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投資をする前にポジションサイジングについて知ろう

投資をする前にポジションサイジングについて知ろう

横山研太郎
横山研太郎
記事の難易度:★★★★☆

株式投資に関係する言葉の一つである「ポジションサイジング」という言葉を聞いたことはありますか?ポジションサイジングを聞いたことがなくても、無意識にポジションサイジングを意識して取引していることがほとんどです。

今回は、失敗する前に知っておきたい、ポジションサイジングの考え方を解説します。

ポジションサイジングとは何か?

ポジションサイジングとは、そのまま日本語に直せば「取引量」と言い換えることができます。取引量を意識することがそこまで重要なのかと不思議に思う人も多いでしょう。

逆に言えば、「どれだけの量を取引するのが一番いいか」をしっかりと考えている投資家は極めてまれであり、それが原因でなかなか利益を上げられない投資家が多いのです。

リスク管理に役立つポジションサイジング

投資の世界で生き残るためには、冷静な判断が欠かせません。含み損に慌てて損切りをしたら直後に値上がりしたり、他に値動きがよさそうな銘柄があったので利益確定して乗り換えたら前の銘柄が大きく上昇することは珍しくありません。

取引での失敗は「冷静な判断ができていれば、避けることができた」かもしれないのです。冷静な判断ができなくなった背景には、冷静さを失わせる取引があるのです。

最大損失額を想定してから取引をする

冷静な判断ができるようにするには、損失が発生した悪いシナリオを想定することができているかが重要です。投資資金の1割程度なら損をしてもいいと思っているのであれば、含み損がその程度で済むような取引をするべきです。

投資資金が100万円あるときには、どれだけのリスクとリターンを見積もればよいのでしょうか。ポジションサイジングを意識しないと全額を投資しがちですが、含み損を許容できなければ冷静な判断ができなくなります。含み損の許容範囲は踏まえて、投資する金額を決めるようにしましょう。

買い方も工夫することで利益を大きくすることができる

さらに、買い方を工夫することもできます。その代表的な方法が、一度に全部を買うのではなく、分割して購入する「打診買い」と呼ばれる方法です。当初は少額を購入し、実際に上昇していくことが確認されれば、追加で購入して段階的に購入しようとしている金額まで買い増していきます。

当初の想定通りの銘柄は大きな金額で、想定が外れた銘柄は少ない金額で投資することになり、「利益は大きく、損失は少なく」という投資をすることができます。

できるだけ確実に利益を獲得する

逆に、利益を確保するときも分割して売却することで、冷静な判断につなげることができます。ある程度値上がりした時点で一部を売却すれば、その後値下がりしても、一定の利益を確保できます。

その後も値上がりが続けば、一部を売却しない方が利益は大きくなりますが、大切なのは「より確実に利益を手にすること」です。「これだけの利益は確保した」と頭の片隅にあれば、その後の動きにも冷静に対応することが期待できます。

ポジションサイジングに大切なのは、日々の改善

ポジションサイジングを実践するうえで忘れてはならないのが、日々の改善です。ポジションサイジングの考え方を実践していても、冷静さを失ってトレードすることもあるでしょうし、取引の考え方が間違っていたと気づくこともあるでしょう。

日々の取引の中で小さな改善を積み重ねて、より精度が高く、より確実に利益を得ることができる投資手法の確立を目指しましょう。

まとめ

ある取引方法で今は利益が出ていたとしても、その投資方法が未来もずっと有効な保証はありません。ポジションサイジングは堅実な投資に不可欠な考え方です。

外部要因が悪いときでも確実に利益が得られるように、適時売買ルールを見直すだけではなく、その時の相場に合った取引ができるように、ポジションサイジングを重視して冷静な判断ができることが大切なのです。

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