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株式投資をはじめるときに準備しておくと良いことは?

株式投資をはじめるときに準備しておくと良いことは?

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★☆☆☆☆

株式投資は、うまくいけば資産を増やすことができますが、失敗して資産を失っても「自己責任」です。プロも初心者も証券市場という同じフィールドで取引しますが、初心者だからと守られることは一切ありません。株式投資をいきなりはじめるのではなく、事前の準備が必要になります。

今回は、株式投資をはじめる前にできる、事前の準備がどのようなものかを見てみましょう。

取引のシミュレーションをしておく

株式投資では、売買注文や注文の約定方法にルールがあり、そのルールを知らないと、上手に安く買って高く売ることができず、利益をあげるのも難しくなってしまいます。そこで活用したいのが、「取引のシミュレーション」です。いくつかの証券会社では実際の市場の値動きのデータを利用して、仮想の取引ができるシミュレーションを提供しています。

この取引シミュレーションを利用することで、どのように売買の発注ができるのか、どのように約定するのかを疑似体験することができます。「百聞は一見にしかず」ですから、シミュレーションであっても取引してみることが大切です。

実際の取引はシミュレーション通りにいかない

シミュレーションでうまくいったからといっても、実際の取引でもうまくいく保証はありません。なぜなら、シミュレーションでは、板情報がないなど実際の取引とは少し異なるルールになっていたり、株価がリアルタイムよりも遅れて反映されていたりするなど、実際のトレードを完全に再現することができないからです。ためです。

シミュレーションでは、あくまで取引の基本ルールを理解することができるだけだと考えておきましょう。

株式投資に関する情報収集を実際にしてみる

株式投資をするときに最も大切なのが「情報」です。投資しようと思っている企業の情報はもちろん、日本経済や世界経済に影響を与えるようなニュースも株価を変動させる要因になります。安定した取引を目指すためにも、株式投資に関する情報やニュースを収集する習慣を身につけましょう。

企業の投資家向け情報提供(IR)ページやニュースリリース、マスメディアやニュースサイト以外にも、情報が充実している株式情報サイトを見つけておくことは欠かせません。

日々のニュースから相場の先を読む練習をはじめる

株式投資に関する情報を集めることができるようになったら、次に、その情報を活用する練習をしましょう。具体的にすることは、見聞きしたニュースなどを元に「相場の先行きを予想すること」です。

個別企業の決算やプレスリリースによって株価がどれくらい上下しそうかを予想してみましょう。さらに、政治・経済のニュースなどの影響を受けて、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった株価指数がどのように変動するかも考えましょう。特に大きな個別のニュースがない場合には、多くの銘柄が指数に連動して動きやすい傾向にあるためです。

どれくらいの資金を投資にまわすかを考えておく

最後に事前準備しておきたいことは、「投資資金をどれくらいにするかを決めておくこと」です。元本保証がある預貯金と異なり、株式投資は失敗すれば資産を失うことになります。

そのため、預貯金のすべてを投資にまわすのではなく、2割から3割程度を投資にまわすのがよいと言われています。よりリスクを取れるのであればこれよりも多く、リスクをとるのが不安であれば少ない割合ではじめるとよいと考えられます。

ただ、あまりにも少ない金額では買える銘柄が限られてしまい、自由な投資ができなくなってしまいます。せめて10万円以上は用意しておきたいところです。

あらかじめ許容できる損失額を定めておく

投資資金をどれくらいにするかを考えるうえで、もう1点、意識しておかなければならないのが「どれくらいまでなら損をしてもいいか」を考えることです。

株式投資はお金を増やすためにするものと考えてしまうあまり、特に初心者は「損をした場合のこと」を忘れてしまいがちです。どれだけ優れた投資家でも、取引で損をした経験のない投資家はいません。だからこそ、投資資金を失ってもなお投資を続けられる範囲で投資金額を決めなければならないのです。

まとめ

事前に準備ができていなかったせいで、株式投資をはじめて間もないうちに損失が発生してしまっても、やり直すことはできません。そして、その損失を取り戻すことも簡単ではありません。

資産運用は一獲千金のギャンブルではありません。少しずつでも堅実に資産を増やしていくべきだからこそ、株式投資をはじめるにあたって、事前の準備を怠らないようにしましょう。

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