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差金決済取引(CFD)のメリットとは

差金決済取引(CFD)のメリットとは

たじりひろこ
たじりひろこ
記事の難易度:★★★★☆

口座開設時で保有資産や投資経験の有無が問われたり、年齢制限がある差金決済取引(CFD)は、敷居が非常に高いと感じられるかもしれません。しかし、現物株取引にはないたくさんのメリットがあり、現物株取引のリスクヘッジとして利用している人も多いようです。

今回は、CFD取引のメリットがどのようなものかを見てみましょう。

資金負担を軽くすることが可能

CFD取引の最大のメリットは、自己資金の負担軽減が可能になることではないでしょうか?現物投資では買付けに必要な金額を用意しなければ、買うことができません。しかし、レバレッジを効かせられるCFD取引では証拠金を差し入れておけば、その金額の数倍から数十倍の取引ができます。

証券会社や取引銘柄によってレバレッジ倍率は異なり、数十倍から数百倍と幅があります。信用取引では証拠金の3倍が上限であることに比べると、CFD取引はさらに大きなお金を動かせる点で魅力的です。

手数料もお得なCFD取引

インターネットでの株式取引の広まりに合わせて、証券会社の手数料も安くなる傾向にあり、CFD取引もその例外ではありません。しかも、現物株取引よりも手数料を低く抑えている証券会社が多数あります。一日に何度も取引することが多いCFD取引では、手数料負担が小さい点は大きな魅力の一つと言えます。

「売り」「買い」どちらからでも大丈夫

通常の株式投資では、株式を「買って」高くなったら「売り」、その差額が利益となるため、買った時よりも下がれば損失が出ます。しかしCFD取引は、「売り」「買い」どちらからでも取引をはじめることができます。
特に「売り」からはじめる取引は、今後の株価が下落すると予想したときのリスクヘッジとして効果的であり、適切に売り・買いを組み合わせることで、株価が上昇・下落しても利益を出すリスクヘッジに効果的です。

反対売買の期限がないという利点

「売り」から取引ができるのは信用取引と同じですが、この二つの取引方法には反対売買の期限の有無という大きな違いがあります。信用取引のうち、制度信用取引では、取引から6カ月以内に反対売買が必要となりますが、CFD取引では期限がありませんので、長期間保有することもできます。また、信用取引で発生することがある調達コスト(逆日歩)が発生しません。

このようにさまざまなメリットがあるCFD取引ですが、取引価格が急変して証拠金が不足したときに自動で反対売買をするロスカット(損切り)の対象となる点には注意が必要です。強制ロスカットとなる水準は証券会社によって基準が違うので、取引前に必ず確認しましょう。

CFD取引は幅広い銘柄の取り扱いが魅力

CFDの取扱銘柄は、国内株式や国内株価指数をはじめ、外国株、外国株価指数など、対象となる商品は多岐に渡ります。万が一、日本国内の市場環境が悪かったとしても、外国の市場環境に問題が無かったら、投資先を切り替えればいいのです。

現物株で外国株取引をはじめるのであれば、新たに外国株口座を開設する必要があり、口座管理料を徴収されることも少なくありません。CFD口座では新たな口座開設は必要なく、口座管理費もかからないため、口座開設ができれば低コストで取引をはじめることができます。

証券会社によって得意分野が異なる

同じCFD取引でも証券会社によって得意分野が異なる点には注意が必要です。どのような銘柄を扱っているかは証券会社のWEBサイトで紹介されています。また、証券会社それぞれの特徴をまとめたWEBサイトもありますので、参考にしてもよいかと思います。

まとめ

現物株取引よりも仕組みが難しいCFD取引は、誰でもできる取引ではありませんが、リスクヘッジには効果的な取引方法です。

さまざまな取引方法を利用して、株価がどのように動いても利益を出せるように、市場や取引に関しての見識を深めておくことをおすすめします。

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