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用語集:ま

マーケット

マーケットとは、売り手と買い手が出会って商品やサービスの取引が行われる場所、または領域を指します。企業の側から見ると、商品やサービスを購買している、あるいは購買する見込みのあるすべての個人および組織体の集合を意味します。

マーケット・ニュートラル運用

マーケット・ニュートラル運用とは、買建(ロングポジション)と売建(ショートポジション)を組み合わせることによって、マーケット・全体の価格変動に左右されない安定的な収益の確保を目指す投資戦略を指します。

マーケット・アプローチ

マーケット・アプローチとは、企業価値評価の手法三つを大別したうちの一つです。対象企業と同業他社の時価総額を比較するなど、類似の買収事例を参考に企業の価値を評価する手法になります。一般的に、上場企業の場合は株価を基づいて評価するが、非上場企業の場合は、同類の上場企業を選定し、税引き後利益などの財務諸表値を比較した上で倍率を計算した後、選定した上場企業の株価にそれを掛け合わせて算出した対象企業の株価を評価します。

マーケット・インパクト

マーケット・インパクトとは、自分の売り買いによって下落や上昇などの株価に変化を起こすことを指します。自分と同じような売買執行を考えている人が多い場合は、より発生しやすくなります。主に大量注文が行われた時や、市場流動性が十分に高くない場合に起こりやすく、自分が想定しているような売買執行を達成することができない可能性が生まれます。また、想定外のリスクを抱えることにもなってしまうので、発注をする際にはマーケット・インパクトには十分に留意しておく必要があります。

マーケット・ニュートラル

マーケット・ニュートラルとは、買い建て(ロングポジション)と売り建て(ショートポジション)を組み合わせることで、市場全体の価格変動に左右されない安定した収益の確保を目指す投資戦略です。割安な銘柄を買い建て、割高な銘柄を売り建てる運用で、相場が上がっても下がっても全体に動きによる影響をうけることなく利益を出そうとする戦略です。両方で利益がでる可能性がある一方で、見通しが外れた場合は双方のスタンスで損失が発生してしまう可能性もあります。

マーケット・ポートフォリオ

マーケット・ポートフォリオとは、ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)の一種で、ある市場の銘柄すべてを、市場全体の時価総額に対する銘柄ごとの時価総額の構成比率に合わせて購入するポートフォリオです。このポートフォリオの利点は、マーケット・とポートフォリオがほぼ同じような動き方をするので値動きがわかりやすい点、自分で銘柄を選定することが難しい初心者でも安定して利益を出しやすく、大きなリスクを負いにくい点にあります。

マイクロクレジット

マイクロクレジットとは、信用力がなく、既存の銀行から借金できない途上国の貧困層に、少額の事業資金を貸し付ける支援制度を指します。人々が自主的な経済活動によって貧困から脱するのを側面支援するための少額融資のことです。

マイナス金利政策

マイナス金利政策とは、民間金融機関が日本銀行当座預金に預けている余剰資金の金利をマイナスにする政策を指します。日本では、2016年(平成28年)1月に導入が決定しました。日本以外でも、欧州中央銀行(ECB)やスイスやデンマークといった欧州国家でも同様の政策が導入されています。

マイナス成長

マイナス成長とは、国内総生産(GDP)が前期に比べて減少していることを指します。経済規模が縮小し、経済成長率がマイナスになっていることを意味します。GDPが前期に比べて増加し、経済成長率がプラスになっている状態を指すプラス成長の対義語です。

マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)

マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)とは、国民一人ひとりに番号を割り振り、社会保障や納税に関する情報を一元的に管理する共通番号制度のことを指します。年金や納税などの個人情報を照合できるようにし、行政手続きの効率化や公正な給付と負担の実現などを目的とするものです。

マザーファンド

マザーファンドとは、親ファンドとも呼ばれるものです。ファミリーファンド方式と呼ばれる投資の運用方法の中で、ベビーファンド(子ファンド)から集めた資金を元に投資対象に直接投資するファンドのことです。一般投資家はベビーファンドを直接購入し、分配金などを受け取りますが、マザーファンドを直接購入することができません。運用管理の効率化や規模のメリットがあるため、マザーファンドと複数のベビーファンドによって投資信託が運用されています。

マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)

マスター・リミテッド・パートナーシップ(Master Limited Partnership = MLP)とは、エネルギー事業を主な収益源とする共同投資事業形態を指します。ニューヨーク証券取引所やNASDAQ等の金融商品取引所に上場しています。不動産の賃料収入を収益源とするREITと形態が似ているのが特徴です。エネルギービジネスの中でも収益が安定しているパイプライン事業を対象としたMLPが多いです。ニューヨーク証券取引所において、上場しているMLP代表50銘柄が選定されています。

マッチング理論

マッチング理論とは、労働市場においてうまくいかない理由を、労働の条件、給与、雇用条件などを加味することで現状を打開しようとする理論です。このマッチング理論はサーチ理論ともよばれます。現在は、サーチ理論以外にもいろいろなマッチング理論が考案されていて、個人と社会の要望などを、資源や土地などの制約が多いなかで、多くの人の最大限希望がかなうように市場の制度設計を行う「マーケット・デザイン」という分野がつくられました。

マネー・プール・ファンド

マネー・プール・ファンドとは、投資資金を一時的に待機(プール)するファンドのことを指します。現在のファンドから別のファンドに乗り換える際、次のファンドが決定しない時に乗り換えまでの期間に資金をプールしておくファンドになります。基本的に国内の債券や短期の金融商品を安定的に運用する際に活用されるものです。また、このファンドが利用できるのは、通常セレクト型ファンドや業種型セレクトファンドに乗り換える時のみです。

マネーフロー

マネーフローとは、個人の取引などで行われている資金の流れや、企業や金融機関などで行われた取引で使われた資金など、国民経済の中で動いた資金の流通を指します。資金の流れを意味しており、資金循環とも呼ばれます。

マネー・リザーブ・ファンド(MRF)

マネー・リザーブ・ファンド(Money Reserve Fund = MRF)とは、超短期の債権を運用していく投資信託になります。公社債投資信託の一種となっています。証券会社では、普通預金と同様の扱い方をされる商品となっています。もちろん、あくまでも投資となっているため、元本割れのリスクは常に付いて回ってしまうところはあります。ただ過去、このマネーリザーブファンドは、元本割れをしたことがないため、安全性の目線でいえば、かなり安心して投資ができる商品でもあります。

マネーローンダリング

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、麻薬売買・武器取引・違法ギャンブル・詐欺・汚職・贈収賄等の犯罪行為や脱税などで違法に得た資金を、偽名口座や匿名口座などを活用してさまざまな金融機関の口座から口座へ移すことを指します。資金洗浄とも呼ばれています。また、さまざまな金融商品の取引を通じて、その出どころを分からなくしたりすることも指します。

マネタイゼーション

マネタイゼーションとは、広義には「貨幣化・現金化すること」を指す言葉です。経済・金融の専門用語として、政府が発行する国債などを中央銀行が通貨を発行することで直接引き受けることをいいます。中央銀行による財政赤字の穴埋め措置という側面もあり、「国債のマネタイゼーション」とも呼ばれ、「財政ファイナンス」とほぼ同義で使われることも多いでしょう。

マネタリーベース

マネタリーベースとは、日本銀行が供給する通貨のことを指します。マネーストック(世の中に出回っているお金の総額)の基となる通貨にあたります。それゆえ、ベースマネーとも呼ばれますし、大きな預金通貨を生み出す通貨として、ハイパワードマネーと呼ばれる場合もあります。

マルチプル・プライベート・オファーリング(MPO)

マルチプル・プライベート・オファーリング(Multiple Private Offering = MPO)とは、企業が、転換社債型新株予約権付社債もしくは優先株式や新株予約権を第三者割当増資によって証券会社に対して発行し、資金調達をおこなう手法のことです。

マル優

マル優とは、正式には、障害者等の少額預金の利子所得等の非課税制度と言う利子非課税制度の一つを指します。一般的な預貯金や利付国債、公募地方債などを対象とし、1人につき元本350万円までに対する利子が非課税になります。

マンデート

マンデートとは、一般的には、委任された権限を指します。金融業務においては、企業等の株式の発行やシンジケートローンの組成などの資金調達の実施の際に、証券会社や銀行などの金融機関が、その企業より業務の委任を受けることを呼びます。

