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iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用商品はどうやって決めればいい?

iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用商品はどうやって決めればいい?

徳田陽太
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株の知識レベル:★★☆☆☆

2017年からはじまった個人型確定拠出年金(iDeCo)や、企業型確定拠出年金を導入する企業の増加も相まって、確定拠出年金に対する注目度は日ごとに高まっています。

国も躍起になって"貯蓄から投資へ"の流れを推進。年金運用が行き詰まっていることも相まって、確定拠出年金制度改革に力を入れています。

税制面でも大きく優遇される確定拠出年金ですが、投資初心者にはハードルを感じられるかもしれません。今回は、運用商品決定のプロセスをどのように行うべきなのか詳しく説明してみます。

運用商品を決める前に目標リターンを定める

運用商品を決める前に目標リターンを定める

確定拠出年金への加入者は、運用商品を決める前に目標とする投資リターンを決める必要があります。投資の成果を決めるのはポートフォリオの構成です。目標リターンが決まらなければ、ポートフォリオの構成を考えられず、運用商品選びも始まりません。

個人型、企業型の別を問わず、確定拠出年金加入の際は、目標リターンを考えることから始めます。

目標リターンは将来受け取ることのできる年金額から逆算する

人それぞれ、将来受け取ることのできる年金額は異なります。企業年金の制度がしっかりしている場合には将来の年金受取額も多いと想定されます。しかし、フリーランスや主婦などの1号加入者は、将来受け取ることのできる年金は少ないと想定されます。

ある程度安定した収入があれば、リスクの高いポートフォリオで上値を目指してもよいかもしれませんが、そうでなければ老後資金をしっかり確保したいと言う思惑が働くでしょう。このような場合には、リスクの高いポートフォリオは避けるべきです。よって、目標リターンは将来の受け取り年金額から逆算することが鉄則です。

基本は分散投資。債券主体の運用でも一定のリターンは得られる

基本は分散投資。債券主体の運用でも一定のリターンは得られる

確定拠出年金における基本は分散投資です。老後受け取ることになる資金ですから、リスクをある程度軽減したポートフォリオ作りがセオリーになります。

投資初心者で基準価額の下落を心配するのであれば、国内債ファンドで脇を固めることをおすすめします。仮に、50%程度を国内債ファンドで固めたとしても、株式のウェイトを20%程度確保できれば、十分相場上昇時の恩恵を受けられます。

外貨資産でインフレヘッジ。先進国債ファンドがおすすめ

確定拠出年金に加入するということは長期投資をすることであり、将来のリスクに対応するポートフォリオを作成する必要があります。

現時点で想定される主なリスクとしてはインフレリスクが挙げられます。インフレリスクに備えるためには、株式や外貨資産でリスクヘッジを行うことが鉄則です。

しかし、リスク資産でポートフォリオを埋め尽くすことも、リスク資産をまったく持たないこともリスクになります。あまりリスクを取りたくない方は、先進国債ファンドならそれなりの利回りも確保でき、比較的値動きも少ないのでおすすめです。

米国株のインデックスファンドがおすすめ

米国株のインデックスファンドがおすすめ

為替は円安トレンドであり、将来的なインフレリスクを考えるのであれば、上値を狙うポートフォリオには米国株のインデックスファンドもおすすめです。ドル円レートが円安ドル高に振れた際には、為替差益も獲得できます。新興国関連ファンドで欲張るよりは、値動きの安定性もあります。

上述した、先進国債ファンドのリターンだと物足りないと感じる場合には、米国株ファンドも検討してみましょう。

米国市場は国際優良銘柄の宝庫

スポーツメーカーのナイキや製薬会社のファイザー、日本でもおなじみのウォルト・ディズニー。これらの銘柄は、すべてニューヨークダウ平均の構成銘柄です。

その他にも、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど、業界を代表する世界的企業がニューヨーク市場には上場しています。仮にダウ平均との連動を目指すインデックスファンドを購入した場合には、間接的にこれらの銘柄に投資できる訳です。

誰もが知っているこれらの企業に直接・間接に投資できる米国市場は、中長期的な株式の上昇恩恵を受けられる可能性が高いと想定されます。

まとめ

確定拠出年金のポートフォリオを考えるときには、安定運用を目標とする場合には債券メインの投資を考えるべきです。一方で、上値を狙う投資を目標とする際には、株等のウェイトを高めた投資を心がけるべきです。

いずれにせよ、投資商品を決定する際には、自身が目標とする投資リターンがよりどころになります。資産配分に迷ったら、国際分散投資を行うことが鉄則です。

投資対象資産を分散する観点から、不動産投資信託(REIT)に投資するのもよいかもしれません。あるいは、貴金属や資源等の商品(コモディティ)も選択肢になりえるかもしれません。欲を出しすぎずに、バランスのよいポートフォリオ作りを心がけましょう。

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