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タイ株に投資するには?穏やかに伸びる成長国家

タイ株に投資するには?穏やかに伸びる成長国家

たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★★☆☆

バンコクやプーケットといった観光地やタイ料理など、タイという国に親しみを持っている日本人は多いでしょう。タイにも親日家が非常に多く、来日旅行者数が増加しているようです。

今回は、タイ株式へ投資する際のポイントを見ていきましょう。あなたもタイ株に投資をしてみタイと思うかもしれません。

タイ株式市場の特徴とは?

タイの証券取引所は「タイ証券取引所」のみです。その中でメイン株は「SET市場」、新興企業株は「mai市場」で取引され、株式は「ローカル株」「フォーリン株」「NVDR」の三種類に分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。

  • ローカル株:国内投資家向け。海外投資家が保有すると議決権や配当権はない。流動性が高い。
  • フォーリン株:海外投資家向け。議決権や配当権は付く。流動性が低い。
  • NVDR:議決権なし預託証券。国内・海外投資家は問わず配当権は付く。流動性が高い。

日本人を含む海外投資家はフォーリン株かNVDRに投資することになりますが、流動性が低いと売りたい時に売れない可能性が出てくるのでNVDRのほうがおすすめ

タイの経済事情はどうなっている?

タイの経済は堅調に推移していて、実質国内総生産(GDP)も毎年3%程度成長しています。現在の日本の実質GDP成長率が0.5%ほどですので、成長国家であることは明らかです。

タイは「アジアのデトロイト」と言われるほど自動車の生産に力を入れています。また、観光分野も好調で、タイを訪れる観光客は毎年増加しており、観光関連がGDPの約10%を占めるほどです。

しかし、近年あまり成長していない部分があるのも事実です。経済発展が進み、購入層が広がれば再成長するかもしれませんが、二輪車・自動車の国内売上はここ数年低迷しています。現時点では大きな売り上げ増は難しいでしょう。

インフラ関連で見ると、タイは道路網は整っていますが、鉄道は地方部でまだまだ整っていません。今後は鉄道分野の開発に注目です。

タイ株で注目するべき関連株は?

タイ経済は堅調な反面、爆発的な成長は難しいでしょう。投資先を決める際は、大きく値動きしている銘柄より堅実な銘柄を選びましょう。大きな期待はできないものの、値動きの安定したインフラ関連・輸送関連株式は要注目です。

そして、輸出関連も忘れてはなりません。タイは周辺諸国へ農産物や自動車・コンピューター関連を輸出しています。アジア諸国とは経済連携協定(EPA)・自由貿易協定(FTA)を結んでいるところから、他国との貿易にも力を入れていることが分かります。このあたりから考えて、輸出関連分野に目を付けるのもおすすめです。

タイ株を購入できる証券会社はある?

他の外国株と同じくタイ株に投資できる証券会社は限られており、国内の主要ネット証券ではSBI証券が約66銘柄を取り扱っています。手数料はSBI証券が約定代金の1%(最低手数料761タイバーツ※2,500円ほど)となっています。

タイの現地証券会社で口座開設して取引するという手段もありますが、言語の問題やタイの銀行口座が必要になるなど、一般的な方法ではありません。タイに住んでいる人や言語に相当自信がある人以外は避けた方がいいでしょう。

タイ株に投資する時の注意点

他の東南アジア国と同じく、タイ株に投資する際の注意点は情報が得にくいところです。具体的にタイ企業の名前や事業内容まで知っている人は少ないでしょう。

また、タイでは過去に軍事クーデター・大規模デモが起きています。中短期で投資を考えているならば、政治リスクにも注意する必要があります。

そして、タイではたびたび被害甚大な災害も起こっています。災害が起こるたびに株価に影響が出る可能性もあることを覚えておきましょう。

リスクを回避するためどうすればいい?

タイ株に限らず、株式投資をする際はリスクも考えなければいけません。まず、正確な情報を得られる情報源を確保しましょう。証券会社では口座開設した人に情報を提供していますので、必ず目を通してから投資をするようにしましょう。

政治リスクに対応するには世界情勢に敏感になっておきましょう。新聞等のニュースも必ずチェックするようにしましょう。

まとめ

タイの投資事情について確認してきましたが、タイは爆発的に伸びている国ではなく穏やかに成長している国と言えます。

大きな利益を得るというより、確実なところに投資をしたい人に向いた外国株でしょう。さまざまな情報を吟味して投資を検討してみてください。

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