
株式投資をはじめるのに必要な資金はどのくらい?
将来に備えた資産形成には株式投資は欠かせませんが、実際に株式投資をはじめるためには、どのくらいの投資資金が必要なのでしょうか。
今回は、株式投資をはじめるのに必要な資金量を見てみましょう。
この記事のもくじ
投資に必要な資金の求め方
株式投資をはじめるにあたって、どの程度の投資資金が必要なのかを考えるときに注目したいのが、個別銘柄の値動きを記録した株価チャートです。
チャートを見ると日本を代表する有力企業でも意外と購入できそうな印象を受けますが、実はこれだけでは不十分です。
投資の必要資金は株価×単元×手数料
日本の投資制度は1株単位ではなくまとまった単位(単元株)での取引制度を導入しているので、1株数円程度の銘柄でも数百円程度の資金が必要になります。また、取引ごとに証券会社に取引手数料を支払う必要があります。
つまり、ある銘柄に投資するのに必要な資金は、株価×単元×手数料で求めることができるのです。
明確な投資目的を持つことが必要
株式投資は、大きく値上がりによるキャピタルゲインを狙う取引と、配当や株主優待などのインカムゲインを期待する取引に分けられます。
取引内容によって必要とされる資金量が異なるため、投資をはじめる前に投資目的を明確にしておくことが欠かせません。
投資をするには一定の資金は必要
キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを狙う取引でも、まとまった利益を狙うのであればやはりまとまった資金は必要です。
投資資金が限られる初期段階では、単元未満株やミニ株、投資信託など、より小資金で投資できる仕組みも選択肢に入ります。
預金よりもハイリスク・ハイリターンであることを理解する
資産運用の中でも株式投資はハイリスク・ハイリターンな手法であり、大きな値上がり益が期待できる反面、値下がりリスクも大きなものとなります。株式投資を続けるためには、生活が維持できる資金を用意したうえで、余裕資金ですることが大前提です。
余裕資金で投資することが重要
株式投資で結果を出すには、大きく値上がりするタイミングを逃さず居続けることが大前提であり、そのためにも投資資金を絶やさないことが重要です。
投資で成功するには、日常生活に必要な資金とは別に、あくまで余裕資金ではじめることが欠かせません。
まとめ
株式投資に必要な金額は、人それぞれで異なります。基本となる投資スタイルを決めたうえで、求める利益や資産状況、余剰資金に応じて株式投資をはじめるようにしましょう。
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