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日本郵政ジワリ浮上中【2017年3月16日】

15日のNYダウは112ドル高の20,950ドルと3日ぶりに反発。FRB(米連邦準備理事会)が想定された通りFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の利上げを決めた。今後の利上げ見通しは据え置かれたことで買い安心感が広がったことに加え、原油価格の上昇からエネルギー関連が買われことも支えとなった。一方、今後の利上げ見通しが据え置かれたことで、ドル円は急落。本日の東京市場には悪影響を与えそうだ。前日売られた東芝(6502)の動向も引き続き注目だ。なお、本日はジャスダックにほぼ日(3560)、マザーズにうるる(3979)が新規上場する。

東証寄付き

日経平均は続落スタート 金融と輸出関連が安い

寄り付きの日経平均は前日比118円安の19,458円と続落でスタートした。欧州、米国市場は上昇したものの、FOMCを受けて113円台前半まで円高が進行したことが警戒されている。トヨタ(7203)やホンダ(7267)などの自動車株が安く、TDK(6762)や日立(6501)といった電機株も売られている。金融株も売り優勢で、注目の東芝(6502)は続落。一方、ソフトバンク(9984)は比較的しっかりで、鹿島(1812)は25年ぶりの最高益見通しが好感され、M&Aキャピタル(6080)は上方修正から高い。なお、本日IPOのうるる(3979)、ほぼ日(3560)はともに買い気配のスタート、昨日上場し初値持ち越しとなっているファイズ(9325)は本日も買いが優勢となっている。

東証10時

日経平均下げ幅縮小 ソフトバンクなど切り返す

日経平均は前日比30円安と下げ幅を急速に縮めている。113円近辺への大幅な円高を嫌気した売り物が一巡した後、大型株にインデックス買いが流入し持ち直しを強めている。前日比マイナススタートのファナック(6954)、ソフトバンク(9984)、アドバンテスト(6857)など優良株の一角が切り返している。一方、メガバンクの戻りは鈍く、ファーストリテイリング(9983)、第一生命HD(8750)、良品計画(7453)などが安い。東芝(6502)は前日比7円安の181円まで下落している。本日IPOのうるる(3979)は公開価格3000円に対して3330円、前日商いが成立しなかったファイズ(9325)は公開価格1250円に対して4010円の初値をつけてデビュー。ほぼ日(3560)は買い気配を3300円まで切り上げている。

東証前引け

日経平均3日続落 一時プラス転換の場面も

日経平均 前日比25.80円安の19,551.58円

TOPIX  前日比2.10ポイント安の1,569.21ポイント

前引けの日経平均は25円安の19,551円と3日続落。113円台の円高を嫌気して一段安でスタートした日経平均だが、先物高に伴うインデックス買いが入り、一時プラスゾーンに切り返す場面もあった。東芝(6502)は181円まで下げ、メガバンク、第一生命HD(8750)、ファーストリテイリング(9983)が安い。一方、朝安スタートのソフトバンク(9984)、ソニー(6758)、キヤノン(7751)、ファナック(6954)など優良株の一角が切り返した。東証2部のシャープ(9は反発。マザーズ指数、ジャスダック平均は反発。新規上場のうるる(3979)は初値後の売り物一巡後に買い直されたが、ファイズ(9325)は初値後の売り圧力が強い。ほぼ日(3560)は買い気配を4020円まで切り上げている。

東証後場寄り付き

日経平均は下げ幅縮小 保険株の戻りが鈍い

後場寄り付きの日経平均は17円安の19,559円と前引けから下げ幅を縮小してスタートした。三菱UFJFG(8306)などメガバンクに押し目買いが入り下げ幅を縮めたほか、ソフトバンク(9984)、キヤノン(7751)、ファナック(6954)に買いが継続して流入した。トヨタ(7203)など自動車株は軟調だが下げ渋り。一方、前場に売られた第一生命HD(8750)やT&DHD(8795)の保険株の戻りが鈍い。業績を増額修正したM&Aキャピタル(6080)、鹿島(1812)、株式分割を発表した北の達人(2930)が個別に買われて高い。

東証2時

日経平均プラス転換 半導体関連に買い物

日経平均は後場に入り前日比プラスゾーンに切り返し、その後はもみ合い。ソフトバンク(9984)が一段高に買われ、KDDI(9433)も急動意。半導体・液晶搬送装置のローツェ(6323)が一段高、SUMCO(3436)、東京エレクトロン(8035)もマイナスから切り返すなど、後場に入り半導体関連株が買われていることが物色面での特徴。一方、メガバンク、自動車株は軟調。仏ルノーの排ガス不正問題でゴーン会長の責任問題が浮上したことで、日産(7201)が後場に入り売られている。東証2部ではシャープ(6753)、神島化学(4026)が急伸。マザーズ指数、ジャスダック平均も反発。

東証大引け

日経平均3日ぶり反発 ソフトバンクと半導体高い

日経平均は12円高の19,590円と3日ぶりに反発した。113円台前半の円高を嫌気して一段安で始まったものの、前場中盤から先物高に伴うインデックス買いが流入。後場に入っては、ローツェ(6323)、SUMCO(3436)、東京エレクトロン(8035)など半導体関連株に実需買いも広がり堅調な展開となった。ただ、日経平均19,600円近辺からは上値が重く、売買代金上位銘柄は高安マチマチ。ソフトバンク(9984)、コマツ(6301)が高く、東芝(6502)、メガバンク、保険、自動車が安い。2部のシャープは大引けにかけて急騰し連日の昨年来高値更新。ジャスダック平均、マザーズ指数もそれぞれ反発。マザーズに新規上場のうるる(3979)は初値3330円を上回る3480円、前日商いが成立しなかったファイズ(9325)は初値4010円、終値3950円で大引けた。コピーライターの糸井重里氏が社長のほぼ日(3560)は買い気配を5410円買い気配で終了し、初値は明日に持ち越しとなった。

おわりに

日本郵政ジワリ浮上中

日経平均 前日比12.76円高の19,590.14円

TOPIX  前日比1.38ポイント高の1,572.69ポイント

金融株活況の中でもその人気は「蚊帳の外」にあった日本郵政(6178)だが、取引時間中ベースでは1月10日、終値ベースでは1月6日以来となる1500円台にジワリと浮上している。終値は12円高の1496円。PERは19倍、PBRは0.4倍、配当利回りは3.3%と株価指標的には超出遅れ株。訪日していたサウジアラビアのサルマン国王が離日したが、外務省と経産省が策定した「日・サウジ・ビジョン2030」では先行プロジェクトの上位に日本郵便とサウジポストの越境ECプラットフォーム構築が掲げられている。眠れる巨人銘柄である日本郵政の株価が動き出すと相場のイメージもガラリと変わってくる。

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