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株式投資初心者のための基礎知識。銘柄の選び方と判断材料

株式投資初心者のための基礎知識。銘柄の選び方と判断材料

西岡容子
西岡容子
記事の難易度:★★☆☆☆

始めて株式投資を行う人にとって、どの銘柄を選ぶのかといった判断が最も重要となってきます。株価の値動きの予想を単に運だけに任せると、リスクばかりが大きく得られるリターンは小さくなる一方です。

今回は、銘柄の選び方とポイントについて考えていきます。

純粋に興味のある会社に投資する

日頃、株式取引をしているときには意識しないと思いますが、株式を購入することは、法律的にはそこの会社の構成員(株主)となることを意味します。

このように考えると、投資対象は自分が興味のある会社であることが何より重要であることが実感できるのではないでしょうか。業種や分野だけではなく、会社の経営方針や社長の個性など、興味の対象はなんでもかまいません。

また、心から応援したいという気持ちになれる会社であることも重要です。いかに興味のある会社や応援したい会社でも、財務状況が健全で、コンプライアンスがしっかりしていることは投資対象として最低限必要となります。

投資スタイルに合わせて株を購入しよう

人によって投資をする目的や意味などは異なるもの。短期間に売買を繰りかえして売却益を狙うのであれば、値動きの大きい銘柄が集中する新興市場ジャスダック(JASDAQ)や東証マザーズ上場銘柄は穴場でしょう。

反対に安定した配当金の受け取りなど安定感を狙いたい人にとっては、企業規模が大きく経営が安定している東証一部上場銘柄が向いているでしょう。

会社四季報にも目を通すことが大切

会社四季報というと、就職活動中の学生が入社試験を受ける時に読み込んでいるといったイメージを持っている人も多いかもしれませんが、上場企業の最近の業績や今後の見通し、株主の構成など投資に必要な判断材料となる情報が詰まっている、株式投資をするときには非常に役に立つ情報源の一つです。

会社四季報は年四回発行されますが、大まかな企業情報を把握するためには魅力的なツールといえます。深く読み込むことによって、思わぬ優良企業に出くわすこともありますので、より良い銘柄選びのためにも有効に活用するべきでしょう。

投資家向け情報提供(IR)情報も重要な情報源

会社四季報など第三者の情報と同様に、投資家向け広報(IR)などを活用した企業分析も銘柄選びには欠かせません。近年では、株主に対する情報公開の積極性が企業の健全性を反映していると見られています。そのため、少なくない企業が情報公開に積極的になっています。

IRに基づいて企業経営の内容や今後の事業計画を把握することは、今後の投資成績を左右するための重要な判断材料となるでしょう。

株価収益率(PER)も有効な判断材料となる

会社四季報やIRと並ぶ投資判断の材料として、株価を一株当たり当期純利益(EPS)で割ることで求められる株価収益率(PER)は無視できません。

一般的に株価収益率(PER)が低いほど、利益に対して株価が安いことを示します。例えばPERが15倍の企業と20倍の企業とでは、PERが15倍の企業のほうが投資リスクは低くなるということになります。

PERは自分で計算することもできますが、上場企業であればYahoo!ファイナンスなどで最新の数値を確認することができます。

株価純資産倍率(PBR)という指標も重要

PERと同様に企業分析の参考となる指標に、株価を一株当たり純資産(BPS)で割ることで資産面から見たときに「割安」か「割高」かを判断する株価純資産倍率(PBR)があります。

例えば1株あたりの純資産額が千円で株価も千円であれば、PBRは1倍となり、割安でも割高でもありません。PBRが1倍未満であれば、千円の株を千円未満で買えることになり、割安ということになります。PBRもPER同様、自分で計算するのは大変ですので、ホームページに掲載された数字を確認するようにしましょう。

このように、感覚的なものだけではなく、PERやPBRといった客観的な数値を使って判断することは投資銘柄を選ぶにあたりとても大切です。

まとめ

銘柄選びには、興味のある会社や応援したい会社などに重きを置くほか、PERやPBRといったさまざまな指標に基づいて選定する方法もあります。

企業のどの部分に着目して投資を行うのかは、それぞれの投資スタイル・投資の目的によって異なります。自分自身の投資基準に照らし合わせて効率よく銘柄選びをしていきたいものです。

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