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投資初心者が知っておきたい株式取引の基礎用語

投資初心者が知っておきたい株式取引の基礎用語

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★☆☆☆☆

株式投資の世界では、たくさんの専門用語が使われています。ある程度これらの言葉を理解していないと、意味することを正しく理解できません。用語を理解できないままに取引をするのは不安になるでしょうし、リスクも高くなります。

今回は、株式取引をしていて見聞きする機会の多い言葉を中心に、株式投資の基礎用語を解説します。

株価や取引量に関する基礎用語

株価は、取引時間中にも変動します。そこで、キーになる4つの株価に名前がついています。取引開始後、最初についた株価を「始値(はじめね)」、取引時間の最後についた株価を「終値(おわりね)」と呼びます。取引時間中についた最も高い取引価格を「高値(たかね)」、最も安い取引価格を「安値(やすね)」と呼び、この四つをまとめて四本値(よんほんね)と言います。

1日の取引時間中に売買された株数のことを「出来高(できだか)」と呼び、出来高が多い銘柄は流動性があると言われ、少ない銘柄は流動性が少ないと言われます。実際の取引では、出来高が少ない銘柄は狙った金額で取引できない場合があるので、注意が必要です。

チャートや値動きの様子を知ることができる基礎用語

株価の動きを一目見てわかるように図にしたものがチャートです。チャート上で1日の値動きを表すとき、日本では一般的にローソク足が使われます。一つのローソク足で四本値を手軽に表現できます。

ローソク足

ローソク足は取引時間中に始値・終値よりも高い株価をつけていたことを表す「上ひげ(うわひげ)」と、取引時間中に、始値・終値よりも安い株価をつけていたことを表す「下ひげ」という言葉が使われることがあります。このほかに、「高値引け」、「安値引け」という言葉も覚えておきましょう。

高値引けは「高値と終値が同価格」、安値引けは「安値と終値が同価格」という意味です。高値で引けるということは「取引時間の終盤でも買いの勢いがある」と推測することができます。安値で引けた場合は、その逆です。

配当やその良し悪しを判断するための基礎用語

株式投資の魅力の一つである配当ですが、その内容はさまざま。配当がどのような状況下を判断できるようにするために知っておきたい用語を紹介します。

会社から現金の形で株主に支払われるのが「配当金」です。配当金は1株あたりの金額で公表されるので、持ち株数をかければ受け取れる(税引前の)配当金を知ることができます。「配当利回り」は「配当金÷購入株価×100」で求めることができ、その株を買ったときの金額に対する配当金の割合を表します。配当利回りは高い方がよいと考えられます。

現金以外の商品・サービスやその利用券などの形で株主に提供されるのが株主優待です。自社製品やサービス、金券といったリターンが期待できる株主優待も、実質的な配当利回りに含めて考えることもできます。なお、一般に言われる配当利回りには、株主優待分は含まれません。

特殊な買い方に関する基礎用語

株式取引では、株価が下落したタイミングを見計らって買いを入れる「押し目買い」や、値下がりしたときに買い増しをすることで平均単価の引き下げを狙う「ナンピン」という取引があります。

押し目買いやナンピンは、うまくいけば大きなリターンが期待できますが、失敗すると損失ばかりが大きくなるハイリスク・ハイリターンな取引であるため、資金に余裕があるときの取引となります。

個別銘柄の特徴をあらわす基礎用語

個別銘柄はグループ分けされることがあります。業種別であればイメージしやすいですが、それ以外の分類方法もあります。

「値がさ株」とは、株価が高い銘柄を総称するものです。多額の購入資金が必要となるので、個人投資家には手が届きにくい銘柄も少なくありません。それに対して、株価が安い銘柄は「低位株」と言い、株価が3桁以下になっているような銘柄は「ボロ株」と呼ばれます。

また、売上に占める海外比率が高い銘柄を「輸出関連株」と呼び、円安が追い風になる傾向にあります。これに対して、売上の大半を国内に頼っている銘柄は「内需関連株」と呼ばれます。その中でも、原材料などの仕入を海外に頼っている銘柄は、円安が逆風になります。

株価を判断するための株価指標の基礎用語

上場企業の株式には株価がつきますが、別の企業の株式なら同じ値段でも価値は同じではありません。価値を比較するための株価指標が、「株価÷1株あたり利益」で求められる株価収益率(PER)と、「株価÷1株あたり純資産」で求められる株価純資産倍率(PBR)です。PERとPBRのどちらも、高ければ割高、低ければ割安と判断される、株価を判断する重要な株価指標の一つです。

このほかにも、株主が出資した資金(自己資本)を活用してどれだけの利益を出せたのかを測る自己資本利益率(ROE)も重要な指標の一つです。ROEはPER・PBRと同様、高いほうが良い経営をしていると考えられますが、中長期的には別の尺度もあるので、注意が必要です。

まとめ

株式取引にまつわる用語を知れば、日々の理解できる株式ニュースが一気に増えるはずです。そうすれば、株式市場のことをより深く理解できるようになり、投資の面白さをより実感できるようになるでしょう。そして、さらに多くの用語の意味を知って、投資の知識を増やしていきましょう。

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