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初心者は手を出すな!という株式の種類

初心者は手を出すな!という株式の種類

株の知識レベル:★★☆☆☆

株式投資を始めたいと思ったら、まず銘柄選びをしないといけません。
ですが、どのような銘柄がいいか分からない、選び方を間違えて大損するのが怖い、と思っている方も少なくないのではないでしょうか?どの銘柄がいいのかは、投資目的も違いますので、人それぞれで違いますが、初心者には危ない株は存在します。
株式投資を始めたばかりの時期に大きな失敗をしないよう、どのような株が初心者には向かないかを確認していきましょう。

お勧めできない。値動きのない株

株式投資は「株価が安い時に買う」「高くなったら売る」の繰り返しです。
値動きがほとんどない銘柄は、売買タイミングをつかむことが非常に難しく、このような株式は一日の売買数が極端に少ないことも珍しくありません。売却したいと注文を出しても、取引が成立しない可能性もあるのです。安易に手を出さない方がいいでしょう。

それでも投資したい場合は何を見るといい?

値動きがない銘柄は、初心者が投資するには難しいと思われます。しかし、「長期保有するつもりだから、値動きがなくてもいい」という人も中にはいるでしょう。あえて値動きしない銘柄を買う場合は、どこを見て投資先を決めればいいのでしょうか?
その時は、配当がいくら出ているか、株主優待はどうなっているかが決め手になります。安定的に配当が出ている、魅力的な株主優待があるなど、自分のニーズに合ったものを選んでください。
配当金や株主優待の内容については、「会社四季報」や各種マネー雑誌、または株式情報サイトで紹介されています。

「監理ポスト」の株式は大丈夫?

新聞の市況欄に「監理ポスト」と書かれている部分があります。「ここにある銘柄は東証一部で、しかも株価も低くなっているみたい。試しに買ってみよう。」と思われるかもしれませんが、気を付けてください。
なぜ「監理ポスト」「整理ポスト」に入っているかを確認する必要があります。
そもそも「監理ポスト」とは、株式が上場廃止基準に当たるかどうかを確認するために入れられるところです。上場廃止基準に当たる場合とは、株式公開買い付け(TOB)で株式が買い付けられ経営権が移る可能性がある、報告書等に虚偽記載があった、などです。
問題が解決すれば、監理ポストから通常取引に戻りますが、解決しない場合は上場廃止に向けて動くことになります。
監理ポストに入るということは、今後の上場維持が疑われるという状態であり、それだけ信用が落ちている状態にあると言えるので、株価も下がっているのです。
今後の株価上昇も難しいと言えるので、手を出さない方がいいでしょう。

「整理ポスト銘柄」は大丈夫?

同じく市況欄には「整理ポスト」という部分があります。整理ポスト銘柄は、TOBで買収された、倒産が決まった等の理由で上場廃止が決まっている銘柄であり、普通はこの整理ポストに入った後、1カ月ほどで上場廃止になります。
整理ポスト銘柄は非常に株価が低くなっている場合もあり、大量の株数を保有し、少しの値動きで利益を得るチャンスと考える人もいますが、初心者は投資を止めておいた方がいいでしょう。
整理ポストの銘柄はマネーゲーム感覚で売買されることが多く、株価の乱高下もたびたび起こります。そのため、売買のタイミングを計るのが非常に難しくなります。また、上場廃止も間近なため、売り損ねると、投資した分が全く回収できないという恐れもあるのです。
目先の利益が欲しいために投資をして、結局大損してしまったという事態は避けるようにしましょう。

気を付けたい。「仕手株」とは?

気を付けたい。「仕手株」とは?

仕手株とは、「仕手筋」と呼ばれるプロ投資家集団によって、投資の対象になっている銘柄です。
通常、株価は企業の業績、業界の動向、市場環境などによって変動すますが、仕手株になると業績や市場環境がどうなのかは関係なくなります。
目を付けた銘柄に大量の注文を入れて、売買をするので、株価が乱高下することになるのです。この値動きを使って利益を得ようとするのが、仕手筋の取引の仕方です。
どの株が仕手株になるのかについては、明確な答えはありませんが、誰もが知っている有名企業の銘柄は狙われることは珍しく、話題になりにくい不人気銘柄が目を付けられやすいようです。
また、仕手筋が仕手株からいつ手を引くかは、誰にも分かりません。売るタイミングを失って、大損する人も多数いるのです。
「市場が開いている時間は、ずっと株価チェックできるから大丈夫。」と思う人もいるでしょうが、絶対に手を出さない方がいい種類の株式です。

チェックしておきたい「信用買い残」

「信用買い残」とは信用取引での買い株数がいくら残っているかを示しているものです。証券取引所や証券会社のサイト、株式情報サイトで確認することができます。
信用取引では、「信用買い」「信用売り」を行いますが、6カ月以内に必ず反対売買をしなければなりません。信用買い株数が多いということは、それだけ売る必要のある株式が残っているという証拠でもあります。
その時点で株価が上昇していたとしても、信用買い残が多い株式は近い将来下落するリスクをはらんでいるということになりますので、注意してください。

まとめ

初心者が手を出すには大きなリスクのある株式を見ていきましたが、ここで取り上げているものの中には、ある程度投資に慣れた人にとっても、避けた方が無難な株式もあります。
投資先を決める時は、「自分の資金で買えそうな株価なのか」だけではなく、業績、今までの値動き、売買高なども確認するようにしましょう。

証券会社で営業・窓口職を4年ほど経験。
営業経験談・苦労話・面白話なども沢山持っています。4歳と1歳の子育て中です!
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