
安定した配当と高い成長性が魅力の米国株(アメリカ株)投資とは?
国内総生産(GDP)が世界第1位のアメリカは、投資の世界でも世界を左右する超大国です。株式時価総額の国別ランキング首位を半世紀近く独占しているだけではなく、時価総額ランキング上位には米国企業がズラリと並んでいます。
では、大きなリターンが期待できる米国企業に直接投資するときには、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか?今回は、米国株投資のポイントを見てみましょう。
この記事のもくじ
米国株の特徴を再確認
減配には積極的で増配には消極的な日本企業に対して、株主優先の精神がある米国では、好決算が出ると配当に反映する企業がほとんどであり、何十年も連続増配を維持する企業もあります。
このようなことから米国株は高い配当利回りが魅力であり、長期保有を前提とするなら日本株よりも米国株に投資して配当金をもらい続けるほうが、高い利回りが期待できるのです。
世界的な有名企業が数多く上場する米国市場
米国の主要市場であるニューヨーク証券取引所(NYSE)の上場企業には、医薬品のファイザー(PFE)や食品のケロッグ(K)、生命保険のアフラック(AFL)など、日本でも知名度の高い企業が数多くあります。また、近年注目を集める大手IT企業は、新興市場NASDAQに上場しています。
このように、米国企業の商品・サービスには、日常生活に溶け込んだものが少なくありません。外国株投資に抵抗感を覚える人も、具体的な企業名を見れば外国株投資への抵抗感も薄れることでしょう。
成長期待の大きい米国株
検索エンジンのGoogleやSNSのFacebookやTwitter、スマートフォンのiPhoneなど、世界中で人気を集めるITサービスやガシェットを開発・提供している企業が米国生まれということからも分かるように、米国には新ビジネス・サービスが生まれやすい土壌があります。数ある新興企業から新しい成長企業を見つけるのも米国株投資の楽しみの一つです。
また、米国企業の動向も報じられる機会が多いので、海外株の中では比較的情報を入手しやすいことも米国株の投資メリットと言えます。
米国株を購入できる証券会社は?
他の外国株と同じく米国株に投資できる証券会社は限られており、国内の主要ネット証券ではSBI証券が約1,038銘柄、楽天証券が約1360銘柄、マネックス証券が約3,000銘柄を取り扱っています。
米国株への投資で注意すべきポイント
米国株投資の注意点としては、他の外国株と同じように為替レートの値動きがあげられます。
株式購入時と売却時で為替レートがほとんど変わっていなくても、両替手数料によっては利益が少なくなることがあります。購入・売却時には交換手数料も計算に含めるようにしましょう。
注文可能時間をチェックしておく
日本と米国では時差があり、米国株の取引時間は23:30~6:00のように制限されていることがほとんどです。注文を24時間受け付けている証券会社もありますので、日中に取引をしようと考えている方は証券会社の注文可能時間もチェックしておきましょう。
まとめ
安定した配当金や企業の成長性など、米国株は非常に魅力的な投資先です。米国株投資を考えるならダウ平均株価のような株価指数を見るところからはじめて、興味のある企業の業績・過去の株価をチェックしてみましょう。
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