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用語集:う

ウィルシャー5000(Wilshire 5000)

ウィルシャー5000とは、アメリカのWilshire Associates社が算出・公表している株価指数です。ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダック店頭市場で取引されているアメリカに本店を置いている企業すべての普通株式が対象で、アメリカの株式市場を最も広範囲にカバーする株価指数でもあります。最初の銘柄が約5000だったので「ウィルシャー5000」と呼ばれていますが、市場の成長に伴って構成銘柄が増加していき、現在では約5700銘柄にまで増加しています。

売上債権回転率

売上債権回転率とは、企業の売上債権がどの程度効率よく回収できているかを示す比率を指します。企業が効率よく経済活動しているかどうかを知る指標の一つです。売上債権は、一般的に売掛金や割引手形を含みます。この比率は計算式として、売上高 ÷ 売上債権売上で表します。債権回転率が低い=債権を回収するのに長時間かかっていることを示します。同時に資金が拘束されている時間が長いことを指します。店頭での現金販売比率が高い業種では、一般的にこの比率が高いといえます。

売上総利益

売上総利益とは、売上高から売上原価を差し引いた利益のことを指します。粗利益や粗利とも呼ばれ、企業の大まかな利益を知る指標の一つです。いわゆる日々の営業活動によって得られる利ざやの総計を指します。損益計算書の一番最初に登場する利益で、投資判断の指標でもあります。売上原価に左右される上、業種によって大きく異なるのが特徴です。製造業などでは仕入れた原材料のみならず、機会や設備の電気代や水道代なども含まれます。

売掛債権

売掛債権とは、企業がサービスや商品を売った後に、回収していない代金を請求できる権利のことを指します。帳簿上の売掛金や手形として証券化された受取手形などを含みます。継続的営業取引から毎期生じるもので、未回収金とは区別されます。2001年以降、信用保証協会が売掛債権担保融資保証制度を制定してから一般的に広がりました。この制度によって、売掛金等は資産とみなすことができ、未回収の代金があっても金融機関から融資が受けられます。

運用報告書

運用報告書とは、投資信託の決算期末ごとに投信の保有者(=受益者)に交付される書類のことです。運用期間中の投資環境に対する見方や運用方針などを明確にすることを目的とし、法律で交付が義務付けられています。2014年12月から投資信託及び投資法人に関する法律改正によって、交付運用報告書と全体版の運用報告書の二種類を出す必要があります。投資家に分かりやすい内容とするため、グラフや図などが導入された書類になっています。

受取手形

受取手形とは、通常の取引に基づいて発生した手形債権のことを指します。商品やサービスなどを販売した対価として、販売先から受け取った商業手形のことです。一般に簿記・会計上で、約束手形と為替手形の二つがありますが、特に区分して取扱うことはなくこの勘定科目で処理し、貸借対照表の借方項目の資産の部に計上されます。流動資産のうちの当座資産の一つとなります。また、先日付小切手は、通貨代用証券の一種ですが、会計処理上は、本科目で処理します。

売掛金

売掛金とは、企業が製品・商品やサービスを販売した際の売上代金に対する未収金のことです。企業間の信用に基づき、現時点ではなく将来の現金の受取りを約束した取引になります。未収金に対して約束手形が発行された場合は受取手形に分類されます。相手先の経営状態が悪化し、売掛金を回収することができなくなる場合があるため、その可能性を事前に貸倒引当金として見積もる必要があります。貸借対照表では資産の部の流動資産のうち当座資産に分類される項目です。

売上高経常利益率

売上高経常利益率とは、企業の売上高に対して、経常利益が占める割合を示す財務指標を指します。財務活動なども含めた企業の事業活動全体における利益率を表すもので、通常、金融収支の良し悪しや資金調達力の違いなどの財務面も含めた総合的な収益性が反映されます。本比率が高いほど収益性が高いと判断されます。また、経常利益とは、本業の収益力を示す営業損益に、普段行っている財務活動などの損益を加減して計算され、企業の事業活動全体から得られる総合的な利益獲得力を示す指標です。

運用指図

運用指図とは、運用指図型の投資信託や確定拠出年金において運用方法を指示することを呼びます。投資信託であれば、委託された者が信託銀行に売買を指示することを指します。確定拠出年金であれば、運用する金融商品の指示や運用商品の預け替えなどを指示することです。こちらの場合は加入者が直接担当者に指示を出すのが一般的です。ネット上の専用ページやコールセンターに電話することで指示を出すことができます。運用指図を行う人のことを運用指図者とも呼びます。

運用会社

運用会社とは、個人・企業、団体、年金、そして行政機関などから資産を受託し、これを元に運用をしていく会社のことをいいます。資産運用会社だったり、投資運用会社だったりと呼ばれることもあります。一般的な業務内容は、ファンド運用の指図、信託約款の作成と締結、そして届け出などがあります。他にも、信託財産の設定だったり、信託財産を組み入れた有価証券の指図行使などもあります。非常に広い仕事内容となっているため、投資家は、これらの内容もしっかりと吟味をする必要があります。

