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用語集:く(ぐ)

クイック・ファンド・リスク(QFR)

クイック・ファンド・リスク(Quick Fund Risk = QFR)とは、QUICKが2001年8月から毎月算出、公表する投資信託のリスク階級指標のことを指します。投資信託の価格変動リスク(過去の価格変動の度合い)を東証株価指数(TOPIX)との相対評価で表したものになります。

クールジャパン

クールジャパンとは、日本独自の文化が海外で評価を受けている現象、またはその日本文化を指す言葉です。当初は主に秋葉原に代表されるようなマンガやアニメ、渋谷・原宿のファッションなど、ポップカルチャーを指していましたが、近年は食材や伝統工芸、家電など広範囲にわたった文化を指します。

クオンツ運用

クオンツ運用は高度な数学的テクニックを駆使し、マーケット(株式、債券など)、マクロ経済指標、経済情勢などのデータをコンピューターで分析することで作りだされる「数理モデル」によって資産を運用していく投資スタイルのことです。「システム運用」と同じ扱いをされることもあります。機械的に分析し、運用が自動で行われるのが特徴ですが、ブラックスワン(想定外の事態)や、運用ルールが硬直的という点から、市場の変化に疎いことが弱点とされています。

クズネッツサイクル

クズネッツサイクルとは、約20年の周期の景気循環のひとつの形態を表したもので、アメリカ国の経済学者サイモン・クズネッツが、1930年の著書でその存在を提唱したことが名前の由来になっています。景気循環が約20年ごとに訪れるケースで、工業施設や住宅などの建築物が建て替えの周期に相当します。建築循環ともいわれます。さらに長い期間の景気循環には50年程度の「コンドラチェフサイクル」があり、産業革命や鉄道の建設、自動車の発達などによって訪れます。

クラウディングアウト

政府の国債の大量発行、減税などによる支出の増加が利子率の上昇を招くことで、民間の資金調達が圧迫され投資を減少させてしまう現象です。 貨幣量が一定に維持されているときに発生することがあり、これを避けようとするとインフレーションを招くきっかけとなります。

グラマー・ストック

グラマー・ストックとは、将来性があり魅力がある有望株のことをいいます。このグラマー・ストックは、国内ではなくアメリカで使われる証券用語となります。また、有望株という意味以外にも、中小型の成長株のことをいう場合もあります。ちなみに、グラマー・ストックは、日本語訳をすると、「グラマー」は心を惑わす魅力と約されるため、「心を惑わす魅力を持った株」ということができるわけです。多くの場合は、ハイリターンが期待ができる動きの激しい成長株を指します。

グリーンシューオプション

グリーンシューオプションとは、株式等の募集や売出しに際して、オーバーアロットメントによる売出しが実施された場合に、借り入れた株式等の返還を目的として主幹事会社が行使する権利を指します。主幹事証券会社は、発行者や大株主等にこの権利を付与してもらう仕組みになっています。

グリーンメーラー

グリーンメーラーとは、グリーンメールを行う投資家のことを指す言葉です。グリーンメールとは買収の対象となる企業や、その関連会社の株式を買収者に高値で売却することを目的に買い集めることをいいます。通常の株式の保有とは違い、経営支配を目的とせずに、企業やその企業の関係者に高値で売りつけることを目的としています。語源はドル紙幣を意味する「グリーンバック」と、脅迫状を意味する「ブラックメール」を合わせた言葉です。

グリーン化特例

グリーン化特例とは、環境に配慮した軽自動車を2015年4月1日以降に購入した場合、2016年に支払うべき軽自動車税を減税する措置を指します。2015年4月1日から施行された軽自動車税の増税による新車の買い控えを防ぐ目的でとられた措置でもあります。

グレートローテーション

グレートローテーションとは、投資の対象が債券などの安全性の高い資産から、株式をはじめとするリスクの高い資産へ一斉に転換することを指します。歴史的な資金移動がはしまる」ことへの期待が込められています。2012年には欧州債務危機やアメリカの財政問題などがあり、正解的に安全性の高い資産が選ばれていましたが、翌年以降には改善されはじめ、特に日本では脱デフレへの期待が高まったことから、日本の株式は特に活気づきました。このことから日本にはグレートローテーションが来ているとする見方もあります。