曲がり屋

曲がり屋とは、投資において相場の予測をことごとく外し、損失ばかりを出している人を指す言葉です。予想に反して損失がでることを「曲がる」と言うことが語源となっています。投資や株式の世界には「曲がり屋に向かえ」という格言があり、投資に関する運のない曲がり屋をあえて指標にして、反面教師として参考にすると利益が得られるという意味です。曲がり屋が売りにでたときは買い、買いにでればこちらは売りにでるという反対売買を行うことを指します。

真水

真水とは、国内総生産(GDP)を直接増やす効果のある対策を測る概念のことを指します。厳密な定義は存在しませんが、代表的なものは公共事業費のうち、用地取得費(事業費の15%程度)を除いた部分です。災害復旧費や減税も含まれます。

前引け

前引けとは、金融商品取引所(証券取引所)において、前場の最後の売買のことを指します。また、取引の最後の値段のことを引け値もしくは引けといいます。一般に引け直前に出された注文の取引価格の決定方法は、価格優先の原則に従って行われる板寄せ方式が採用されています。

窓とは、市場用語の一つです。株価などのけい線であるローソク足において、前回の足と今回の足の間に隙間ができることを指します。相場の上昇や下落する力が強いときなどにできます。上昇局面では、前日高値より高く寄り付いたまま推移し、終値でも前日高値を上回る場合にあらわれます。

満期償還

満期償還とは、債権の償還方法の一つになります。単純に「期限が来たため投資家に資金が償還される」という意味になります。つまり「期限が来た」ということは、満期になったという意味と同様のため、このような表現になります。一般的に、債権の償還には、このような満期が来て償還される場合と、期限が来る前、つまり満期ではない状態で償還される「期中償還」が存在します。基本的には、最終償還日に全額償還される満期一括償還が主となっています。

マーケットメイク

株式・為替・債券など、金融商品の市場における取引方法の一つです。取引所から指定されたマーケットメイカーが常時「売り気配」と「買い気配」を提示し、相対取引を基本に売買を成立させる方法のことを指しています。

マクロ分析

経済分析の対象を、経済社会全体とするもののことです。巨視的分析とも呼ばれています。国内総生産(GDP)成長率などの経済成長率や、消費者物価指数などの物価指数など、経済指標等で経済を数値的に捉え、景気動向などを判断するものです。

マークアッププライシング

商品やサービスの価格を決定するプライシング手法のひとつで、仕入原価に一定率を上乗せ(マークアップ)して価格を決定する方法のことを指します。上乗せする率(マークアップ率)は商品やサービスにより異なっています。

マネタリーサーベイ

日本銀行が、通貨の流通量を示すマネーストック統計のうち、M3(現金通貨+預金通貨+準通貨+CD)の変動を金融機関等の資産・負債の変化と関連付けて捉えることを目的に作成している統計のことを指しています。

幻のSQ

日経平均株価の株価指数先物取引と株価指数オプション取引の特別清算指数(SQ)の算出日に、日経平均がSQ値にタッチしないことです。日経平均の上の幻のSQは翌週以降の相場が弱く、日経平均の下の「幻のSQ」は翌週以降の相場が強いとされています。

マネーサプライ

市中に出回っている資金流通量のことで市中の現金と預金の合計を指したものです。日本銀行は、2008年にマネーサプライ統計の見直しをおこない、マネーストック統計として作成・公表をおこなっています。マネーサプライの見直しに際しては四つの指標に含まれる金融商品の範囲についても変更されました。

マネーストック(マネーサプライ)

国や金融機関以外の民間部門が保有する通貨量のことで、市中に流通する通貨量を指します。日本銀行が公表するマネーストック指標は、対象となる金融商品の範囲や預入先となる金融機関等の違いによって、「M1」「M2」「M3」「広義流動性」の四つの指標からなります。

マクロ経済

経済を捉える際に、一国の経済全体をみるもののことで、経済の三態(政府・企業・家計)を総体としてみたものです。GDP成長率などの経済成長率や、消費者物価指数などの物価指数など、経済指標等で、経済を数値的に捉えることができます。

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