
テンバガーはどう見つける?10年後の大化け銘柄の特徴
株式投資では、マーケットの動向を読み解けば、資産を大きく増やすこともむつかしいことではありません。しかし、短期で大きな値上がりが期待できる有望銘柄やテンバガーを掴むためには、日々の情報収集が欠かせません。
今回は、有望銘柄やテンバガーを狙うために知っておきたい、10年後の大化け銘柄の特徴を見てみましょう。
この記事のもくじ
テンバガーの特徴はグローバル展開銘柄?
現在の大化け銘柄の特徴は、グローバル展開に展開してる企業の株式であることです。いずれの銘柄も海外の売上比率が非常に高く、数倍から10倍程度の値上がりを達成しています。
例えば、モーター事業で世界トップシェアの日本電産(6594)はその代表格と言えます。グローバル展開している企業と言う観点では、工作機械メーカー世界首位のファナック(6954)も同様です。
テンバガー探しで裏をかく必要はない
日経平均寄与度の大きいファーストリテイリング(9983)やニトリ(9843)もテンバガー銘柄の代表格であり、日本電産やファナックも優良銘柄として知られています。テンバガー探しでは裏をかく必要はなく、グローバル企業に順張りの中長期投資をするだけで高パフォーマンスが期待できるのです。
短期での大化けを狙うならマザーズ上場銘柄に注目
短期で大化け銘柄を狙うのであれば、メインマーケットである東京証券取引所(東証)一部上場銘柄よりも、新興市場の東証マザーズ上場銘柄に注目しましょう。マザーズ上場銘柄は東証一部上場銘柄と比べると小型株が多く、買い圧力が乏しくても値上がりしやすいのが特徴です。
新規上場銘柄の傾向を見ても、大幅上昇を遂げる銘柄の多くは時価総額が100億円を下回っています。早期にテンバガーを狙うなら、マザーズ上場の小型株に注目すれば、より早くより高いリターンを期待できます。
オーナー企業は大化け期待が高い
過去のテンバガー銘柄を分析すると、オーナー企業も大化け期待が高いことがわかります。日本電産やファーストリテイリングはその代表格です。
新規公開株(IPO)銘柄に投資をするときには、事業内容だけではなく株主構成にも注目してみてください。
次のテンバガー銘柄に向けた投資戦略
人工知能(AI)の台頭やモノのインターネット化(IoT)の進展、自動運転技術の進化など、インターネットの普及により、私たちの暮らしは今後10年以内に大幅な変貌を遂げると言われています。
次のテンバガー銘柄として期待できるのはインターネットとIT技術であり、中長期でこれらのテーマに関連するテーマ株を仕込むことで、テンバガーを掴む確率は大きく高まります。
テーマ関連の投資信託も候補の一つ
新興市場の中からテーマに関連する個別銘柄を探すのも魅力的ですが、テーマ関連銘柄に分散投資できる投資信託も候補となります。ただし、投資信託は買い付けから売却までの間、各種コストが発生するので、個別銘柄に投資するよりもリターンが低くなるのがデメリットです。
まとめ
テンバガーを達成した銘柄を見てみると、共通するいくつかの特徴があります。次のテンバガー銘柄を探すときには、その傾向をスクリーニングの条件とすることで、テンバガーを達成する可能性がグッと高まります。
次のテンバガーを見つけるためには、成長期待の大きいテーマを中心に、個別銘柄だけではなく投資信託も選択肢に含めて、さまざまな視点から情報収集することを心がけましょう。
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