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個人型確定拠出年金(iDeCo)で株式運用は得策か

個人型確定拠出年金(iDeCo)で株式運用は得策か

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★★☆☆

少子高齢化の進展、増え続ける借金。国家のバランスシートは膨らみ続け、そのトレンドは今なおとどまる余地を見いだせません。特に若者世代は将来の“年金リスク”に直面しています。

“自分年金”の重要性がうたわれる昨今、「確定拠出年金」を活用して私的年金を作る動きが活発になっています。

一方で,株による年金作りはリスクがあるのも事実。私たちはどのように確定拠出年金と向き合えばよいのでしょうか。

そもそも確定拠出年金とは何か。基礎知識を再確認

年金制度は支払い額を固定するか、受取額を固定するかの二択

年金には大きく分けて二種類存在します。一つは、受取額(給付額)が確定している「確定給付年金」。もう一つが、支払額(拠出額)が確定している「確定拠出年金」です。

確定拠出年金では、株式などのリスク資産をポートフォリオに組み込むため、運用結果によって将来の受取額は増える可能性もあれば減る可能性もあります。この点が、個人が確定拠出年金への拒む大きな要因だと言えるのです。

2016年より個人型確定拠出年金(iDeCo)もスタート

もともと確定拠出年金は、アメリカの401Kの制度を参考にスタートしたため、確定拠出年金は「日本版401K」と呼ばれることもあります。

リスク資産の運用に積極的なアメリカでは、税制優遇措置も相まって、広く大衆から受け入れられる制度になりました。これを参考に、国内大手企業も確定拠出年金を積極的な導入をはじめ、2016年から「個人型確定拠出年金(iDeCo)」もスタートしました。

確定拠出年金とはいわば“積立投資”

資産形成の積み立て投資を強力にサポート

確定拠出年金とは、いわば“積立投資”。積立商品と積立金額を決定して、将来の目標に合わせて、自身でポートフォリオを作成します。投資対象はさまざまで、国内債券などの比較的安全とされる資産に投資する商品もあれば、外国株式をメインに上値を狙う商品も存在します。

これらの商品を組み合わせ、毎月決まった額を拠出することで、安定した資産形成を狙うのが確定拠出年金です。

毎月一定額の積み立てでゆっくりと資産形成

投資や資産運用と耳にするだけで、“アレルギー反応”を起こしてしまう方も少なくないかもしれません。しかし、中長期で資産を増やすことを考えるなら、資産運用の一環としての投資は欠かせません。

確定拠出年金などの仕組みを活用することで、決まった時期に決まった金額を買い付けることで、初心者でも無理をしない投資を実現できます。

目標リターンのためには資産の組み合わせが肝心

リスクとリターンを管理するポートフォリオ

確定拠出年金は、中長期での投資を前提に作られた仕組みです。そのため、目標リターンを獲得するためにはポートフォリオが非常に重要と言えるのです。

各資産をいかにバランスよく組み合わせるかが非常に重要なポイントになります。ポートフォリオを組むポイントはさまざまありますが、リスクを取りたくないなら債券を中心に、リターンを狙うなら株式を中心に組み合わせるのが基本です。

安全性を高めたいなら国際分散投資を意識

ポートフォリオ作成の際には、投資対象国の分散と資産の分散の両方を意識してみてください。

中長期での投資を前提とするなら、株式への投資もそれほど大きいリスクを伴いません。債券ばかりではなく、株式を積極的にポートフォリオに組み入れることを意識しましょう。

投資対象国と資産の両面からの分散を意識することで、初心者でも比較的安全性の高いポートフォリオを作成することができます。

おわりに

低成長が長引き、少子高齢化が続く現代日本では、資産運用によるリスクヘッジは必要不可欠です。リスク資産と言えども、投資期間を長めに設定することで、その安全性は高まります。

確定拠出年金では、株式を含めたポートフォリオを心がけることで、大きなリターンを狙いましょう。

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