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2017年大発会は大反発スタート【2017年1月4日】

年明け3日のNYダウは4営業日ぶりに反発し、119ドル高の19,881ドル。12月ISM製造業景況感指数が2年ぶりに高水準となったことに加え、トランプ次期米大統領による経済政策効果が期待材料となった。経済指標の好転を受け、一時1ドル118円台半ばまでドル高・円安が進行。シカゴ日経平均先物は19,320円と、大納会の大証比230円高となったため、年明けの相場は堅調な始まりとなりそうだ。なかで、米アップルの減産報道は懸念材料で、電子部品の一角が悪影響を受ける可能性がある。

東証寄り付き

全面高で日経平均は高寄り後も上昇

寄り付きの日経平均は184円高の19,298円と4営業日ぶり反発し、寄り後も250円高超に上げ幅を拡大している。米国株高が好感され全面高スタートとなり、三菱UFJFG(8306)や東京海上(8766)、野村HD(8604)などの金融セクターの上昇が目立つ。鉄鋼株や海運株、自動車株なども上昇率上位となっている。一方、東芝(6502)は反落し、任天堂(7974)が小幅安。アップルの減産報道を受けてアルプス電気(6770)が下落している。

東証10時

日経平均は334円高と上げ幅拡大 金融株をはじめ全面高に

前年に見られた「年初下落」に対する警戒感が薄れたため買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大、334円高の19,449円となっている。引き続き全面高で、SOMPO(8630)などの保険株と三菱UFJFG(8306)を始めとした銀行株が高く、トヨタ(7203)や富士重工(7270)といった自動車株も買われ、海運株も上昇。ルネサスエレクトロニクス(6723)は完全自動運転車を試作したと3日に報じられ、大幅高となっている。寄り付きで反落した東芝(6502)がプラス圏に切り返し、SMC(6273)や東京電力(9501)は上げ幅を拡大している。一方、半導体製造装置株のSCREEN(7735)とアドバンテスト(6857)は反落。マザーズ指数、ジャスダック平均も上昇している。

東証前引け

日経平均4日ぷり急反発 415円上昇の全面高

日経平均 前日比415.31円高の19,529.68円

TOPIX  前日比33.93ポイント高の1,552.54ポイント

前引けの日経平均は415円高の19,529円と4営業日ぶりに急反発。米国株高と円安を受け高寄りした後、円安進行とともに上げ幅を拡大した。全面高となり、特に米国の金融株高を引き継ぎ、証券株や銀行株、保険株が高く、円安が好感されトヨタ(7203)など自動車株も買われ、海運株の上昇も目立った。太平洋セメント(5233)や王子HD(3861)、JFE(5411)など素材産業も物色された。タカタ(7312)は3日連続ストップ高。一方、任天堂(7974)とアルプス電気(6770)は反落。ジャスダック平均とマザーズ指数は続伸。東証2部ではシャープ(6753)が28円高の298円まで急伸した。

東証後場寄り

金融セクターと景気敏感中心に物色

日経平均は399円高の19,514円とほぼ前引け水準でスタート。証券株や銀行株や保険株が引き続き高く、海外勢の資金流入観測も出て、相場の基調は強い。米国と中国の堅調な経済指標が明らかとなったことで、世界景気は上向き局面という見方から海運株やガラス土石株、鉄鋼株といった景気敏感セクターに物色の裾野が広がっている。三越伊勢丹(3099)は、初売り好調と伝えられ高値圏で推移。長時間労働是正のテーマに沿う銘柄としてアマノ(6436)が昨年来高値を更新している。

東証2時

日経平均453円高 オリエンタルランドは蚊帳の外

日経平均は453円高の19,567円と上げ幅を拡大。海運株や鉄鋼株など景気敏感セクターが業種別上昇率上位となり、日経平均寄与度の高いソフトバンク(9984)などの挙げも目立つ。売買代金上位のメガバンクは高値圏で推移し、トヨタ(7203)やNTT(9432)、ソニー(6758)といった主力株も堅調。半導体関連のSUMCO(3436)が一段高、朝安のアルプス電気(6770)も下げ幅を縮めた。一方、オリエンタルランド(4661)は来年度の値上げを見送ると報じられ続落となっている。

東証大引け

日経平均は479円高の19,594円と高値引け

大引けの日経平均は4営業日ぶりの反発となる479円高の19,594円と高値引け。年明けの米国株反発と1ドル118円台の円安が好感され全面高となり昨年来高値を更新した。中国と米国の好調な経済指標を受け海運株と鉄鋼株など景気敏感セクターが上昇。米国金融株高を引き継ぎ、三菱UFJFG(8306)や野村HD(8604)など金株も物色された。円安で自動車株も高く、日経平均寄与度の高いソフトバンク(9984)とファーストリテイリング(9983)も買われた。後場に入り、日経平均先物の強さが目立った。なかで、東芝(6503)、任天堂(7974)、オリエンタルランド(4661)が軟調。東証1部の出来高は23億株超に膨らんでいる。ジャスダック平均とマザーズ指数も上昇した。

おわりに

2017年大発会は大反発スタート

日経平均 前日比479.79円高の19,594.16円

TOPIX  前日比35.87ポイント高の1,554.48ポイント

日経平均とTOPIXは昨年の大納会比で2%以上の上昇。これは昨年11月10日のトランプサプライズ相場以来の上昇率となった。昨年2016年の大納会は寄り付き直後に132円高を見た後に急落し大引けは582円安、その後6日続落となった日経平均の印象が強い株式市場関係者にとって、年明けの日経平均の動きは一段と力強く映ったようだ。米アップル関連株など局所的に懸念材料はあったものの影響は、ごく限定的にとどまった。昨年の大発会に124円で大引けていたシャープ(6753)はこの日、ザラバベースで2014年11月20日、終値ベースでは同年11月18日以来となる300円を目前とする298円まで上昇した。年間では2.4倍のパフォーマンスだ。2017年における第2、第3のシャープ探しがスタートしている。

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