グレグジット

グレグジット(Grexit)とは、ギリシャのユーロ離脱を表した造語のことです。英語でギリシャを意味する「Greece (グリース)」と 退出を意味する「exit(イグジット)」を組み合わせたものです。

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)

クレジット・デフォルト・スワップ(Credit default swap = CDS)とは、クレジット・デリバティブの一種です。社債や国債、貸付債権などの信用リスクに対して、保険の役割を果たすデリバティブ契約のことを指します。具体的にいえば、債権者や投資家といった買い手が売り手に保証料を支払います。そのかわりに、契約の対象となる債権等が契約期間中に債務不履行(デフォルト)になった場合、それによって生じる損失を保証してもらえます。

クレジット・モニター

クレジット・モニターとは、企業に対して、格付けした内容が変更される可能性があること状態のことをいいます。企業には、定期的に格付けされ金融市場での状態を表すことになります。その中で、何らかの有事が対象の企業にあった場合、どうしても格付けを見直さないといけない状況になります。つまり、有事が格付けに大きな影響を与える可能性がある場合です。このとき、格付けの見直しがされることになります。クレジット・モニターの状態は、「#」のマークが付与され投資家に分かるようになっています。

クレジットイベント

クレジットイベントとは、支払不履行・条件変更・倒産など対象となる債務の履行に関して支障をきたす恐れのある行為や問題のことを指します。信用事由とも呼ばれます。対象としては、国・地方公共団体・一般企業向けの債券や融資の他、証券化商品も含まれます。

クレジットコスト

クレジットコストとは、不良債権(経営が破綻し、回収不能な貸付金などの債権)処理額のことです。不良債権を処理した事により、その時損益計算書に算出される損失額を指します。処理の方法としては、倒産などで債権回収がまったく出来ないと判断された債権を資産から差し引いて、貸借対照表上で処理を行う間接償却などがあります。銀行やクレジット会社などの金融機関は良質な債権を増やし、このコストを削減することを目指しています。

クレジットと分散

クレジットと分散とは、ポートフォリオ(金融商品、運用商品の選定と組み合わせ)における考え方でのひとつです。クレジット(銘柄の信用)の高い銘柄だけで組むとリスクは低くなりますが、リターンも低くなってしまいます。逆にクレジットの低い銘柄で組むとハイリターンが期待できますが、ハイリスクになってしまい、あまり良いポートフォリオとは言えません。そこで、投資する対象をひとつに絞らずに分散し、ある銘柄が下落してもほかの銘柄でカバーをして、大きなリスクを避けながらリターンを狙っていく考え方がクレジットと分散です。

クローズドエンド

クローズドエンドとは、投資信託のジャンルの1つです。一般的に使われるクローズエンドは「終わりが決まっている」というような意味合いで利用されます。投資の世界では、途中で買い戻しや解約はできないという意味になります。具体的には、投資信託が組み入れ資産の純資産価格での換金を依頼をしても、受け付けてくれない状態になります。したがって、実際に換金する場合は、取引所などを利用して、他の資産家に売却する形しかできない状況になります。

グローバル・コーディネーター

グローバル・コーディネーターとは、株式などの売り出しの幹事を指します。特に売り出しの業務全体を管理、推進する証券会社等のことです。一方で、売り出しの販売面を中心に管理、推進を行う幹事をブックランナーと呼びます。

クロスボーダー取引

クロスボーダー取引は、国境を越えて行われる取引の総称をいいます。外国為替取引や株式取引、債券取引、先物・オプション取引などの金融取引においては、インターネットや取引システムの発展、資本取引の自由化などによるボーダーレス化の進展により拡大しています。

クロス取引

クロス取引とは、1つの証券会社が、同一銘柄について同量の売り注文と買い注文を取引所に提出し、商いを成立させる取引を指します。以前は売り買いそれぞれの注文を金融商品取引所に出さないで売買を成立させるバイカイという方法が認められていたが、市場集中原則に反することから1967年10月から禁止されています。

雲とは、一目均衡表において先行スパン1と先行スパン2との間に構成されるものを指します。株価の抵抗帯となったり支持帯となったりします。株価が雲よりも上にあるときは、雲は支持帯として上昇トレンドを表し、株価が雲よりも下にあるときは、雲は抵抗帯として下降トレンドを表します。

