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テンポイノベーション【3484】

  • テンポイノベーションが10月25日マザーズに新規上場
  • 東京中心に飲食に特化の店舗賃貸事業を展開
上場市場 マザーズ
予想価格 3,000円
上場日 2017年10月25日
テンポイノベーション(3484)のサムネイル
初値期待度 3
上場後株価期待度 4
上場時話題性 3
事業成長性 3
事業収益力 3

テンポイノベーションが10月25日マザーズに新規上場/東京中心に飲食に特化の店舗賃貸事業を展開

テンポイノベーション(3484)が10月25日、東証マザーズに新規上場する。同社は、東京都内を中心に飲食店向けの店舗物件に特化した店舗賃貸事業を展開している。この事業は不動産オーナーから同社が貸借した店舗物件を店舗出店者に転借する事業。同社が不動産を貸借することで、不動産オーナーは賃料回収業務での手間や、漏水や臭気、騒音等のトラブル処理から開放、不動産業者は信用できる借り主を探す手間が省け、出店希望者は什器(厨房・客室設備)を完備した「居抜き物件」など低コストの出店情報を確保できるという、それぞれのメリットが有る。また、退店希望者も原状回復コストの削減などで、同社を利用するメリットが有る。

不動産オーナー向けには「店舗買取り.com」、出店希望者向けには「居抜き店舗.com」というWEBサイトを運営して、ニーズをマッチングさせるシステムも擁している。「居抜き店舗.com」の会員数は今年3月期末で4万2569件に達している。

収益を上げている3月期末保有管理物件数は、2015年614件、2016年815件、2017年1029件と順調に増加している。「居抜き」こそ業界で定着してきたものの、不動産転貸借、つまり「又貸し」に対するネガティブイメージはユーザー側に底流しており、貨車側はIPOによる情報発信を通じての、このイメージ払拭を目指している。

同社は、焼き肉チェーン「牛角」などを運営し過去に上場していたレインズインターナショナルの飲食店出退店支援会社として2007年11月に設立された企業を前身に持ち、そのご資本の変遷、社名変更を経て、2009年7月にクロップスの100%出資の連結子会社となった。上場後も親子関係は維持の見通し。

テンポイノベーション(3484)の基本情報

企業名 株式会社テンポイノベーション
会社URL http://www.tenpo-r.co.jp/
証券コード・市場 マザーズ (3484)
上場予定日 2017年10月25日
業種 不動産業
事業内容
本社所在地 東京都新宿区新宿四丁目1番6号
社長 原康雄
設立年月 2007年11月27日
決算期 3月末
上場前資本金 Array

初値予想

想定価格 3,000円
仮条件 3,000円〜 3,100円
公開価格(10月17日決定)
初値予想 4,500円

初値予想と上場後の見込み

6月30日にJASDAQに新規上場したSYSホールディングス(3988)以来となる東海東京証券の主幹事銘柄です。ちなみに、SYSホールディングスは公開価格2560円に対して2.1倍の初値5530円でした。ブックビルディング仮条件下限が想定価格3000円となり、上限が3%上昇の3100円と小幅なものにとどまっています。上限価格での資金吸収額は13.3億円で「中規模の下」といった形で、上場当日はシルバーライフ(9262)との2社同時上場となります。

類似対象としては昨年9月に公開価格3240円の約1.5倍初値5000円でマザーズに登場したG-FACTORY(3474)があります。初値はこの1.5倍を想定価格に当てはめた4500円が1つの目安となりそうです。4500円のPERは34倍。G-FACTORY(3474)の株価はその後、急落して、株式分割の発表から切り返しました。

テンポイノベーションも上場後は業績動向、株主還元策など会社側から出る材料次第の展開となりそうです。少なくともここまでの業績はいいので、上昇継続期待はあります。

IPOスケジュール

抽選申込(BB)期間 2017-10-10〜 2017-10-16
当選発表(公開価格決定)日 2017-10-17
購入申込期間 2017-10-18〜 2017-10-23

IPO当選株数
※単位は株

公募株数 50,000
売出株数(OAを含む) 380,500
当選株合計 430,500

おすすめのネット証券

主幹事の東海東京証券に333,600株と全体の約89%が集中し、当選狙いならばやはり東海東京となってしまいます。また、幹事団は主幹事以外に10証券に分散し配分株式数は細かくなっています。岡三証券が入っていることから、岡三オンライン証券でも参加できます。また、カブドットコム証券を除き、SBI、マネックス、松井とオンライン証券が久々に揃っていることが特徴です。

第4位大株主のベンチャーキャピタルにはロックアップがかかっていませんが、他の主要株主には180日と長期のロックが掛かり、解除条項もありません。IPOの売り物一巡後は、意外と好需給となりそうです。

親孝行子会社の責任成就。初値は買い、上場後は経営方針次第

テンポイノベーションの上場発表後に、親会社のクロップス(9428)がわずか5営業日で、株価800円台から1800円台へと株価2.1倍に大化けしたことが話題となりました。マーケットではむしろ、この親会社の株価急騰で関心が高まった形です。初値は公開価格に対して順当な上昇が期待できます。

ただ、上場後の株価形成は予想が難しいところがあります。飲食店向けの不動産サービス、保有管理物件の積み上げだけでは、成長スピードにも限界がありそうです。初値は買いで利益確定売りはタイムリーに。セカンダリーは上場後の会社の経営方針を見てからとなりそうです。