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シンガポール株の特徴と購入前に気をつけたいポイント

シンガポール株の特徴と購入前に気をつけたいポイント

株の知識レベル:★★★☆☆

東南アジアには開発途上国が多いイメージがありますが、シンガポールに関しては、とても進んでいる国という印象を持っている人が多いのではないでしょうか?そのイメージ通り、1人当たりの国内総生産(GDP)は東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国の中で圧倒的第1位です。また、観光立国でもあり、日本からも多数の観光客が訪れています。経済も発展しているように見えますが、実際はどのようになっているのでしょうか?株式市場の様子と併せて見てみましょう。

シンガポールの産業と経済について

シンガポールは東南アジアの金融・貿易の中心地として長いこと機能してきました。国民1人当たりの名目GDPも非常に高く、2016年は米国に次いで第10位に位置しています。日本の順位が22位であるところを見ると、生産性がとても高いことが分かるかと思います。ですが、懸念材料もないわけではありません。それは、経済成長率が鈍感しているところからも見て取れます。2000年代初頭まで8~9%程度だった経済成長率ですが、2014年あたりから3%程度に低下、観光収入も減少してきています。

そしてシンガポールには純粋な観光目的の人だけでなく、海外からのビジネス客も訪れています。景気の良くない国からは観光目的であれビジネス目的であれ、旅行客はやってきません。他国の景気にも左右されることがシンガポール経済の弱点と言えるでしょう。

シンガポールの株式市場はどうなっている?

シンガポールの株式市場について見てみましょう。

シンガーポールの株式取引はシンガポール証券取引所で行われていて、メインマーケットと新興企業向け市場の「カタリスト」に分かれているのが特徴です。

もう一つの特徴は、シンガポール証券取引所に上場している企業には外国企業が多いことです。特に、貿易でも深いつながりのある中国企業の上場は増えていて、770社ほどある上場企業のうち、シンガポール企業は500社弱、中国企業は100社ほどとなっています。

シンガポール株式の特徴について

シンガポール株式の特徴について

シンガポールの株式にはどのようなものがあるのでしょうか。

メインマーケットに上場している企業で一番多い業種は製造業であり、その中でもシンガポールの輸出産業であるエレクトロニクス分野の企業が最多となっています。

そして、株式の時価総額の高さでは金融関連企業が占めています。金融関連企業が高く評価されているのは、シンガポールが東南アジアの金融の中心地であり、他国との貿易が多いことが理由でしょう。また、先述した通り、中国企業も目立ちます。このことから見るに、シンガポールの経済・株式市場は「外国企業・株式」があって成り立っているように思えます。

シンガポール株に投資する時は何を見る?

シンガポール株に投資するならば、国全体の貿易の状態についても見ていかなければなりません。

シンガポールだけで事業を行っている企業もありますが、やはり国全体で貿易に力を入れているだけあって、他国からの輸出入を事業の中心に据えている企業も多くあります。投資をする際は、国が貿易に対してどのような政策を取っているかがとても重要になります。

また、相手国の景気についても確認しておく必要があるでしょう。いくらシンガポールに問題がなくとも、相手国が不景気に陥ると、輸出入量が減る可能性がありますので、注意してください。

投資をしたい時はどうすればいい?

投資をしたい時はどうすればいい?

シンガポール株投資を始めたい時は、まず取引ができる証券会社を探すことが必要です。シンガポールを含むアセアン諸国株を扱う証券会社はあまりありません。証券会社のサイトで「シンガポール株の取引はできるか」「取扱銘柄はどのくらいあるか」は必ず確認の上、口座開設をしてください。

ただ、日本でシンガポール株を扱う証券会社では、有力企業の株式の取り扱いはありますので、よほど「隠れた優良企業」を探したい場合以外は心配しなくてよさそうです。

どのような業種・銘柄がお勧めなの?

シンガポールは貿易大国であり、注目企業も貿易に関連したところとなります。

例えば、運輸関連、金融関連は貿易に必ず必要になります。また、シンガポールの輸出品であるエレクトロニクス関連、石油製品関連の企業にも要注目です。国土が狭いという弱点もありますが、人材力や技術力で貿易大国として成功しているシンガポールです。成長率は鈍化しているものの安定はしているので、投資先としては今後も期待できるのではないでしょうか?

まとめ

シンガポール株や市場、経済について見ていきました。

貿易で成り立っている国ですので他国の景気に左右されてしまう面もありますが、経済システム等はしっかり構築されており、非常に安定している国です。投資を考えることをお勧めできる国であると言えるでしょう。

証券会社で営業・窓口職を4年ほど経験。
営業経験談・苦労話・面白話なども沢山持っています。4歳と1歳の子育て中です!
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