初心者でも株の買い方がわかる!株の教科書.com

指値と逆指値の使い分け方。ロスカットに重要なテクニック

指値と逆指値の使い分け方。ロスカットに重要なテクニック

徳田陽太
徳田陽太
記事の難易度:★★☆☆☆

逆指値という注文方法をご存知でしょうか?個人投資家の方なら指値注文は知っているでしょうが、逆指値の仕組みはしっかり理解できていない方もいると思います。

成行注文と指値注文の概念にプラスして、逆指値による注文方法を理解出来れば、投資の幅も格段に広がります。今回は、指値と逆指値の違いに注目して使い方を確認しておきましょう。

指値と逆指値ではそもそもの考え方が異なる

指値と逆指値ではそもそもの考え方が異なる

逆指値の考え方は「損失覚悟」です。

通常の指値注文なら、ここまで安くなったら買いたい、ここまで高くなったら売りたい、というように「安値拾い、高値売り」の原則にそった注文となります。

これに対して逆指値では、一定の高値水準に達したタイミングで買い注文を入れます。損失覚悟で縦追いの買い注文を入れるのです。

売り注文の場合も同様です。一定の下値水準に達したら売り注文を入れます。指値水準まで下がったら、下落トレンド入りしたと想定するわけです。こちらも損失覚悟のマインドで注文を入れるということです。

すなわち、指値と逆指値ではそもそもの考え方がまるっきり異なるのです。

逆指値を知ることで投資の幅が広がる

逆指値をうまく活用することで、投資の幅は格段に広がります。逆指値による注文を活用することで、利益獲得と損失縮小のどちらの観点からも有効にアプローチすることができます。

新興市場の急騰銘柄では縦追いの様相を呈することが多く、連日ストップ高となるケースも珍しくはありません。このようなケースでは、指値で高値売り注文を入れるよりも、逆指値で高値買い注文を入れた方が効果的な場合があるのです。

リスクは伴いますが、その銘柄の先行きに自信がある場合は、逆指値の買い注文を利用しても問題ないでしょう。

また、下落局面での逆指値の売りは積極的に利用すべきです。逆指値を知ることで、銘柄にマッチした投資法を選ぶことができるので、投資の幅が拡大します。

逆指値はロスカットとしても効果的

逆指値はロスカットとしても効果的

新興市場の値動きの荒い銘柄に投資をする際には、逆指値を利用することをおすすめします。

特に、マザーズ上場の時価総額の小さい銘柄であれば、上値余地も大きい分、下値リスクもかなりあります。あらかじめ逆指値で注文を入れることで、逆指値による注文がロスカットとして機能するのです。

もちろん、損失を確定させることにはなりますが、逆指値の値以上に損失を被ることはありません。

流動性の低い銘柄は逆指値の成行注文が有効

出来高に乏しい流動性の低い銘柄では、保有株数の全部を売却しきれない可能性があることから、逆指値の成行注文は欠かせません。

小型株の特徴として、下落トレンド入りするとなかなか下げ止まらないことが挙げられます。仮に自分の希望売却株数を買い受けるだけの買い方がいなければ、逆指値で指値を入れてしまった場合には、一部約定か最悪のケースは未約定で取引が終了してしまうケースがあるのです。

逆指値の成行き注文であれば、指定金額まで到達した時点で、成行で売り切ります。きれいにロスカットを行いたい場合には、逆指値の成行き注文がおすすめです。

逆指値の買い注文は自信があるときだけ利用する

逆指値の買い注文は自信があるときだけ利用する

逆指値の買い注文は積極的に使う必要はないと思います。その銘柄の先行きに相当の自信があるときは別ですが、基本的には利用する必要はないでしょう。

投資初心者であれば積極的な利用を避けて、あくまでロスカットのための注文方法として使うことをおすすめします。

テクニカルメインのトレーダーであればメリットがある

基本的に逆指値を利用するのは「損失覚悟で短期スタンス」のトレーダーがメインでしょう。短期トレーダーが多いということはすなわち、テクニカル主体の投資家が多いことを指すのです。

テクニカルで代表的な指標で、短期線が長期線を上抜ける「ゴールデンクロス」と言う指標が存在します。逆指値の買い注文を利用することで、ゴールデンクロス形成のタイミングで買い注文を執行することが可能になるのです。

かなり難易度の高い手法になりますが、逆指値の買い注文においては、このような有効活用法が想定されます。

まとめ

逆指値の有効活用における最も重要なポイントは、ロスカットとしてうまく利用することでしょう。逆指値の買い注文を否定するわけではありませんが、有効活用するには相当高度なテクニックが要求されます。

逆指値の売り注文であれば、むしろ積極的に利用すべきです。特に、新興市場の中小型株投資においては、リスクヘッジとして必須のテクニックと言えるでしょう。

自己防衛、投資資金を守る為にも有効活用して頂ければと思います。

総合評価
(0)

証券会社を選んで口座を作ろう!

免責事項

株の教科書.com(以下、当サイト)で提供している文章、画像、動画等のコンテンツ(以下、コンテンツ)は、作成時点で得られた情報を元に作成しております。その内容について作成時および未来において正確性、安全性は保証しておりません。

当サイトは投資に関する知識、技術情報の提供を目的としており、特定の銘柄、投資対象、投資行動、運用手法を奨励するものではありません。お客様ご自身の投資に関わる一切の行動につきましては、ご自身の責任の下でご判断ください。投資、資産運用によって発生した損益はお客様ご自身に帰属するものとし、当サイト掲載の情報に基いて発生した損害について一切の責任を負うものではありません。