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ボーナスを眠らせてない?預金と株式投資はこんなに違う

ボーナスを眠らせてない?預金と株式投資はこんなに違う

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横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★★☆☆☆

長引く低金利環境やアベノミクスの一環として導入されているマイナス金利政策により、銀行にお金を預けていてもほとんど増えることはありません。最近では資産を増やすことを目的に投資をはじめる人も増えました。

なぜ、株式投資だと資産を増やしやすいのでしょうか。今回は、預金と株式投資の違いを理解して、資産運用の配分を見直してみましょう。

銀行預金も株式投資も同じ資産運用

資産運用とは、「自分の持つ資産を貯蓄・投資することで、効率的に資産を増やすこと」です。安全性やリターンに差があるだけで、銀行預金も株式投資も資産運用であることに変わりありません。

資産運用では元本保証がされる預金の存在は欠かせません。銀行預金と株式投資の違いをしっかりと理解して、うまくバランスを取ることが大切です。

預金よりもハイリスク・ハイリターンな株式投資

金融の世界では、リスクが高い商品ほどリターンが高くなるのは常識です。元本保証商品である預金だけでは、低い利回りしか得られません。

これに対して株式投資は、社会全体の景気動向だけではなく、個別の企業業績によっても大きな値動きがあるため、それだけ大きなリターンが期待できます。

預金は金融機関が破たんしても一部が保護される

資産運用をするときに気になるのが、預けたお金がどこまで守られるのかという部分です。

銀行なら万が一にも破たんしても、預けているお金は、預金保険法に基づく預金保険制度で一部保護の対象となり、一金融機関で一人当たり「元本1,000万円とその利息」までが預金保険機構によって保護されます。

ただし、国内銀行の海外支店や海外銀行の預金や外貨預金など、保護の対象にならないものもあるので注意が必要です。

株式投資には保護制度はない

一定額までの補償制度がある銀行預金に対して、株式投資ではこうした保護制度はありません。ある会社の株式を保有するということは、その会社のオーナーになることであり、投資家は経営に対して責任を取る立場だからです。

株式投資では持ち分に応じて会社の利益を手に入れられる代わりに、失敗したときの損失も全て引き受けなければなりません。

運用に成功すればリターンが大きい株式投資

銀行預金と比べてハイリスク・ハイリターンな株式投資を資産運用に組みこむには、リスクとリターンのバランスを取ることで安定運用を目指すことが欠かせません。

銀行に100万円を10年間預けても、メガバンクの定期預金金利の水準(2017年7月現在で、0.01%が多い)では、1,000円も増えない計算です。しかし、株式投資で年平均3%で運用できれば、10年で34万円(税引き後約27万円)を増やすことができるのです。

一部を株式投資に充てることで利回りを改善できる

効率よく資産を殖やせる株式投資を活用すれば、より早く資産を殖やすことができますが、すべてを株式などのリスク資産に投資するのはリスクが高すぎるので、資産の一部を株式投資を充てるようにしましょう。

株式投資に回す資金を限定することで、損失が発生しても少額にとどめて、再挑戦の機会を確保できるのです。

まとめ

まとまったお金の一部を株式投資に充てることで、銀行預金を大きく上回る利回りを得られる可能性があります。

資産の一部だけでもリスクを取れば、堅実な投資を心がけることで、着実に資産を増やすことにつながるのです。

» 株式投資の基本をもっと学ぶ

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