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インドネシア株の特徴と購入前に気をつけたいポイント

インドネシア株の特徴と購入前に気をつけたいポイント

株の知識レベル:★★★☆☆

インドネシアにはバリ島などの観光地、イスラム教徒が多い、日本企業の進出が増えてきている、などの印象があると思います。その印象の中の一つに、経済発展もあるのではないでしょうか?インドネシアは、現在急激に発展している国家です。株式投資の面からも期待できるかもしれません。今回は、インドネシア株式の特徴や注意点について取り上げていきます。

発展著しいインドネシア、経済の面では?

現在、インドネシアには2.55億人の人口がいます。これは、中国、インド、アメリカに次ぐ世界第4位の多さです。人口の多さもさることながら、もっと驚くのは、平均年齢が29歳と非常に若いことでしょう。生産年齢人口(15歳~65歳)比率が非常に高い「人口ボーナス期」も2044年まで続くと言われ、「超高齢化社会」が問題化して久しい日本に比べると、非常にうらやましい状況です。
経済でもインドネシアは右肩上がりに成長中です。実質国内総生産(GDP)も2000年と2016年では2倍以上の伸びがあります。日本の経済成長率と比べると、この数字は信じられないのではないでしょうか?

インドネシアの株式市場の特徴とは

インドネシアの株式取引は、首都・ジャカルタにある「インドネシア証券取引所」で行われています。

インドネシア証券取引所の上場企業数は500社超で日本の東証一部の約2,000社と比べると少ないものの、インドネシアの株価指数「インドネシア総合」を確認してみると、10年ほどの間に約3倍も伸びています。リーマンショック等の影響を考えると、10年間のほとんどの期間、株価が伸び続けているというのは称賛に価することです。

証券会社の選び方と口座開設について

証券会社の選び方と口座開設について

インドネシア株式の取引をする際は、日本や他の国の株式取引と同様、証券会社に口座開設の必要がありますが、インドネシア株式を取り扱っている証券会社は限られています。米国・中国・韓国といった他の外国株式に比べても、取り扱いのある証券会社は非常に少なく、日本の証券会社では取り扱っている数銘柄程度と取扱銘柄も多くはありません。

自分の取引したい証券会社がインドネシア株式をどのくらい扱っているかを必ず確認してから、口座開設をしましょう。口座開設の方法は、他の外国株式口座と同じです。インターネット上だけで開設できる証券会社も増えていますので、自分のスタイルに合った会社を見つけてください。

どのような銘柄がある?注目業界は?

肝心の銘柄ですが、日本での知名度があまりない企業が多いことは否めません。しかし、注目されている業界はいくつかあります。例えば、資源関連です。インドネシアでは石油・石炭・パーム油などが産出され、輸出もされて、インドネシア経済を支えています。国民の生活水準も飛躍的に上昇中ですが、まだテレビ・洗濯機等の耐久消費財が国民に普及しているとは言いにくく、これから徐々に普及していくと思われますので、関連業界の銘柄は見ておいたほうが良いでしょう。

そして、最後にインフラ関連です。都市部は発展し、都会的な印象を与えるインドネシアですが、地方ではまだまだ整備されていない部分が多くあります。水道・電機関連や工事関連の業界もチェックしておいてください。

インドネシア株式投資で注意すべきポイント

インドネシア株式投資で注意すべきポイント

今後ますますの発展が期待できるインドネシアですが、株式投資にするにあたっては注意しないといけない点もあります。最大の注意点は、情報が極めて少ないことです。外国株式はただでさえ情報が少ないのですが、インドネシアを含むアセアン諸国の株式情報はほとんど入ってこないので、有望な銘柄選びも非常に難しいかと思われます。

また、株式を購入したとしても、新商品・開発などのニュース、決算情報もなかなか日本では報道されません。もう一つの問題点は、為替についてです。インドネシアの通貨は「ルピア」ですが、こちらについても日本の報道で目にすることは極めて少ないようです。米ドルやユーロのように、「円安・円高」といった話題にも上がらないので、為替差益・差損が出ているのかどうかも分かりにくいこともネックになっています。

上手にインドネシア株式に投資する方法

残念ですが、現状ではインドネシア株式の情報はなかなか入りづらいと思われます。この状況の中で上手に投資する方法は、証券会社を最大限に利用することに尽きるでしょう。インドネシア株式を扱う証券会社では、顧客向けに投資情報を公開しているところがあります。この情報も重要度に応じて有料・無料と分かれるので、取引口座を開設する前にどの程度の情報が手に入るのかを各証券会社のサイトで見ておいてください。自分の欲しい情報を提供してくれる証券会社で取引するようにしましょう。

まとめ

今後の経済成長が期待できるインドネシアですが、株式投資も期待できるようです。どの銘柄がいいのか?については詳しく調べないと分からないところが弱点ですが、今のうちにこの好景気の波に乗っておくのも悪くはないのではないでしょうか。

証券会社で営業・窓口職を4年ほど経験。
営業経験談・苦労話・面白話なども沢山持っています。4歳と1歳の子育て中です!
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