繰越欠損金

繰越欠損金とは、欠損金の繰り越し控除を指します。欠損金は財務会計上の赤字のことで、税法上は赤字という言葉を使わず、欠損金という言葉を使います。税効果会計や税務会計では、収益を益金、費用を損金とよび、欠損金は費用が不足している状態を指します。欠損金を将来に繰り越すことで、控除として取り扱うことができ、繰り越し機関における課税所得から繰り越された欠損金を控除することで、それに対応する税額が減少する仕組みです。

繰延資産

繰延資産とは、企業の資産の一つです。資産は固定資産など換金性のあるものを一般的に指しますが、繰延資産は「会社または個人事業主が支出する費用で、その支出の効果が1年以上に及ぶもの」と定義された資産になります。売上との対応で生まれるもののため、財産価値などはない資産です。繰り延べして資産として計上されたものです。会計上では、創設費や株式交付費などといったものが含まれます。税務上では、税法にしたがって償却期間をかけて償却する資産になります。

繰延税金資産

繰延税金資産とは、「税効果会計」の一つで、企業会計上の「資産」または「負債」と、税法上の「資産」または「負債」との差額を調整するための勘定項目です。将来の減算一時差異などの解消で、将来の納付税額の減額効果があること、法人税などの前払額が将来の課税所得から回収することができることを根拠に計上しています。「将来の税金を減らす効果のある資産」であり、将来の課税所得が生じなければ減額効果は得られないので、注意が必要です。

繰延税金負債

繰延税金負債とは、財務分析に用いる税効果会計の一つです。算出方法が異なるため差額が生じる企業会計上の資産および負債と、税法上の資産および負債を調整するための勘定項目です。財務諸表の上では、貸借対照表の負債の部に記載されます。使用されるケースは限定的で、持ち合い株式等の評価益が発生したときなどです。固定資産の圧縮記帳の圧縮積立金も含まれます。中小企業には適用は強制されておらず、大企業の子会社などで適用される項目です。

口数

口数とは、投資信託(ファンド)においては、受益権の単位のことです。またファンドの購入や解約の際の取引単位のことを指します。簡潔にいえば、ファンドの持分を表す基本単位であり、株式でいう「株数」に相当します。通常、ファンドは、設定時に1口=1円や1口=10,000円などで元本が設定され、1口=1円の場合、基準価額は1万口あたりの価額で表されます。また、現在の保有ファンドの評価額(時価)は、基準価額と保有口数から算出されます。

食い合い

食い合いとは、信用取引で、買い残高と売り残高の重なった部分のことを指します。取組みとも呼ばれます。各証券会社はこの部分はそれぞれの代金として充当できるため、実際に必要となる有価証券あるいは金銭の調達量を少なくすることが出来ます。

クロス/クロス商い

大口注文を取引所の取引時間外で成立させる手法であり、ひとつの証券会社が、ひとつの銘柄で、同じ株数の売り注文と買い注文を同時に成立させます。クロス取引ではあらかじめ投資家の条件に合った相手を探してもらい売り買い同じ量を同時に発注するため、大口の注文を成立させるのに有効な手段です。

クレジット・ウォッチ

格付け会社の一部で、格付けの見直しを必要とするような出来事があった場合に、一時的に調査中であることを示すために指定することを指します。見直しの結果、必ずしも格付け変更となるとは限らないとされています。同様の言葉として「レーティング・モニター」などがあります。

クオンツ

Quantitative(数量的)という英語から派生した言葉で、有価証券投資においてコンピューターを用いた高度な数学的テクニックを使って分析すること、もしくはそれを分析する人のことを指してこう呼ばれます。

グレーマーケット

有価証券の発行前あるいは上場前に売買を行う市場のことです。仮目論見書に記載された価格に基づく債券の先物売買が行われる市場などがあり、ユーロ債の場合、引受授業者間の引受量を調整する取引市場という位置づけとなっています。

グローベックス(GLOBEX)

CMEグループが運営する24時間取引可能な電子取引システムのことでを指します。ロイターとCMEにより共同開発されており、日経平均株価の先物も取り扱っているため、オープン時の日経平均株価は、このグローベックスの先物価格にサヤ寄せして始まる傾向があります。

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