運用関係費用

運用関係費用とは、単純に、資産運用に必要な費用のことをいいます。一般的に、変額年金、そして変額保険にて投資信託など金融商品を利用する場合、つまり運用に関して契約者(投資家)が支払っている手数料のことをいいます。支払いは、別途、手数料を支払うという形は取らず、毎日、運用している資産から、契約したパーセンテージで引かれている形をとることが多いです。ただし、これは一般論であり、投資信託などによって異なる場合があるため、手数料関係をしっかりと確認する必要があります。

運用レポート

運用レポートとは、投資信託をして運用をしている、その運用会社が発行している契約者(投資家)に向けた書類の1つになります。今まで運用してきた成果を始め、累積リターンだったり、ベンチマークとの比較だったり、そして組み入れ上位銘柄だったりと、運用に関しての細かいコメントがまとめられているレポートになります。この運用レポートの発行タイミングは、商品によって異なるため投資をするとき理解をしておく必要があります。

売上高成長率

決算書の数値などを基にして、経営を量的に分析する財務諸表分析の一つです。売上高伸び率とも呼ばれており、企業の成長性・企業規模の拡大をはかる尺度の一つである売上高が元になっています。売上高は、企業の活動量を表しており、売上高が前期より増加すれば増収、減少すれば減収を意味しています。。

ウィンブルドン現象

ウィンブルドン現象とは、外資系企業に国内市場を占有されながらも市場活性化が進むことを指します。表面的なニュアンスは日本のことわざの「庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を取られる」に近いが、実質的に経済上の利益につながることを意味しています。

売出し

売出しとは、既に発行された有価証券の売付けの申込み又はその買付けの申込みの勧誘のうち、50人以上の者を相手方として行う方式を指します。株式を公開する場合など、その発行会社の大株主が所有する株式について、証券会社を通じて不特定多数の一般投資家に取得させる場合が該当します。

運用スタイル

運用スタイルとは、資金運用を行う際に基本となる考え方、手法、戦略などを指します。「投資スタイル」とも呼びます。自分の運用スタイルを明確にしておくことで、自分に合った資金運用をしやすくなります。代表的な運用スタイルには、市場や経済状況を分析して固定銘柄を選定していく「トップダウン型」や、市場予測ではなくベンチマークを設定して運用する「パッシブ型」などがあります。システム運用といったアプローチに関する違いを指す場合もあります。

運用方針

運用方針とは、運用会社がどのように資金を運用するかを決定しているものです。運用会社の目論見書などで確認することができ、どのような投資対象に対して、どれくらい投資し、何を目標として投資するのかについて記載されているのが基本です。会社ごとに違い、会社選びに迷った際には、この運用方針がしっかりしているかどうかを比較するのも大切な視点になります。会社のホームページなどに記載されている場合もあるので、チェックしましょう。

運用対象

運用対象とは、資産運用の対象とするもので、投資する対象を指します。英語では「Investment asset class」といいます。投資信託の場合は運用対象によって分類することができます。投資信託は、運用会社が投資家から集めた資金をもとに、運用方針に基づいて、運用成果の実現を目指します。株式を組み入れて運用することのできるタイプの「株式投資信託」や、株式は一切組み入れない国債や社債などの短期金融商品を中心に運用する「公社債投資信託」、法人を設立して、投資家が法人の発行する投資証券を取得する「会社型投資信託」などがあります。

売りあおり

売りあおりとは、株価を下げるために大量の売り注文をすることを指します。一般的な投資家ではなく、大量の資金力を持つ投資家が行うことが短期的に株価を下げることで、利益を得るために行います。企業成績や経済的な乱れなどがないのにも関わらず、株価が急に下がった場合は売りあおりの可能性が高いとされています。また、近年ではネットの掲示板などで「この株を売ったほうがいい」といった書き込みをすることも「売りあおり」と呼ばれます。

売買停止

売買停止とは、株式市場で、株価に重要な影響を与える恐れがある情報が出た場合などに、一時的に当該銘柄の売買を中止する措置を指します。例えば、大型のM&Aなど株価に大きな影響を与える恐れのある情報が流れた場合、その真偽を確かめるために一時的にその企業の株式の取引が停止されます。

売り値

売り値とは、為替相場などで、価格を提示する売り手の希望価格のことを指します。アスク(ask)またはオファー(offer)とも呼びます。対義語は買い値で、ビッド(bid)またはペイ(pay)と呼ばれています。希望価格のため現状価格と一致したときに売ることが可能となります。

売り抜け

売り抜けとは、株式取引において、保有株の株価が下がる前に、タイミング良く売ってしまうことを指します。売り逃げとも呼ばれています。また、他人に知られないように、密かに売って取引から離脱するといった意味合いも含まれます。

