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5/1~5/7の週間展望

決算を26日に発表したキヤノン(7751)、27日に発表した任天堂(7974),ドコモ(9437)、アルプス電気(6770)がそれぞれ買われて「業績相場」に移行し始めた。28日大引け後の決算発表を受けたソニー(6758)が上値を慕う展開になれば、日経平均が一段高に進むには力不足の感があるものの、個別株物色が高まる期待が膨らんできた。

5月第1週はゴールデンウイーク(GW)のカレンダー事情から営業日数は2日間のみ。2日に連邦公開市場委員会(FOMC)があるものの、今回は大きな金融政策の変更は予想されていない。むしろ、指標的には5日の米雇用統計が注目される。米国の経済指標は強弱感が対立する統計が増えているが、雇用統計は利上げのタイミングを図る上で大きな材料となる。7日のフランス大統領選挙については、よほどの波乱がない限り市場が期待する中道系のマクロン候補に軍配が上がりそうで、このベストシナリオを通過すると欧米株も一度、上値トライの展開となることが見込まれる。

ただし、予測が難しい手控え要因となるのが「北朝鮮」問題だ。過去に、GW期間中にミサイルを発射したこともあり、気掛かり材料となっている。ちなみに昨年は4月25日から5月6日の連休明けまで6日連続安となり日経平均は17,500円台から16,000円割れまで暴落した。そして、完全に明けた9日から4連騰。今回は以外と大型株に良好な決算が目立ち始めていることから、キャッシュポジションを高めた機関投資家がGW明けから買い出動してくる可能性がある。

一方、例年はジャスダックやマザーズ銘柄など小型株が活躍することが多いGW前後だが、今年はむしろ主力大型株に追い風が吹いている。

おわりに

今回の好決算発表、業績上方修正の内容を見てみると「半導体」「車載部品」「想定よりも円安」というキーワードが主流となっている。こうした銘柄は決算期発表が一巡する5月中旬から買い直されてくる。こうした好決算銘柄に狙いを絞った物色スタンスをとっていきたい。

投資カレンダー (5月1日~7日)
5月1日 3月の米個人所得・消費(商務省)
メーデー
米4月ISM 製造業景況指数(23:00)
決算発表=ローム、京セラ、ヤマハ、コカコーラ・ボトラー等
2日 FOMC(米国連邦公開市場委員会、~3日)
ドイツ・メルケル首相がロシア訪問
欧州議会委員会会議(ブリュッセル、~4日)
決算発表=アイスタイル、JUKI、オリンパス等
AKBプロデューサー・秋元康誕生日
3日 憲法記念日(祝日)
ユーロ圏第1四半期GDP速報値(EU統計局)
米4月ADP 雇用統計(21:15)
米4月ISM 非製造業景況指数(23:00)
4日 みどりの日(祝日)
米3月貿易収支(21:30)
アジア開発銀行(ADB)第50回年次総会(横浜、~7日)
5日 こどもの日(祝日)
米4月雇用統計(21:30)
6日 特になし
7日 フランス大統領選挙第2回投票(決選投票)
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