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大きなリターンがあるって本当?IPO株の魅力

大きなリターンがあるって本当?IPO株の魅力

うまくいけば、かなりの確率で高い利益を上げることができるのが、新しく株式市場に上場される会社の株を購入する「IPO株投資」です。
人気のある投資方法で、なかなか良いIPO株を買うことはできませんが、その分だけ利幅は大きくなります。

気になるIPO株があればいつでもチャレンジできるよう、どのような投資方法なのかを知っておきましょう。

IPO株投資とはどんな投資方法なのか

IPO株投資とはどんな投資方法なのか

IPO(Initial Public Offering)とは新しく株式市場に上場することで、IPO株投資とは、「その際に売り出される株式を購入し、上場後に売却する」投資方法です。

高い確率で大きなリターンが望める投資方法として人気ですが、その仕組みをしっかりと理解しておいた方が、より利益を出しやすくなります。

一般的な投資方法は「公募買い、初値売り」

もっとも単純で勝率を上げやすいのが、「公募買い、初値売り」でのIPO株投資です。
IPO株は、上場前に売り出される株式の購入希望者を公募します。その公募に応募して当選すると公募買いで株を手に入れることができます。
それを、上場初日に初めて取引が成立する初値で売却するという方法
です。

公募で購入できる価格(公募価格)は、機関投資家などに調査をした上で証券会社と上場する企業が決定しますが、購入希望者が集まるようにするために予想される初値よりも安い金額で設定されるのが一般的です。

そのため、公募での購入申し込みに当選した時点で、かなりの確率で利益が出ると言われるのです。
実際、2017年1月から3月までに29社が上場しましたが、そのうち26社が公募価格を上回る初値を付けています。

IPOの公募価格はどうやって決まっているの?
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IPO株は成長が期待できる会社が多いため値上がりしやすい

IPO株は成長が期待できる会社が多いため値上がりしやすい

どうしてIPO株が高い初値を付けるのかというと、将来の成長性に期待が持てるからです。
「株価は半年先や1年先を反映している」という言葉もある通り、将来成長すると多くの人が考える会社なら買おうとする人が殺到して株価が高くなりやすいのです。
IPO株はその最たる例で、「上場することで得た資金を投資して、さらに会社を成長させ」ようと考えている場合がほとんどなので、初値が高くなる傾向にあるのです。

また、新規上場する会社は、まだまだ成長過程でそこまで大きな会社ではないこともあります。そんな場合には時価総額や発行済み株式総数も少なく、少し人気になるだけで、大きく株価が上がりやすいという特徴もあります。

IPO株だから必ず成長するとは限らない

前述の通り、IPO株の初値はかなりの確率で公募価格を上回ります。
けれども、IPO株が上場した後、株価が低迷するケースも少なくありません。IPO株を上場後も保有するつもりであれば、その点にも注意しておきましょう。

初値が高くなりすぎた場合や、上場前の株主が株式を売却しようとしている場合などでは、売り手の方が多くなって株価を押し下げる圧力が強まり、株価が下落していく可能性もあります。

また、「上場ゴール」と呼ばれるような、上場後の成長よりも公募価格を高くすることを目的にしてしまっているように考えざるを得ないような会社が上場されるケースもあります。
そんな会社の株価は、初値か上場直後に高値を付け、長期にわたって初値を大きく下回り続けるということになってしまいます。

市場全体の動きもIPO株投資の成果に影響を与える

市場全体の動きもIPO株投資の成果に影響を与える

ここまでIPO株投資だけのことをお話ししましたが、実は、IPO株投資は市場全体の動きにも左右されるのです。
市場全体に勢いがあるときには、初値が公募価格を大きく上回るケースが増えます。
ただ、初値が高い時ほど上場後の価格変動も大きくなるため、取引タイミングには気をつけましょう。

逆に市場に勢いがない場面であれば、初値が公募価格を下回るケースが増加します。
しかし、将来的に成長が期待できる会社であれば、株価が低迷しているときに購入するチャンスということもできるでしょう。

全く景気に左右されないという会社はないでしょうから、市場全体の値動きに左右されるのは当然と言えば当然です。
しかし、「IPO株ならいつでももうかる」と思い込んでしまっている人も少なくありませんので、注意しておきましょう。

IPO株がうまくいかないときにはどんな傾向があるのか

最後に、IPO株投資で利益が出にくいのは、どういった場合かを見ておきましょう。

  • 市場に勢いがない(直近のIPO株で初値があまり高くなっていない)
  • 公募価格が仮条件の上限に決まらなかった(人気がなさそうだと思われている)
  • 上場するときの資金調達価格が大きすぎる
  • 数日違いで非常に人気のある会社が上場する

こういった場合には、初値が公開価格を大きく上回る可能性が低くなる傾向にあります。

また、場合によっては、公開価格を下回ってしまうこともあるでしょう。
必ずそうなると言い切れるものではありませんが、参考にすることはできます。

損しないはウソ!?IPOで大損失を被ることもある
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まとめ

IPO株投資は、公募で株を手に入れられる可能性は低いですが、うまくいけば、かなりの確率で大きなリターンを得ることができます。
「当たればラッキー」くらいの気持ちで、何度も挑戦するのがいいでしょう。

けれども、なんでも申し込むのではなく、初値が公開価格を下回りそうな会社は申し込まないのが得策です。

大阪でファイナンシャルプランナーとして活動。
資産運用に関する記事やビジネス関連の記事を多数執筆。
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