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物色テーマ:セルフレジ

4月中旬に大手コンビニ5社が経済産業省と一体となり、セルフレジの導入を進めると大きく報道された。

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外食、衣料販売にも浸透中

外食、衣料販売にも浸透中

店員の手を借りずに、客が自分で会計を行うのがセルフレジだ。セルフサービス自体は既にスーパーで普及しており、今や当たり前だが、さらなるセルフ革命が起こる。

セルフレジが注目されたのは、4月18日に経産省が「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を発表したため。セブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズの大手5社が、2025年までに全店でセルフレジを導入する。その狙いは人手不足対策だという。店員不足で人件費も高まっている。セルフレジにすれば、その負担を軽減できる。

一方、セルフレジ導入のネックは、個々の商品に取り付けるICタグのコストにある。現状、一つあたり10~20円かかるが、大手5社がシステム開発を共同でやれば、量産効果等でコストをもっと下げることが可能になる。そこで経産省が旗振り役を務めた。

コンビニ以外でもセルフレジの導入を進めている企業は複数ある。飲食店のすかいらーくもその1社だが、同社は「楽天Edy」など電子マネーでないとセルフ決済はできないシステムだ。他社は現金でも可能な場合が多い。セルフレジは人手不足対策だけでなく、作業の効率化も図れる。衣料品販売店のジーユーによれば、セルフレジで会計時間が3分の1に短縮できたという。回転ずし店のスシローも、セルフレジによって客の回転率を高めると意欲を示す。

おわりに

セルフレジの導入より、ICチップメーカーやタグ加工メーカー、読み取り装置のリーダライターベンダーに商機が生まれることは必至だ。レジ自体のリニューアルも進む。それに伴い、レシート印刷技術のサーマルプリンターの需要も上がると見られている。

主な「セルフレジ」関連株

富士通コンポーネント(6719)

サーマルプリンターやタッチパネル、無線モジュールを製造。富士通は東芝、寺岡精工社と共にレジ3強。

パナソニック(6752)

ローソンと共同で、完全自動セルフレジ機「レジロボR」を使った実証実験を行っている。

アルテック(9972)

印刷・包装など特殊産業機械の専門商社。欧州最大のICタグ製造機メーカーの製品を扱っている。

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