げる
個別の銘柄分析の手法には、チャートとテクニカル指標を参照するテクニカル分析と、企業業績やマーケットの需給といった基礎的経済条件(ファンダメンタルズ)に基づくファンダメンタルズ分析に分けられます。ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を適切に使い分ければ、より利益を狙いやすくなります。
まとめ
株式投資をはじめるときには、自分がどこまでリスクをとれるかを把握することが投資を続けるために重要です。投資対象を日本の株式市場だけではなく、海外の株式市場にも目を向ければ、利益獲得の機会を増やせます。
また、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を使い分けることでより細かい銘柄分析ができるので、さらに利益獲得の機会を増やせるのです。
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