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用語集:す(ず)

スーパーチューズデー

スーパーチューズデーとは、アメリカ大統領選挙の年に、候補者指名争いのため、予備選挙や党員集会が多くの州で一斉に行われる日にあたります。一般的に選挙年の2月または3月初旬の火曜日が該当します。ここでの勝敗が指名争いに影響することから注目される日です。

スキュー指数

スキュー指数は、アメリカ・イリノイ州のシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・発表している市場のスキュー(ゆがみ)に関する数値です。
今までのデータや経験では予測できず、起きた時の市場に対するショックが大きい事象である「ブラックスワン」や、自然災害やテロなどの起こる確率は低いが、発生した場合のリスクが極めて大きい「テール・リスク」といった事象が起こる可能性を予測する数値であり、トレーダーにとってはこの数値の増減には注意が必要です。

スクリーニング

スクリーニングとは、「選別する」という意味で、株式では主に色々な条件を設定することで、条件に合致する銘柄を探し出すことです。投資家にはとても大事な作業です。株価収益率(PER)や純資産倍率(PBR)、売り上げ増加率などスクリーニングをする際には様々な条件を設定することが可能で、PCで専用のフォーラムを活用することで素早く条件に合った銘柄をみつけることができます。スクリーニングである程度銘柄を抽出した後は、より細かい調査を行い、最終的に自分に合った銘柄をみつけることが大切です。

スチュワードシップコード

スチュワードシップコードとは、金融機関による投資先企業の経営監視などコーポレート・ガバナンスへの取り組みが不十分であったことが、リーマン・ショックによる金融危機を深刻化させたとの反省に立ち、英国で2010年(平成22年)に金融機関を中心とした機関投資家のあるべき姿を規定したガイダンスのことです。法的拘束力に縛られない自主規制の一つで、7つの原則に基づいて作成されています。

ステープル証券

ステープル証券とは、個別には売買できない2つ以上の関連する証券を1つに合体して売買される証券のことです。オーストラリアの証券取引所に多くみられ、プロパティトラストと呼ばれる不動産投資信託(REIT)と、その管理会社の株式を一体化した証券などが上場しています。トラストの安定した配当性向や収益に対する税制面の優遇措置に加え、株式の成長力や値上がり益を享受できるという特徴があります。

ストックオプション

ストックオプションとは、とある企業の役員や従業員が一定期間の間、事前に決められた価格で自社の株式を購入できる権利のことを指します。企業が新規に株式を発行するときなどに発生します。1997年(平成9年)の商法改正に伴い、日本でも全面的に解禁された制度です。株価が上がることにより、株を購入した人に対して利益が生じるため、インセンティヴ報酬として導入する企業が増えています。また、税制上国内では、従業員に与えられるストックオプションは原則的に給与所得に区分されます。

ストラテジスト

ストラテジストとは、投資戦略を考える専門家のことを指します。ストラジストとも呼ばれます。主に投資銀行や証券会社、投資信託会社や投資顧問会社などに在籍し、投資戦略を立案する人のことです。通常は、株式・債券・為替・コモディティなど、マーケット別に担当が分かれています。

ストラテジック・バイヤー

ストラテジック・バイヤーとは、M&Aに際して、自社の事業強化や事業拡大など経営戦略上において、必要な企業に対して買収を行う買い手のことを指します。既存株主が持ち株や企業自体の売却を行う際の相手方(買い手)のうち、経営の指導効果や事業のシナジー効果(相乗効果)などによりもたらされる投資価値の拡大を目的とした事業会社のことを指します。株価だけに着目して購入するフィナンシャル・バイヤーの対義語です。

ストラドル

ストラドルとは、同じ限月で同じ権利行使価格のコール・オプション(コール)とプット・オプション(プット)を組み合わせることで得られるポジションのことを指します。同じ権利行使価格のコールとプットを同数買うことで得られるポジションはロング・ストラドルと呼ばれています。

ストリートサイド

ストリートサイドとは、証券取引における決済制度の違いにより、証券会社同士の取引を指します。これに対して、売り手である証券会社(セルサイド)と買い手である機関投資家(バイサイド)の取引をカスタマーサイド取引と呼びます。

ストリップス債

ストリップス債とは、ゼロクーポンの割引債として販売されているものをいいます。補足すると、開発したのは、アメリカの財務省となります。内容は、利付債の利札部分と元本部分を別々にして、その別々にしたものに対し、ゼロクーポン債として販売を始めたというものです。具体的にはトレジャリー・ノート・ベーシック、トレジャリー・ボンド・ベーシックが存在し、これらは、元本部分のストリップスとなっています。日本国内でも買い付けが可能なことも特徴です。

