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必ず覚えておきたい!指値注文と成行注文

必ず覚えておきたい!指値注文と成行注文

株の知識レベル:

株式投資には様々な注文方法があります。
投資初心者であれば、どの注文方法で投資を行うべきか、その判断に迷うケースもあるでしょう。
株式投資において、注文方法の判断は非常に重要になります。注文方法次第では、投資の際の利益のボリュームも異なり、リスク対応の方法も大きく異なります。

的確な運用方法を選択すれば、損失を軽減できることもあります。
株式投資における基礎知識、株式の注文方法について詳しく確認していきたいと思います。

注文方法は成行注文と指値注文に大別できる。

注文方法は成行注文と指値注文に大別できる。

実際に株式取引の経験がある人なら、基本的な注文方法である「成行注文」と「指値注文」は、誰もが経験積みでしょう。
「成行注文」とはその名の通り、成り行きに任せる注文方法であり、発注のタイミングで売り手と買い手の注文がマッチングし次第、約定の流れになります。
注文時の株価と比較的近いところで約定をつけられる取引方法です。出来高がそれなりにある企業であれば、約定までのスピード感は非常に早いことが特徴です。

これに対して「指値注文」は、自身の希望額で売買を行う発注方法です。
誰もが「このくらい」という取引の目安となる金額を考えていると思いますが、成行注文の場合はその金額で取引できないケースがほとんどです。
確実に希望値で売買を行いたい場合には、指値注文で発注をかけることをおすすめします。

指値注文だと約定に至らないケースがある。

出来高さえあれば必ず約定する成行注文に対して、指値注文では約定に至らないケースもあります。
株式の売買は売値と買値が合致して初めて取引が成立します。
例えば、自分がA社株を1,000円で10,000株買いたいとしても、同社株を1,000円で10,000株売りたいと思っている人がいないと、その注文は約定に至りません。

出来高が多い誰もが知っているような大手企業の株式であれば、このようなケースはそうそう起こりえませんが、新興市場や東証二部上場のマイナーな銘柄で珍しいことではありません。
流動性に乏しい銘柄に投資をする際には注意が必要です。

成行注文にも様々な注文方法がある。

成行注文にも様々な注文方法がある。

一言で成行注文と言っても、その種類は様々です。条件付きで成行注文をかけることもできます。
代表的なところは、「寄付成行注文(寄成)」や「引成行注文(引成)」です。

「寄成」はその名の通り、寄付きに成行注文が執行される手法であり、「引成」は大引けで成行き注文を執行する方法を言います。
この他にマーケットの取引時間中には指値注文を執行し、ザラ場で約定に至らなかった場合に、成行注文を発注しに行く「不成」という発注方法もあります。

銘柄の特性に合わせて発注方法を選ぶ。

銘柄ごとに値動きには特徴があります。寄付き時に高くなりやすい銘柄もあれば、引け間際で安くなる銘柄もあります。
特に新興市場の銘柄では、いわゆる「寄天」と呼ばれる寄付き時に高値をつける銘柄も少なくありません。

このような銘柄では、寄成で売り注文を入れるべきだと言えます。
引けまで買いが続かない銘柄であれば、寄成で安く買うことが最適の買い手段です。
このように、各銘柄の値動きの特徴を把握して注文方法を選択することで、取引で得られる利益を増やすことが期待出来るのです。

指値注文にも様々な注文方法がある。

指値注文にも様々な注文方法がある。

成行注文と同様に、指値注文にも寄付きのみに指値注文される「寄指」や、引けにのみ指値注文が執行される「引指」など様々な発注方法が存在します。これらは、「寄成」や「引成」の指値バージョンです。

その他にも、「逆指値」という発注方法もあります。「逆指値」はその他の手法と比べ若干特殊な発注方法です。

逆指値とは考え方が指値と真逆な発注方法。

投資の基本は「安値拾いの高値売り」。このセオリーに異論を持つ人はいないでしょう。

株式の売却時を思い出して下さい。
できるだけ高値で売りたいので、なるべく高いところで指値売り注文を入れますが、逆指値はその名の通り、考え方が真逆の投資法です。
逆指値では更なる上昇を期待して、縦追いの買い注文を入れる訳です。

通常の指値注文が「セオリー通りサヤを取りに行く」のに対して、逆指値では「損失覚悟で勝負をしに行く」イメージです。
株価の下落局面では、損失覚悟のロスカット的な役目も果たします。

逆指値については仕組みをしっかり理解した上で投資をすることが重要です。

覚えておきたい「指値」と「逆指値」の違い
株の知識レベル:逆指値と言う投資法をご存知でしょうか。個人投資家の方であれば、指値注文については誰もがご存知でしょうが、逆指値の仕組みをしっかり理解できてい...

まとめ

普段何気に利用している注文方法にも、様々な種類があることを理解頂けたと思います。
これらの基礎知識をブラッシュアップさせることで、実際にトレードをした際の勝率も変わってきます。

銘柄ごとの特徴を把握し、その銘柄にあった注文方法を選ぶことが重要です。
また、変動率が大きいハイリスク銘柄では、逆指値による注文も有効です。これらのテクニックを駆使し、マーケットと対峙してください。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
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