
証券会社によって異なる株式取引の注文方法を知ろう
成行注文と指値注文は、馴染みの深い投資方法でしょう。株式取引での注文方法はそれ以外にもたくさん存在します。
証券会社でもサービスが異なる注文方法について、詳しく確認していきましょう。
この記事のもくじ
働くサラリーマンの味方「連続注文」
同一資金で銘柄を次々と乗り換える「サーフィントレード」という取引がありますが、このときに欠かせない注文方法が、連続注文です。
具体的なサーフィントレードの仕組みを見ると、最初の注文の取引が成立したら次の取引を自動的にする取引であり、一連の取引を一度の注文で実現できるのが連続注文です。
同じ注文方法でも証券会社で名前が違う
サーフィントレードで活躍する連続注文が利用できる証券会社はいくつかありますが、提供しているサービス内容は同じでも名称が違うことは珍しくありません。
口座開設をする証券会社がどのような商品やサービスを提供しているのかは、口座開設の前にしっかりと比較・検討して、希望する取引ができるように気を付けましょう。
買いから売りまでワンストップでこなす「リバース注文」
「リバース注文」とはその名の通り、注文をひっくり返す反対売買の予約を入れる注文方法であり、複数回に渡る注文を一まとめにできるのが大きなメリットです。値下がり局面でも有効なので、ロスカットにも有効活用できます。
値動きの荒い新興市場銘柄では、単日で10%程度の値動きすることもめずらしくないため、買い注文と同時に売り注文を流すことで、セーフティーネットとしての効果も期待できます。
考えている注文ができるかを確認する
リバース注文も証券会社によってサービス名称が異なるだけではなく、そもそも取り扱いがないケースもあります。繰り返しになりますが、自分が考えている取引ができるのかどうかは、口座開設の前に確認することが欠かせません。
フィンテックで注文までのスピードが大幅短縮
ファイナンスとテクノロジーの融合を意味する「フィンテック」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近のビックトレンドの一つであり、Twitter創業者のジャック・ドーシー氏も参入するなど、IT業界に限らず注目を集めています。
フィンテックというとソーシャルレンディングやブロックチェーン技術を用いた仮想通貨が注目を集めますが、テクノロジーと投資を組み合わせることで、投資家がより使いやすいサービスを提供することもフィンテックの重要な役割です。
新たな投資を提案する「PayPay証券(One Tup BUY))」
既存の証券会社の概念を打ち壊すような、シンプルな使い勝手の投資サービスが国内からも誕生してきています。その代表例として、少額での株式投資を実現した「PayPay証券(One Tap BUY)」を見てみましょう。
「PayPay証券(One Tup BUY)」の最大の特徴は、最短3クリックで取引が完結することに代表される「簡単さ」にあります。株式取引においては注文までのスピード感が重要であり、PayPay証券(One Tup BUY)の取引アプリは証券会社のそれとは一線を画した見やすさと使いやすさが特徴です。
まとめ
投資を生業にしている人は決して多くはないでしょう。たいていの人は仕事をしながら、兼業投資家の形をとっているのではないでしょうか。特に、サラリーマンであれば日中は会社に拘束されるケースがほとんどです。投資成果の向上の為にも、今回見てきたような注文方法を使わない手はないでしょう。
また、フィンテックの発展によりこれまでとは全く性格の異なる投資サービスが登場していることも考えられます。それらのサービスにも目を向ける必要があるかもしれません。
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