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成行、指値、逆指値!必ず覚えておきたい株の注文方法

成行、指値、逆指値!必ず覚えておきたい株の注文方法

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★☆☆☆

株の売買には様々な注文方法があります。初心者の方だと、どの注文方法で発注するか判断に迷うケースもあるでしょう。

株式投資において、注文方法の判断は非常に重要です。注文方法次第で、利益のボリュームもリスク対応も大きく異なります。的確な運用ができるようになると、損失も軽減できるでしょう。

今回は、そんな株の注文方法について詳しく確認していきましょう。

まずは基本の成行注文と指値注文

実際に株式取引の経験がある方なら、基本的な注文方法である「成行注文」と「指値注文」は経験済みでしょう。

成行(なりゆき)注文とはその名の通り、成り行きに任せる注文方法です。値段を決めずに「いくらでも良いのでとにかく買う(売る)」というスタイルで、時間を重視するときや確実に約定させたいときに役立ちます。ただし、「いくらでも良い」ということは「いくらになるかわからない」ので、予想外の価格で売買してしまうリスクもあります。

指値(さしね)注文とは、自身の希望額で売買を行う発注方法です。成行注文の場合、希望金額で取引できないケースがほとんどですので、確実に希望する価格で売買を行いたいという場合には指値注文で発注をかけることをおすすめします。

指値注文だと約定に至らないケースがある

出来高さえあれば必ず約定する成行注文に対して、指値注文では約定に至らないケースもあります。株式の売買は売値と買値が合致して初めて取引が成立するのです。

例えば、自分がA社株を1,000円で10,000株買いたいとしても、同社株を1,000円で10,000株売りたいと思っている人がいないと、その注文は約定に至りません。

出来高が多い誰もが知っているような大手企業の株式であれば、このようなケースはそうそう起こりえませんが、新興市場や東証二部上場のマイナーな銘柄で珍しいことではありません。流動性に乏しい銘柄に投資をする際には注意が必要です。

成行注文には様々な種類が

ひと言で成行注文と言っても、その種類は様々です。条件付きで成行注文をかけることもできます。代表的なところは、「寄付成行注文(寄成)」や「引成行注文(引成)」です。

寄成(よりなり)は寄付きに成行注文が執行される手法で、引成(ひけなり)は大引けで成行き注文を執行する方法です。

この他、マーケットの取引時間中には指値注文を執行し、ザラ場で約定に至らなかった場合に、成行注文を発注しに行く不成(ふなり)という発注方法もあります。

発注方法は銘柄の特性に合わせて選ぼう

値動きには銘柄ごとに特徴があります。寄付き時に高くなりやすい銘柄もあれば、引け間際で安くなる銘柄もあります。

特に新興市場の銘柄では、寄天(よりてん)と呼ばれる寄付き時に高値をつける銘柄も少なくありません。このような銘柄では、寄成で売り注文を入れるべきだと言えます。引けまで買いが続かない銘柄であれば、寄成で安く買うことが最適の買い手段です。

このように、各銘柄の値動きの特徴を把握して注文方法を選択することで、取引で得られる利益を増やすことが期待できるのです。

指値注文にも様々な種類が

成行注文と同様に、指値注文にも寄付きのみに指値注文される寄指(よりさし)や、引けにのみ指値注文が執行される引指(ひけさし)などの発注方法が存在します。これらは、寄成や引成の指値バージョンです。

その他にも、逆指値(ぎゃくさしね)という発注方法もあります。逆指値はその他の手法と比べて、少し特殊な発注方法です。

指値と真逆な考え方の逆指値

投資の基本は「安値拾いの高値売り」。このセオリーに異論を持つ人はいないでしょう。

株式の売却時を思い出して下さい。できるだけ高値で売りたいので、なるべく高いところで指値売り注文を入れますが、逆指値では更なる上昇を期待して、縦追いの買い注文を入れるのです。

通常の指値注文がセオリー通りサヤを取りに行くのに対して、逆指値では損失覚悟で勝負をしに行くイメージです。株価の下落局面では、損失覚悟のロスカット的な役目も果たします。逆指値は、仕組みをしっかり理解した上で使うことが重要です。

まとめ

普段何気に利用している注文方法にも、様々な種類があることを理解頂けたと思います。これらの基礎知識をブラッシュアップさせることで、実際にトレードをした際の勝率も変わってきます。

銘柄ごとの特徴を把握し、その銘柄にあった注文方法を選ぶことが重要です。また、変動率が大きいハイリスク銘柄では、逆指値による注文も有効です。これらのテクニックを駆使し、マーケットと対峙してみてください。

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