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6/5~6/9の週間展望

前週は前半の様子見ムードから名実ともの月替わりの1日から市場ムードがガラリと変わり心理的な節目である日経平均2万円を2日に回復した。1年6カ月ぶりだ。年金資金とみられる機関投資家の買いが観測されるなど大型株の一角に浮揚力がついてきたことが背景。日経平均の週足チャートを見ると、上昇中の26週移動平均線と13週移動平均線との乖離(かいり)が縮小。心理的な節目である、2万円超えのセンチメント改善で、上値を試す展開が期待される。

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9日にメジャーSQ

7日に発表される「4月景気動向指数」と8日発表の「5月景気ウオッチャー調査」で堅調な景気動向が確認されれば、相場全体が上値を慕う期待が増してくる。週末9日のメジャーSQがもろ刃的には最大のイベントとなるが、需給面での波乱要素は少なく、むしろプラスに働いてくるだろう。最近の傾向をみると、メジャーSQでSQ値が確定すると、イベント通過で相場が大きく動きやすくなる特徴がある。9日の前引け、大引けに掛けての動きは注目だ。

このほか、ゴールデンウイークから途絶えていたIPOで、ビーブレイクシステムズ(3986)の公開価格が決定し15日の上場となる。需給的にはマーケットに新規資金を呼び込むIPOが動き出すこともプラス材料だ。

懸念されるスケジュール材料は、連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の上院情報特別委員会での証言が5日から9日の間に行われる可能性があり、米国では政治混乱リスクが高まりやすいこと。「パリ協定」からの離脱で孤立感を深めるトランプ政権の不安定さが米国株式市場で嫌気されると、日本のマーケットにも飛び火する可能性がある。イギリスとフランスで行われる国政選挙は相場にとって中立だろう。

おわりに

東証調べによると、3月期決算企業の定時株主総会の開催は6月29日(木)に最も集中し、全体の31%にあたる380社が開催予定。総会に向けては、会社側からマイナス材料が発せられることは少ない傾向がある。また、年間4回の発行で最も売れる「会社四季報・夏号」の発売は16日(金)で、その前後は個別材料株が動意を強める傾向がある。

投資カレンダー (6月5日~6月12日)
5日 米5月ISM非製造業景況指数(23:00)
米4月製造業受注(23:00)
米アップル社世界開発者会議(~9日)
中央アジア5カ国ビザの発給要件緩和
ドイツ、スイス休場
ビーブレイク公開価格決定(上場は15日)
決算発表=ピジョン等
6日 4月毎月勤労統計調査(9:00)
30年国債入札
OECDフォーラム(~7日、パリ)
IRジャパンがジャスダックから2部に
韓国休場
決算発表=アインHD、三井ハイテク等
7日 4月景気動向指数(14:00)
OECD経済見通し発表
国連貿易開発会議が2017年版世界投資報告書発表
国連経済社会理事会本会期(~9日、ニューヨーク)
決算発表=くらコーポ、カイカ等
8日 1-3月期GDP改定値(8:50)
4月国際収支(8:50)
5月景気ウォッチャー調査
英国下院総選挙
ディーエムソリューションズ公開価格決定(上場は20日)
ECB理事会(ドラギ総裁会見)
決算発表=鎌倉新書、イムラ封筒等
9日 メジャーSQ
エルニーニョ監視速報
5月マネーストック(8:50)
中国5月消費者物価・生産者物価(10:30)
決算発表=積水ハウス、ケア21、アスカネット、鳥貴族等
10日 特に無し
11日 フランス国民議会選挙(第1回投票)
G7環境相会合(~12日、伊・ボローニャ)
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