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東京証券取引所・マザーズ午後相場概況【2016年12月14日】

FOMCを控え後場は次第に様子見か

13日のNYダウは114ドル高の19,911ドルと7日連続で最高値更新、エネルギー株とIT関連株が相場の上昇をけん引した。シカゴ日経平均先物は大証終値比75円高の19,275円となっているため、本日も堅調な始まりが予想される。日経平均は前日、一時マイナスゾーンがあったが日銀がETF買いを執行。日経平均19,000円台でも日銀がETF買いを実施してくることが確認された。全般は今晩のFOMCの結果発表を控え後場は次第に様子見ムードとなる可能性もある。取引開始前に発表される日銀短観では大企業・製造業の業況判断が前回9月調査の「+6」から今回12月調査では「+10」に上昇すると予想されている。

東証寄り付き

日経平均は7日続伸スタート後に小反落に 短期的な過熱を警戒か

寄り付きの日経平均は19円高の19,270円と7日続伸スタート。直後に小幅安に転じている。やや円高となっていることや短期的な過熱感が警戒されているようだ。日銀短観は大企業・製造業の業況判断DIは事前の予想通り「+10」で先行き予測は「+8」だった。任天堂(7974)とSMC(6273)が続落し、日本電産(6594)も小幅安と値がさ株に調整する銘柄が目立つ。石油株が売られ、伊藤忠商事(8001)など大手商社も安く、メガバンクはもみ合いとなっている。一方、キーエンス(6861)やブリヂストン(5108)、東京ガス(9531)、KDDI(9433)は堅調。

東証10時

日経平均は49円安 アサヒG下げ、東ガス高い

日経平均は49円安の19,200円と7日ぶりに小反落。日経平均寄与度の高いファーストリテイリング(9983)が売られ、東欧5カ国のビール事業買収を発表したアサヒグループ(2502)は、買収負担が警戒されて続落。日露首脳会談を控えて大手商社株の買いは手控えられた一方、東京ガス(9531)は6日続伸。パナソニック(6752)、日本電産(6594)が買い直されている。12月期末配当取りの動きでブリヂストン(5108)も堅調。マザーズ指数、ジャスダック平均も下押した後に引き戻している。

東証前引け

日経平均は15円安 今晩のFOMCを控え様子見

日経平均 前日比15.06円安の19,235.46円

TOPIX  前日比2.35ポイント安の1,537.90ポイント

FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて為替も小動きで、買い手掛かりに欠ける展開のなか日経平均は小幅安。7日続伸のNYダウと堅調な日銀短観から7日続伸ではじっまた物の、その後は売り物に押された。ここ数日上昇していた医薬品株と食品株が利益確定の売りに押され、石油株と商社株、非鉄株も安い。任天堂(7974)とSMC(6273)は続落。一方、日本電産(6594)が反発し、東京電力(9501)は続伸。メガバンクはもみ合いだった。ジャスダック平均は反落し、マザーズ指数は4日続伸。

東証後場寄り

日経平均は5円高 精密と電機が高く医薬品と食品は安い

日経平均は5円高の19,256円ともみ合いが継続した。ソフトバンク(9984)と野村HD(8604)が反発し、トプコン(7732)や日本CMK(6958)など精密株と電機株が上昇している。TOTO(5332)は大和証券が13日にレーティングを「3」→「2」に引き上げたことを受けて反発し、年初来高値に接近している。一方、医薬品株と食品株は利益確定に売りに押され、カジノ関連の日本金銭機械(6418)も反落している。

東証2時

日経平均は16円高 ソフトバンクと東電が高い

日経平均は16円高の19,266円。前場は小幅安だったが後場は小幅高で推移。野村証券による目標株価引き上げ(9,560円から105,20円)でソフトバンク(9984)が上昇し売買代金トップに躍り出た。そのほか、東京電力(9501)が経営改革への期待で買われ、売買代金3位となっている。電通(4324)はファンドを通じて、VR(仮想現実)エンターテインメントコンテンツを開発する米サビオス社に出資したことが好感され買われた。三菱UFJFG(8306)と三井住友FG(8316)が後場は強調展開。一方、住友不動産(8830)など不動産株が売られ、ノンバンクもさえない状態で、商社株は引き続き安い。

東証大引け

日経平均は小幅ながら7連騰 ソフトバンクが急伸

大引けの日経平均は3円高の19,253円と7日続伸。取引開始前に発表された日銀短観で大企業・製造業の業況判断は改善したが反応薄。今晩のFOMCを控え買い手控えムードだった。メガバンクが大引け掛けて締まり、ソフトバンク(9984)が売買代金トップに躍り出て上昇した。昨日、空売り筋からのレポートが注目された日本電産(6594)は反発したものの、SMC(6273)は続落となった。不動産株と石油株、商社株が安く、ここ数日物色された医薬品株と食品株は反落と全体は高安マチマチでTOPIXは7日ぶりに反落した。

おわりに

日経平均は15円安 FOMCを控え様子見

日経平均 前日比3.09円高の19,253.61円

TOPIX  前日比1.56ポイント安の1,538.69ポイント

FOMCを控えて日経平均は前日比プラスとマイナスを往来する神経質な展開となった。結果的に日経平均は小幅ながらも7連騰、TOPIXは7日ぶりに反落、また、ジャスダック平均は上昇、マザーズ指数は下落と指数は高安マチマチと最近にない展開となった。為替の値動きがなくなり、買い手掛かりを欠くなか、東証1部の出来高は20億株強と今月最低となっている。野村証券が目標株価を大幅に引き上げ売買代金トップで大幅高となったソフトバンク(9984)がこの日のハイライト銘柄だが、大引け間際で前日比プラスに駆け込んだみずほFFG(8411)など、やはりメガバンクの相場付きは強い。逆に大引けにかけて上げ幅を縮めた東京電力(9501)、6連騰ながら大引けにかけて売られた東京ガス(9531)など公益株は「引け味」があと一つだったことは気掛かりな動き。

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