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6月12日~6月18日の週間展望

6月第2週は日経平均が2日に1年半ぶりの2万円の大台に乗せた。終値ベースでの2万円維持は2日間にすぎなかったが、1年半前はわずか1日だった。2万円の大台を固めるには一段の円安による企業業績の向上期待が必要のようだ。

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米国の動きとIPO

コミー前連邦捜査局(FBI)長官の米上院情報特別委員会での証言と英国の総選挙という政治イベントを通過し、6月第3週は13日からの連邦公開市場委員会(FOMC)、15日からの日銀金融政策決定会合と金融イベントに視点が移ってくる。世界のマーケットは米国の6月利上げをほぼ織り込んでいると見られ、実際に発表されればアク抜け感から地合いの好転が見込まれる。仮に、利上げがずれ込むようだと、米国景気への不信感が台頭することになり株式支持用にとってはマイナスに働くことが予想される。

一方、マーケットの内部要因としては15日にビーブレイクシステムズ(3986)がマザーズに新規上場。4月以降、空白期間が生じていたIPOスケジュールが動きだして、物色動向を刺激することになる。また、週末16日の会社四季報発売で、個別株物色の盛り上がりが期待できる。夏号は3月決算期企業について、2018年3月期と3019年3月期と2期分の予想が始まることから、年間で最も売れる号でもある。また、「フィンテック」「ビットコイン」や「車載」「IoT」「人工知能(AI)」といった物色の人気キーワードに刺激を受けて動意づく銘柄も出てくることが予想される。

おわりに

国家公務員の夏のボーナス支給は30日だが、ホンダ(7267)や三菱電機(6503)などの一部の企業は6月9日あたりから支給が始まる。実は、一般企業の給与支給日およびその直後に従業員持株会の買いが入り相場が強くなる場面がある。ボーナス支給月は上乗せして買い付けられるケースもあるので五十日は要注目だ。

投資カレンダー (6月12日~6月18日)
12日 インド4月鉱工業生産指数発表
EU農水相理事会(ルクセンブルク)
4月機械受注
13日 4-6月期法人企業景気予測調査(8:50)
FOMC(~14日)
欧州議会本会議(ストラスブール、~15日)
国際原子力機関(IAEA)理事会(ウィーン、~16日)
14日 米 5月小売売上高、消費者物価(21:30)
米トランプ大統領誕生日(71歳)
中国 5月鉱工業生産、小売売上高(11:00)
イエレン FRB 議長会見(経済見通し改定)
4月鉱工業生産・確報値(前月比)
15日 日銀金融政策決定会合(~16日)
米 6月 NY 連銀製造業景気指数(21:30)
米 5月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
非公式ユーロ圏財務省会合(ルクセンブルク)
国際旅行フェア(香港、~18日)
ビーブレイクシステムズ(3986)新規上場
フリンジ81(6550)の公開価格決定
16日 黒田日銀総裁会見
米 5月住宅着工件数(21:30)
ロシア中央銀行理事会
第2回アジアインフラ投資銀行(AIIB)年次総会(韓国、~18日)
会社四季報・夏号発売
17日 特に無し
18日 フランス国民議会下院選挙(決選投票)
第193回通常国会会期末
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