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材料株も動き出した【2017年3月28日】

NYダウは45ドル安の20,550ドルと8日続落。続落の長さは5年8カ月ぶり。トランプ政権の政策実行に対する警戒感が前週に続いて台頭している。ただ、ハイテク中心のナスダック指数は高く、為替も円高にブレーキがかかっている。シカゴ日経平均先物も170円高の18,980円、3月期決算企業の配当などの各種権利取り最終日となっており、まずは戻りを試す展開となりそうだ。ただ、日経平均が19,000円を超えて買い上がるには材料不足でもある。本日はジャスダックに音楽用電子機器開発のズーム(6694)公開価格1520円、OA機器・情報セキュリティ機器販売のNo.1(3562)公開価格1570円が新規上場する。

東証寄付き

日経平均は反発 自律反発に向かう

日経平均は前日比173円高の19159円と反発して始まった。円高一服を好感する一方、3月期末配当の権利付き最終売買日で、配当取りの買いが流入することが期待されている。ただ、寄り付き直後は上値も重く、ひとまずの自律反発を伺う動きとなっている。ファナック(6954)、京セラ(6971)などが高く、メガバンク、トヨタ(7203)も小高く始まった。しかし、ソフトバンク(9984)は高寄り後の戻り売り圧力が強く、ファーストリテイリング(9983)が軟調。ジャスダック指数、マザーズ指数も反発。このひ、新規上場の2銘柄は買い気配でスタート。

東証10時

日経平均は伸び悩む すかいらーくが安い

日経平均は19,200円上に上昇した後、為替が円高傾向に振れていることもあり伸び悩んでいる。高寄りしたトヨタ(7203)、メガバンクが売り買い交錯、東芝(6502)とソフトバンク(9984)は乱高下。株主優待権利取りの買いが入るJAL(9201)やJR西日本(9021)は買い物一巡後に売り物に押されている。一方、任天堂(7974)、ファーストリテイリング(9983)が軟調。筆頭株主のペインキャピタルの保有株売出しが発表されたすかいらーく(3197)は安い。マザーズではアスカネット(2438)が好人気、前日に新規上場のTKP(3479)は売り買い交錯。この日新規上場の新規上場の2銘柄は引き続き買い気配を切り上げている。

東証前引け

日経平均反発し19,000円回復 ソフトバンクが高い

日経平均 前日比203.80円高の19,189.39円

TOPIX  前日比18.62ポイント高の1,543.01ポイント

日経平均は反発し19,000円台を回復し一時214円高まで上げた。為替の円高にブレーキが掛かり、全般に買い戻しが入る一方、3月期決算企業の配当などの各種権利取り最終日で配当狙いの買いも流入した。東京エレクトロン(8035)やファナック(6954)が高く、ソフトバンク(9984)は前引けにかけて買い進まれた。前引けで東証33業種はすべて上昇した。メガバンクもしっかり。大株主が保有株を放出すると発表したすかいらーく(3197)の下げが目立ち、東芝(6502)、任天堂(7974)が軟調。マザーズ指数、ジャスダック平均もしっかり。本日ジャスダックに新規上場のズーム(6694)は公開価格1520円に対して2278円初値、前引けは2036円、No.1(3562)は買い気配を2676円まで切り上げている。

東証後場寄り

日経平均強含みもみあい 売り買いにらみ合いに

後場寄り付きの日経平均は211円高の19,197円と、前引け水準に対して強含みでスタートした。為替が小動きに推移し模様眺めムードの中で、買いも売りも膠着状態。東京エレクロトン(8035)など前場に買われた優良株の一角が強調。ソフトバンク(9984)やメガバンクも、もみあっている。一方、前場に買われていた工作機械のオークマ(6109)は後場に入りインデックス売りから下落。注目される個別の動きでは、高速道路の逆走事故の対策関連として、マザーズのアスカネット(2438)が高騰しているが、そのアスカネットと提携しているジャスダックのFCホールディングス(6542)が3日連続ストップ高。

東証2時

日経平均小動き 材料株と新興銘柄に動き

日経平均は19,200円近辺を上限ラインにして小幅なレンジでの値動きが続いている。売買代金上位の主力大型株は値動きも乏しい。後場に入っては新日本電工(5563)、WDBホールディングス(2475)など値動きの軽い材料株に目先資金が向かっている。マザーズ指数、ジャスダック平均も上昇。ジャスダックに新規上場したズームは(6694)は公開価格1520円に対して2278円初値のあと2000円割れまで売られている。No.1(3562)は公開価格1570円に対して3235円まで買い気配を切り上げている。新興市場の材料株はうねりを増してきている。

東証大引け

日経平均は反発 ほぼ全面高商状に

日経平均は217円高の19,207円と反発。円高一服を好感するとともに3月期決算企業の配当権利付き最終日となり、大引けにかけて個人投資家や機関投資家の買いが相場水準を切り上げる展開となった。東証1部の値上がり銘柄数は1800銘柄を超えてほぼ全面高。東京エレクトロン(8035)、KDDI(9433)などの上昇が目立ち、ソフトバンク(9984),メガバンクもしっかり。なかで、任天堂(7974)と東芝(6502)は下げた。マザーズ指数、ジャスダック平均も上昇。この日ジャスダック新規上場したズーム(6694)は公開価格1520円に対して初値2278円、大引けは1885円。No.1(3562)公開価格1570円に対して初値3460円、大引けは3220円とともに初値後は売られる展開。

おわりに

材料株も動き出した

日経平均 前日比217.28円高の19,207.87円

TOPIX  前日比20.44ポイント高の1,544.83ポイント

28日の株式市場は為替の落ち着きを見て、ひとまず反発した。大型株が買い戻されていたが、物色的には材料株の動きも良くなっている。その一つが高齢者を中心とする高速道路の逆走事故問題。国土交通省が対策に力を入れており、いわば国策。マザーズ市場ではアスカネット(2438)が昨年来高値の2600円台に噴き上げているが、注目点は人気の直近IPO銘柄を抑えて売買代金トップとなっていること。このアスカネットと逆走対策で提携しているFCホールディングス(6542)がストップ高でこの日の新規上場2銘柄に次いで売買代金第3位。売買代金上位10銘柄中、ジャスダックではこのFCホールディングス歩含めて3銘柄が率にして2ケタの上昇。出来高を伴った株価のうねりは、物色エネルギーの回復傾向を示している。

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