ストレステスト

ストレステストとは、資産運用におけるリスク管理法のひとつで、市場での不測の事態が生じた場合に備えてポジションの損失や回避策をあらかじめシミュレーションしておく方法です。市場では、リーマンショックなどの突発的な大規模の価格変動がおこりうるケースであり、ストレステストでは保有しているポジションの潜在的なリスクを理解し、不測の事態の発生確率や、有事のシナリオを想定した備えを日頃から意識することが目的となっています。

スピンアウト

スピンアウトとは、企業の一部門や活用しきれない研究開発の成果、もしくはビジネスアイデア等を切り離し、一企業として独立させてから事業展開を行うことを指します。企業から一部の人材が飛び出し、別会社として分離・独立することであります。いわゆるベンチャー企業の新設といったことにつながります。通常、独立後の新会社が元の企業と資本関係が切れる場合を指します。新会社が元の会社と資本関係を継続させる場合のスピンオフの対義語です。

スピンオフ

スピンオフとは、企業の一部門や活用しきれない研究開発の成果、また事業化シーズといったビジネスアイデア等を切り離すことを指します。一企業として独立させ、事業展開を行うことで、企業の組織再編の一つの方法です。企業内の事業等を独立させて新会社を作ることであり、通常、新会社が元の会社と資本関係を継続させる場合を呼びます。独立後の新会社が元の企業と資本関係が切れる場合であるスピンアウトの対義語にあたります。

スプレッド取引

スプレッド取引とは、2つの商品間の金利差や価格差の差額を利用して行う取引のこと指します。先物・オプション取引や債券取引などにおいて活発に行われており、通常、割高な銘柄を売り、割安な銘柄を買うことによって、利鞘を得ることができます。

スペキュレーター

スペキュレーターとは、キャピタルゲインの獲得を目指して相場観に基づいて投機的な取引を行ういわゆるスペキュレーション取引を行う投資家のことを指します。スペキュレーターが対象とする市場、商品は多岐に渡っており、一般的な株式などの金融商品に加えて、先物取引などの商品取引市場にまで及びます。

スポットネクスト(スポネ)

スポット・ネクスト(スポネ)とは、取引日から数えて2営業日目にスタートし、3営業日目に決済を行う短期取引です。スポネと略されることもあり、コール市場、現先取引、レポ取引など、金融機関間の短期資金調達・運用に用いられています。

スポット型投資信託

スポット型投資信託とは、投資家のニーズや経済状況、マーケット環境などをタイムリーに捉えて、随時募集されるタイプの投資信託を指します。最初に一回だけ募集・販売され、その後は追加で購入できない単位型投資信託の一種です。単位型投資信託は、この型の投資信託以外に単位型投資信託もあります。この投信には、特定の国の債券に投資するものや特定のテーマに沿った株式に投資するもの、ハイブリッド債券に投資するものなどがあります。その投資対象は多岐にわたっています。

スマートグリッド

スマートグリッドとは、情報技術(IT)を活用した、電力の流れを自動的に調節する、次世代送電網のことを指します。電力の需要や供給を一定の水準で管理し、エアコンの設定温度などを自動的に調整したりできるようになり、これにより二酸化炭素(CO2)の排出削減にもつながります。

スマートベータ指数

スマートベータ指数は、財務指標の良し悪しや株価の変動率などに着目して採用銘柄を決める株価指数です。東証株価指数(TOPIX)は時価総額加重平均型ですが、スマートベータ指数は売上高や利益率、配当利回り、成長性など時価総額以外の要素を重視して開発される指数で、財務諸表に応じて加重されるファンダメンタル型、予想配当利回りなどに注目するバリュー型やグロース型など、様々な指数が開発されています。

スモールティック

スモールティックとは、東京証券取引所が2014年(平成26年)から2015年(平成27年)にかけて、TOPIX100構成銘柄を対象に呼値単位を適正化するため縮小した呼値単位のことを指します。呼値単位とは、指値注文を発注する際、注文を出せる値段の刻みのことで、株式市場全体の流動性を高めることを目的として実施されました。

スローハンド型防衛策

スローハンド型防衛策とは、買収防衛策の類型の一つです。買収対象となった会社(買収対象先)の取締役会構成員の交代を一度に行うことができないため、防衛策の発動を阻止するのに時間を要する方法です。具体的には、複数の取締役の任期に差を設ける期差選任制を採用し、取締役会構成員の交代を一度に行うことを不可能にする方策です。これにより買収者であっても、買収防衛策の発動を阻止したり廃止したりするのに時間を要する仕組みとなっています。

