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やってはいけない!個人型確定拠出年金(iDeCo)運用のNGリスト

やってはいけない!個人型確定拠出年金(iDeCo)運用のNGリスト

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★☆☆☆

2017年より本格始動した個人型確定拠出年金(iDeCo)は、税制優遇が見逃せない制度ですが、運用方針によっては思わぬ損失をこうむるリスクがあります。

今回は、iDeCoを利用するときに避けるべき投資行動について確認して行こうと思います。

iDeCoはポートフォリオが最重要

iDeCoの主な投資商品は、元本確保を目的とする定期預金を除いて投資信託に限られています。iDeCo口座を開設した金融機関が提供する投資信託の中から、間接的に株式や債券に投資するイメージです。

そのため、目標とする投資リターンを得られるかは、ポートフォリオの構成によって左右されるのです。

ポートフォリオ次第では損失が拡大する可能性も

iDeCoに加入する金融機関や勤め先によって、投資信託(ファンド)のラインアップは異なります。

将来に向けた資産形成ならリスクを取りすぎないポートフォリオがセオリー。資産配分でリスクを取りすぎると、資産形成どころか資産をうしなうことにもつながりかねません。

海外資産のウエートを高めすぎない

海外資産の保有ウエートを増やしすぎると、投資対象の値動きにプラスアルファして為替リスクにさらされ、価格変動リスクを増大させることに直結します。海外資産に投資するのであれば、主要国に限定するなどの工夫が必要です。

米国株式であれば、AppleやAmazonなどの国際優良銘柄が非常に多く、ダウ平均に代表される株価指数に連動することを目指す優れたファンドが数多く設定されています。

外貨資産を持たないこともリスク

iDeCoは一度加入すると原則60歳まで引き出しできず、自動的に長期投資をすることが確定しています。十年先のマーケットを予想することは至難の業ですが、将来的に国内資産の価値が下がる可能性は小さいものではありません。

為替リスクのない国内資産でポートフォリオを固めても、安全かと言えばその限りではないのです。これに備えるためには、やはりある程度の外貨資産を組み入れたポートフォリオは欠かせないといえそうです。

リスク資産のウェイトを高めすぎない

ポートフォリオ構成を心がける上で最も重要なことは、リスク資産のウエートを高めすぎないことです。

特に新興国株式ファンドはハイリスク・ハイリターンな資産の代表格。投資対象である新興国株式の値動きに加えて、為替レートも値動きに寄与するので、新興国株式ファンドへの投資は抑えめにする必要があります。

新興国債券はハイリスク

基本的に債券は安全資産として認識されていますが、新興国債券(エマージング債)は債券自体の値動きが荒く、為替リスクも相まって、常に基準価額の下押しリスクにさらされます。

エマージング債はハイリスクな反面、高利回りが期待できるので、値動きの荒さとリターンの兼ね合いを見ながらであれば有力な投資対象の一つとなります。

まとめ

長期投資を前提とするため税制面で非常に優遇されているiDeCoですが、ポートフォリオによっては大きなリスクも伴います。

リスクを抑えた資産形成のためには国際分散投資の考えかたが重要であり、投資対象国と投資対象資産を広く分散することが大切です。目標とするリターンを明確に定めて、目標に則したポートフォリオ作りを心がけましょう。

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