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テンバガーはどう見つける?10年後の大化け銘柄の特徴

テンバガーはどう見つける?10年後の大化け銘柄の特徴

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★☆☆☆

株式投資では、マーケットの動向を読み解けば、資産を大きく増やすこともむつかしいことではありません。

しかし、短期で大きな値上がりが期待できる有望銘柄やテンバガーを掴むためには、日々の情報収集が欠かせません。今回は、有望銘柄やテンバガーを狙うために知っておきたい、10年後の大化け銘柄の特徴を見てみましょう。

テンバガーの特徴はグローバル銘柄?

現在の大化け銘柄の特徴は、グローバル展開に展開してる企業の株式であることです。いずれの銘柄も海外の売上比率が非常に高く、数倍から10倍程度の値上がりを達成しています。

例えば、モーター事業で世界トップシェアの日本電産(6594)はその代表格と言えます。グローバル展開している企業と言う観点では、工作機械メーカー世界首位のファナック(6954)も同様です。

テンバガー探しで裏をかく必要はない

日経平均寄与度の大きいファーストリテイリング(9983)やニトリ(9843)もテンバガー銘柄の代表格であり、日本電産やファナックも優良銘柄として知られています。

テンバガー探しでは裏をかく必要はなく、グローバル企業に順張りの中長期投資をするだけで高パフォーマンスが期待できるのです。

短期での大化け狙いならジャスダック・東証マザーズに注目

短期での大化け銘柄を狙うなら、東京証券取引所(東証)一部上場銘柄よりも、新興市場であるジャスダックや東証マザーズ上場銘柄に注目しましょう。マザーズ上場銘柄は東証一部上場銘柄と比べると小型株が多く、買い圧力が乏しくても値上がりしやすいのが特徴です。

新規上場銘柄の傾向を見ると、大幅上昇を遂げる銘柄の多くは時価総額が100億円を下回っています。短期での大化け狙いテンバガーを狙うなら、マザーズ上場の小型株に注目すれば、より早くより高いリターンを期待できます。

オーナー企業は大化け期待が高い

過去のテンバガー銘柄を分析すると、オーナー企業も大化け期待が高いことがわかります。日本電産やファーストリテイリングはその代表格です。

新規公開株(IPO)銘柄に投資をするなら、事業内容だけではなく株主構成にも注目してみてください。

次のテンバガー銘柄に向けた投資戦略

人工知能(AI)の台頭やモノのインターネット化(IoT)の進捗、自動運転技術の進化など、インターネットの普及と発展により、私たちの暮らしは今後10年以内に大幅な変貌を遂げると言われています。

そのため、次のテンバガー銘柄として期待できるのはIT関連銘柄であり、中長期ではこれらのテーマに関連するテーマ株を仕込むことで、テンバガーを掴む確率は大きく高まります。

テーマ関連の投資信託も候補の一つ

新興市場の中からテーマに関連する個別銘柄を探すのも魅力的ですが、テーマ関連銘柄に分散投資できる投資信託も候補となります。

ただし、投資信託は買い付けから売却までに信託報酬をはじめとする各種コストが発生するので、個別銘柄に投資するよりもリターンが低くなるのがデメリットです。

まとめ

テンバガーを達成した銘柄を見ると、共通する特徴が浮かんできます。銘柄を探すときにその特徴をスクリーニングの条件とすることで、次のテンバガー銘柄を手にする可能性がグッと高まります。

次のテンバガー銘柄を見つけるには、成長期待の大きいテーマを中心に、個別銘柄だけではなく投資信託も視野に入れるなど、さまざまな視点から情報収集することを心がけましょう。

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