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仕手株に手を出すな!は本当の話?

仕手株に手を出すな!は本当の話?

株の知識レベル:★★★☆☆

日々の材料に関係なく急騰と急落を繰り返す仕手株のマーケットは、勢いに乗れば10%以上の上昇は当たり前。ストップ高を連日で記録するケースも決して珍しいことではありません。下値が非常に速く、仕手株への投資にはさまざまなリスクが伴う一方、上値上昇力への魅力から、投資を考える個人投資家も多いことでしょう。仕手株は本当に買うべきではないのでしょうか。

仕手株はプロがメインのマーケット。安易に参入を考えないこと

仕手株に投資をする際に押さえてほしいことは、仕手株がプロのマーケットだと言うことです。株の値動きが仕手筋の売買動向に左右されるため、投資初心者には非常に難しく、利益を上げることは非常に難しいと言えます。テクニカル分析の知識や、短期トレードでそれなりのキャリアがないと利益を上げられないでしょう。百戦錬磨の投資家が仕手株の取引参加者であり、利益獲得者です。仕手のマーケットでは、プロと戦っている認識を持って株式市場にエントリーする必要があります。

ファンダメンタルズを信頼しすぎない。仕手株にセオリーはない

仕手株のマーケットでは、ファンダメンタルズ分析は通用しません。基本的に仕手筋は小型株を仕手化します。同一銘柄をこつこつと買い貯めて、売り仕掛や買い仕掛を仕掛けます。つまり、仕手筋自身の資金力で株価を動かせるような銘柄しかトレードしません。よって、ファンダメンタルズの影響を受けやすい大型株のトレードは好まない。仕手株のマーケットでは、投資のセオリーが通用しないことを理解してトレードすることが大切です。

投資初心者は仕手株に手を出さない方が無難

上述した仕手株の特徴からも、仕手株トレードの難しさをかいまみることができます。投資初心者は、仕手株への投資を避けた方が無難です。仕手筋の急な買い仕掛や売り仕掛に踊らされるでしょう。仕手株は想定外の値動きを見せます。企業業績や金融政策は関係ありません。短期で仕手株のように値動きの荒い銘柄に手を出すことはリスクが高すぎます。よって、仕手株のマーケットに個人投資家が参加することは避けた方がよいと言えるのです。

信用銘柄、業績が落ち込んでいる銘柄には要注意。仕手化の可能性

仕手筋は売りからも買いからも利益獲得をもくろみます。つまり、信用取引が可能な銘柄を好んで購入する訳です。特に、中小型株の信用銘柄には要注意。知らず知らずのうちに、仕手筋の資金が流入している可能性があります。また、業績が落ち込んでいる銘柄も仕手筋の投機対象になりやすい傾向にあります。安値圏で丹念に買い貯め、同一銘柄を仕手化します。その後、まとまった売りを仕掛ける訳です。これらの銘柄も仕手株になりやすい傾向にあるので、トレードのときには細心の注意を払う必要があります。

それでも仕手株を購入したい場合はテクニカル分析を極める

それでも仕手株を購入したい場合はテクニカル分析を極める

個人投資家は仕手株に手を出さない方が無難ですが、どうしても仕手株投資を行いたい場合は、テクニカル分析を極めることが欠かせません。仕手筋は投資家心理を読んでトレードを行います。同様に、仕手のマーケットに参加する個人投資家も仕手筋の投資家心理を読み解く必要があるのです。投資家心理を読み解くツールはローソク足。ひいては、テクニカル分析なのです。ローソク足の形状や日々の値動き。さらには、単日の値動きまで分析して投資判断を下す必要があります。ファンダメンタルズに基づいた値動きをしない、仕手株ならではの分析アプローチです。

損切りラインを徹底して守ることが重要

仕手株へ投資をする際は、あらかじめ損切りラインを明確にしてトレードをすることが重要です。仕手株は上値も速ければ下値も速いことが特徴です。そろそろ底値だろうと勘ぐっていると、売り仕掛の餌食になってしまう可能性があります。仕手筋は下落局面でも収益機会を創出することができます。仕手筋にとって、株価下落は脅威になりえないのです。仕手株投資においては、従来の底値の認識を捨て去らなければなりません。損失を限定するためにも、損切りの徹底は強い意志でするにしましょう。

まとめ

投資初心者は、仕手株に手を出さないことがセオリーです。比較的株価も安く、一見、個人投資家にも買いやすそうに映ることもあるでしょう。しかし、安易に仕手のマーケットに参入すると、痛い目にあうことになります。上述したように、セオリーが通用しないこと、仕手筋の売買動向によって株価が変動することについては、必ず理解しておかなくてはなりません。仮に投資をするのであれば、損切りラインは徹底して守ることが重要です。また、資金の性質についても意識することが重要です。仕手株はハイリスクハイリターンの取引です。必ず余剰資金で仕手株投資をするようにしましょう。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
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