上値

上値とは、現在の株価以上の値段のことで、さらに高い株価のことを指します。株価の値上がりが続き、勢いよく上昇する状態を上値を追う、株価が今の状態に止まって、なかなか上昇しない状態を上値が重いなどと呼びます。

埋める

埋めるとは、配当落ちや権利落ちなどで下がった株価がその分を戻した場合に使われる用語です。また、テクニカル分析の中で、チャート上で前回と今回のローソク足の間にできた隙間(=窓)が埋まる場合は窓を埋めると言います。

売り気配

売り気配とは、証券市場において、売却の注文に対してこれに見合う買付けの注文がないことを指します。いわゆる値がつかない状態のことのことで、ヤリ気配とも呼ばれています。買い注文があっても売り注文がない状態の買い気配の対義語です。

売りたい強気

売りたい強気とは、相場の格言の一つで、相場の先安観が高まっても、もう少し高くなったら売りたいという心理が支配することを指します。下げ相場において、本心では売りたいと思っていながら、少しは上がって高いところで売れそうな気がしてくる人間心理を表したものです。

上値が重い

上値が重いとは、株式などの相場で、現在の水準よりもさらに高い値段のことを上値と呼び、相場が上がりそうで上がらない状況のことを指します。また、相場が一段と上昇する状態を上値を追うなどと呼び、市場が停滞しているときなどに用いられる用語です。

売り崩し

売り崩しとは、不公正取引の一種です。ある特定の銘柄(=株式等)の価格を意図的に安くすることにより、あたかも相場が下落していると他の投資家に誤解させ、取引を誘引することを目的とした行為(=相場操縦)のことを指します。

受渡し

受渡しとは、取引所で売買の成立後に、代金と引き替えに現品の引き渡しを行って取引を完了することを指します。一般に売買契約において、取引の約定に基づき、買い手は代金を、売り手は現物を、それぞれ相手方に引き渡すことにあたります。

売り建て玉

売り建て玉とは、信用取引や先物・オプション取引、外国為替証拠金取引、CFD取引などにおいて、売付けをして、まだ決済をしていないものを指します。売り玉とも呼ばれています。なお、投資家においては、取引口座にある証拠金によって、取引できる建玉に制限があります。

売り越し

売り越しは、マーケット全般で使われる需給動向を表す用語で、ある銘柄に対しての売買数量のうち、買い数量よりも売り数量の方が多い場合を指します。これとは反対に、売り数量よりも買い数量の方が多い場合を買い越しといいます。

売り乗せ

売り乗せとは、利乗せの一種で、下げトレンドで売り持ち(=ショートポジション)を増やすことを指します。ショートポジションの投資家が、予想通りに下落を続けている相場局面で、さらに売りを出すことを意味します。

受渡日

金融商品取引の決済を行う日のことです。株式を売買した時には、買い付け時には売買代金を渡して株券を受け取り、売り付け時には株券を渡して売却代金を受け取ることになりますが、これらの決済をする日のことを指します。

売るべし売るべからず

「売るべきだといわれるときは、売らない方が良いのではないか」という意味をもった格言です。一般に売るべきだと考えられているときには、売りたくなるものですが、そういった場合かなり売り込まれているので、売らないほうが賢明であるということを指しています。

薄商い

取引量(出来高)が少なく相場が閑散としている状態のことです。材料不足やイベントの結果待ちなどの際に生じやすく、取引量が全体的に少ないと、わずかな売りや買いで相場や株価などが一方向に大きく動くことがあります。

売り方

株式や債券、商品市場などマーケットにおいて売り注文を入れている人のことを売り方といった呼び方で呼ばれます。もしくは、信用取引で売る側(売り建て玉をもっている人)のことを指して呼ぶこともあります。逆に買う側を買い方といいます。

売出価格

株式等の売り出しに際して、投資者が株式等を購入する際の1株当たりの金額のことであり、ブックビルディングの需要状況等を総合的に勘案して決定されています。これは、申込期間中に投資者が支払う申込証拠金と同一の金額となります。

売り残

信用取引において、信用売りをされてなお、まだ決済されずに残っている、株式残高のことを指します。逆に、信用買いによって買われて、まだ決済が済んでいない残高を「買い残」といい、信用売りは、証券会社から株式を借りて株式を売る取引です。

内出来

発注した注文のなかでも、一部だけが約定することをいいます。例えば、10,000株の買い注文を入れた際、そのうち4,000株だけが成立した場合には、この4,000株がその注文の内出来と呼ばれることになります。

上放れ

株価が一気に大きく上昇することを指してこう呼びます。株価がそれまでの推移から大きく離れて上昇したり、あるいは、前日の終値と比べて大きく上昇したりした場合を指しており、反対に、これまでの推移から大きく離れて下落することを「下放れ」と呼びます。

受渡

受渡とは有価証券の売買が成立した際に、代金のやり取りをすることを指します。株式の取引の場合は、受渡は約定した当日ではなく、当日から数えて4営業日目となっており、この日を約定日に対して受渡日といいます。

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