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新規株式公開(IPO)投資ではロックアップ期間に注目しよう

新規株式公開(IPO)投資ではロックアップ期間に注目しよう

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★★☆☆

新規公開株(IPO)投資では、ロックアップを知ることは非常に重要です。ロックアップを知ることで、その銘柄の需給の締まり具合を確認できるのです。

株価は需給により決まるため、上場後の値動きはロックアップ状況に左右されると言っても過言ではありません。

今回は、IPO投資に欠かせないロックアップを確認していきましょう。

ロックアップとは大株主の売却制限制度

ロックアップとは、会社役員や大株主、さらにはベンチャーキャピタルなど、大株主の売出し制限のことを言います。基本的には、180日程度の売却禁止期間が設定されるのが通例です。

IPO直後の銘柄は市場での流通量が少ないため、大株主が売り浴びせると、急落につながるリスクがあります。値下がりリスクを避けるためには、個人投資家はロックアップを確認することが重要です。

ロックアップの状況は目論見書で確認

IPO投資で必ず確認しなければならないのが目論見書です。投資信託を購入された経験があれば購入前に目論見書を読んだことがあると思いますが、IPO投資でも同様に目論見書の確認が必要となります。

さまざまな取引条件の一環として、ロックアップ期間も目論見書で確認することができますので、目を通しておきましょう。

物価と同様に株価は需給で決まる

物価と同じように、株価も需給で決まります。需要が多い状況とは、買いたい人が多い状況であり、プレミアムがついている状態であり、値上がり圧力がかかります。一方で供給が多い状況は値下がり圧力がかかるため、価格が下落しやすくなります。

値上がり益を期待できるIPO銘柄かどうかを判断するためには需給確認が欠かせず、需給に大きく影響するロックアップの確認が重要と言えるのです。

ロックアップで需給面の締まり具合を確認

ロックアップがしっかり掛かっていれば、売り圧力が少なく需給が締まっていると考えられます。需給を確認する観点からも、ロックアップを確認することが重要なのです。

人気のIPO銘柄は圧倒的に需要過多であり、買い圧力が強いと考えられます。反対に不人気のIPO銘柄は、売り圧力に押され気味。しっかりロックアップが掛かっていないIPO銘柄は、大きな売り圧力を内包していることを示唆します。

IPOは時価総額が小さい方が上昇しやすい

IPO銘柄の需給面をもう少し見てみましょう。結論から言うと、時価総額が小さいIPO銘柄が上昇しやすいと言えます。なぜなら、株価上昇に要する買い圧力が少なくて済むからです。

最近の動向を見ると、新興市場の上場銘柄、かつ、時価総額が30億円程度のIPO銘柄であれば、相当な確率で大幅上昇を記録しています。注目テーマの新規上場であれば、ほぼ確実に初値上昇を記録しています。こちらも参考にしてみるといいでしょう。

時価総額が大きくても、ロックアップ次第ではエントリーできる

上述したように、時価総額の小さいIPO銘柄はプラチナチケットと化し、当選しにくいことも事実です。基本的にIPOにおける配分株数は、時価総額が大きいほど増える傾向がありますが、それだけ希少価値が下がるため、上昇幅が狭まる傾向も見られます。

比較的規模の大きいIPOにエントリーするときに指標となるのがロックアップ状況です。しっかりロックアップが掛かっていれば、売り圧力が少ない状況を示唆しているので、多少時価総額が大きくても、需給面の締まりを確認した上で投資判断をするようにしてください。

まとめ

投資初心者が覚えるべきことは、IPO投資に限らず、株価は需給により決定されるということです。IPO銘柄の値動きも需給により決まるので、需給面の判断ツールとしてロックアップを知る必要があるのです。

また、時価総額の小さいIPO銘柄は値上がり期待が大きい一方で、当選確率も低くなります。そのような視点から考えると、比較的時価総額の大きいIPO銘柄で効率よく利益を獲得することが重要な戦略になってきます。ロックアップを知り、取りこぼしのないように投資判断をしましょう。

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