スワップション

スワップションとは、スワップとオプションを掛け合わせた造語です。意味は、一定の条件を満たしたとき、スワップ取引を実行する権利に関して、原資産としたオプション取引のことをいいます。多くの場合、この原資産は金利スワップとなって、固定金利払いだったり、変動金利受けの取引を行使できる権利、変動金利払い、固定金利受けの権利があります。買い手に関しては、先々の金利上昇リスクを回避したいため、これを利用し、売り手に関しては、利回りに期待を掛けて利用することになります。

スワップ

スワップとは、同じ種類の通貨で異なる種類の金利(固定金利と変動金利など)を取引の当事者間で交換することです。金利を対象とするデリバティブ(金融派生商品)取引の一つになります。通常、金利上昇リスクや金利低下リスクのヘッジとして利用されることが多いです。金利スワップとも呼ばれます。元本交換を行わずに、金利部分のみを当事者間で交換します。なお、金利スワップは、取引所を通さずに当事者間で直接取引をする店頭取引(相対取引)によって行われるため、当事者間であらかじめ交換する期間や条件などを取り決めます。

スポットレート

スポットレートとは、金融において存在する金利のうち、現在と将来の一時点の間に適用される金利のことです。「ゼロレート」とも呼ばれており、現時点をスタートラインとする金利をスポットレートと呼びます。為替レートそのものを表す言葉として使用されることもあります。

スプレッド

スプレッドとは、金融取引において、2つの商品における証券や通貨の「金利差」や「価格差」のことを指します。これを利用した取引をスプレッド取引と呼びます。また利回りの差は、「イールドスプレッド」などと呼ぶこともあります。

スティープニング(スティープ化)

スティープニング(スティープ化)とは、短期金利と長期金利の差が大きくなることを指します。イールドカーブと呼ばれるグラフにおいて傾斜角度が急な右肩上がりになった場合、短期金利と長期金利の金利差が大きくなったことを意味しており、これをスティープ化するといいます。

スワップ執行ファシリティ

取引所を介さずに相対で売買する店頭デリバティブを集約して取引する電子取引システムのことです。世界金融危機の際、取引実態が不透明性なために店頭デリバティブ取引の全容を把握できず、金融危機が拡大したとの反省から導入されました。

スマート・オーダー・ルーティング注文(SOR注文)

スマート・オーダー・ルーティング(Smart-Order Routing)注文の略称です。国内取引所や私設取引所(PTS)など複数の市場から最良価格がある市場を自動的に選び、売買を執行する注文のことを略してSOR注文と呼びます。

ストラングル

同じ限月で異なる権利行使価格のコール・オプションとプット・オプションを組み合わせることで得られるポジションのことです。異なる権利行使価格のコールとプットを同数買うことで得られるポジションはロング・ストラングルと呼ばれています。

スペキュレーション取引

売買行為を通じて、キャピタルゲインの取得を目的とした取引のことを指します。先物取引の場合は、先物価格の値上がりを予想して買い建てると、予想通り相場が上昇したら転売し、利益を得ることができるようになっています。

ストライク・プライス

株式等の募集や売り出しに際して実施されるブックビルディングにおいて、投資者が需要を申告する際の希望価格の指定方法のひとつです。具体的な価格・条件を示すものではなく、どのような条件であっても購入意欲があることを示す方法を指します。

ストップ高・ストップ安

ストップ高・ストップ安は、急激な株価の変動により投資家に不測の大きな損害や混乱を与えないために設けられており、ストップ高とは、前日の終値に対して値幅制限いっぱいまで株価が上がることを指します。それとは逆の意味である、ストップ安とは、前日の終値に対して値幅制限いっぱいまで株価が下がることを指しています。

スローストキャスティクス

価格の振幅や値幅などから相場の過熱感を測る指標「ストキャスティクス」の一種です。英語ではSlow Stochasticsと表記されます。現在の価格位置の相対的水準を示す「%Kライン」のn日の移動平均を示す「%Dライン」と、「%Dライン」のY日の移動平均を示す「SDライン」を利用します。

ストキャスティクス

米国のチャート分析家ジョージ・レーンによって考案されたテクニカル指標のことで、振幅や値幅などから相場の過熱感を測るオシレーター分析の一種を指したものです。英語ではStochasticsと表記されます。

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