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株式投資は複利方式!カラクリを上手に利用して資産を増やそう

株式投資は複利方式!カラクリを上手に利用して資産を増やそう

西岡容子
西岡容子
記事の難易度:★★☆☆☆

株式投資をはじめるにあたって、効率よく資産を増やす方法があれば活用したいと多くの人が考えることでしょう。そんな方法の一つが「複利」です。しかし、具体的に複利が効率よく増やすためにどのような役割を果たすのでしょうか。

今回は、株式投資における複利効果を解説することで、複利の重要性を見ていきたいと思います。

複利と単利の基本的な意味について

複利とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式(複利法)によって計算された利子を指します。複利では元金だけでなく利子にも次期の利子がつくため、各期の利子が雪だるま式に増加するという特徴があります。

これに対して、利息を元本に組み入れず、元本固定のままの利息計算は「単利」といいます。

歴史上の人物も絶賛した複利の仕組み

天才物理学者アルバート・アインシュタインも「人類最大の発見」と大絶賛したと伝えられる複利。著名な投資家であるウォーレン・バフェットも複利を最大限活用し、投資の世界で大成功を収めている一人です。バフェットに限らず、投資の世界で成功した人たちは複利の絶大な効果を理解した上で最大限活用しているのです。

複利と単利で計算した場合の比較

元本100万円を年利回り10%で運用したと仮定すると、単利計算と複利計算では次のような差がでてきます。

年数1年2年5年10年20年
単利110万120万150万200万300万
複利110万121万161万260万673万
差額01万11万60万373万

運用当初は単利と複利に大きな開きはありませんが、年数が経つほど複利のほうが急速に増え方が大きくなっていくのがわかりますね。

複利効果を最大限伸ばすには

複利では新たに発生した利息を元本に組み入れることで元本額を増やすため、年数が経つほど利益の額は雪だるま式に増大していきます。

複利効果は時間をいかに味方につけるかにかかってきますので、たとえ少額でもできるだけ早い時期から運用をはじめることで、最終的に大きなリターンの違いとなって現れます。

会社員の定年(65歳)を投資におけるひとつのゴールと考えるのであれば、現在50歳の人に残された時間はあと15年しかないのに対して、現在30歳の人は35年もの運用期間があるのです。

これだけの差があれば複利における運用では非常に大きな差がついてくることは一目瞭然ではないでしょうか。

課税はなるべく繰り延べするほうがお得

株式取引でも利益がでれば課税されますが、売却して利益確定をしたときに課税対象となるため、可能なかぎり利益確定を遅らせることは課税の繰り延べにつながります。また、課税の繰り延べは課税負担を抑える効果も期待できます。

複利によって保有している株価の含み益が膨大になっても、利益確定をしなければ課税額は確定されません。安易な利益確定はしないほうが賢明といえます。

複利の場合に考えられるリスクとはどんなものか

複利効果はプラスの面ばかりが強調されていますが、マイナス面でもまた大きな作用があることは把握しておきましょう。複利を使って劇的に資産を増やそうとする人は高いリスクを取りがちですが、「再投資分もリスクにさらしている」という事実を忘れてはなりません。

単利であれば運用で得られた配当は投資家の手元に残りますが、複利で運用が失敗してマイナスになると、運用で得られた配当も再投資されているため、巨額の損失をこうむることになります。

株式投資とは銀行預金とは異なり運用利回りが保証されていませんし、複利計算で算定する運用益についても実際にその通りに動くとも限らないのです。投資の世界は常に株価の大暴落・自然災害・景気の悪化など、さまざまなリスクを抱えているため、リスクを意識した運用を心がける必要があります。

まとめ

複利と単利の比較、複利の効果とそのリスクについて見てきましたが、複利の効果を最大限発揮させるためには短期的ではなく長期間にわたる投資を行うことが重要です。

また、株を複利で運用するとメリットが大きい分、リスクも増大してしまうため、常に運用方法のバランスを意識しながら投資することが大切だということを覚えておきましょう。

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