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シャープと東芝【2017年3月14日】

週明け13日のNYダウは21ドル安の20,881ドルと反落した。ナスダックは4日続伸となっており、方向感に欠ける展開。14-15日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果待ちとなった。日本では日銀金融政策決定会合が15-16日に予定されており、欧州選挙イヤーの第1弾としてオランダ下院議会選挙(15日)もあることから、東証1部の売買代金2兆円割れ、出来高14億株台にとどまった昨日同様、東京市場も様子見ムードとなりそうだ。一方、日経ジャスダック指数の連騰が止まり、後場に入り売り優勢となった新興市場の本日の動向が注目される。

東証寄り付き

日経平均は前日比変わらずのスタート

寄り付きの日経平均は0.5円高の19,634円。前日終値と変わらずの水準。重要イベントを控え、引き続き手控えムードが強い。ドル円は114円台後半での推移に。決算発表の再延期が伝わっている東芝(6502)が売られ、リクルート(6098)は3日ぶりの反落、大和証券の格下げからブリヂストン(5108)も売り先行。一方、決算からイーブック(3658)が引き続き買われ、三菱重工(7011)が大幅高。武田(4502)はドイツ証券の格上げが意識され、5月に構造改革案をまとめる方針の三越伊勢丹(3099)は反発している。

東証10時

日経平均は軟調 東芝200円台の攻防

日経平均は19600円近辺までの小幅調整を見た後、引き続き前日比マイナス圏だが下げ渋っている。引き続き模様眺めムードが支配する中、売買代金上位銘柄は高安マチマチの展開となっている。朝方スタートのメガバンクはマイナス圏に沈み、決算再延期の東芝(6502)は200円の攻防。前日上昇のソフトバンク(9984)はしっかりだが、KDDI(9433)、NTT(9432)は反落。ソニー(6758)など国際優良株も軟調。米国原発事故の賠償金減額が伝えられた三菱重工(7011)は高寄り後もみあい。ジャスダック平均、マザーズ指数は続落。

東証前引け

日経平均4日ぶり反落 東芝200円割れ

日経平均 前日比14.61円安の19,619.14円

TOPIX  前日比2.34ポイント安の1,575.06ポイント

日経平均は14円安の19619円と4日ぶり小反落。前場の日経平均の振幅幅は37円程度と値動きに乏しい状態。重要イベントを控えて買い手掛かりに欠ける中、小口の売りに押されている。メガバンク、トヨタ(7203)、ソニー(6758)などが安く、米国原発事故の賠償金減額が伝えられた三菱重工(7011)や、ソフトバンク(9984)がしっかりと売買代金上位の主力株は高安マチマチの展開。不正アクセス問題の影響は限定的とされるGMOペイメント(3769)、株価調整一巡感のブイ・テクノロジー(7717)が出来高を伴って上昇したことが目立つ。決算再延期の東芝(6502)は前引けにかけて売り込まれ200円を割り込み197円。対照的に東証2部のシャープ(6753)は大商いのなか一時18円高の415円まで上昇。シャープの400円台は2013年9月9日(取引時間ベース)以来。ジャスダック平均、マザーズ指数が続落するなか。シャープ効果の東証2部指数は4連騰。

東証後場寄り

日経平均寄付き後に軟化 東芝が下値模索

14日後場の日経平均は11円安の19,622円と前引けの水準を若干、上回る形でスタートした。ただ、全般は模様眺めムードが強く、買いの手掛かりに欠けることから再び下値を模索し始めている。前引けにかけて急落して200円を割り込んだ東芝(6502)は196円まで下落。キュレーションサイト問題が懸念材料として再燃したDeNA(2432)もうりがかさんでいる。ソフトバンク(9984)も売り直されてマイナスに転じている。パナソニック(6752)など国際優良株も軟調。一方、三菱重工(7011)は高値圏でもみあい。GMOペイメント(3769)とブイ・テクノロジー(7717)に値幅取りの資金が向かって高い。東証2部のシャープ(6753)もこの日の高値圏で売買されている。

東証2時

日系平均小動き 東芝が下げ幅縮小

日経平均は引き続き前引け水準近辺での小動き。後場寄り直後に19,600円割れに突っ込んだ後は突っ込み警戒感から買い戻しが先行する形となった。ソフトバンク(9984)がプラス圏に切り返し、東京エレクトロン(8035)、アルプス電気(6770)など優良株の一角が買われた。一方、KDDI(9433)、メガバンクは引き続き軟調。東芝(6502)は13時30分に四半期報告書の提出延期が承認されたと発表。これを受けて買い戻しが入り下げ幅を一気に縮めた。ブイ・テクノロジー(7717)は一段高。ジャスダック平均が小幅ながらプラスに転じている。

東証大引け

日系平均4日ぶり小反落 東芝が乱高下

日経平均は24円安の19,609円と4日ぶり反落。重要イベントを控えて買い手掛かりに欠ける中、小口の売りが先行した。ただ、日経平均の値動きは40円弱のレンジに留まっている。メガバンクが軟調でトヨタ(7203)、KDDI(9433)、パナソニック(6752)など国際優良株の一角が安い。一方、東京エレクトロン(8035)とアルプス電気(6770)が後場に買い直され、朝安のソフトバンク(9984)も切り返した。売買代金上位は高安マチマチ。GMOペイメント(3769)とブイ・テクノロジー(7717)に値幅取りの資金が向かって高い。東芝(6502)は乱高下し、東証2部ではシャープ(6753)が好人気で25円高の422円と高値引け。マザーズ指数は続落したが、ジャスダック平均は小反発した。

おわりに

シャープと東芝

日経平均 前日比24.25円安の19,609.50円

TOPIX  前日比2.50ポイント安の1,574.90ポイント

決算再延期の東芝(6502)は200円の攻防の後、前引けにかけて売られてあっさりと200円ライン「陥落」。一時196円まで急落したものの、後場13時30分に海外原子力事業のリスク遮断等を盛り込んだ経営計画「今後の東芝の姿について」を公表すると買い戻しが先行。一気に前日比プラスゾーンに切り返す乱高下相場となった。一方、東証2部のシャープ(6753)は大商いのなか、一時18円高の415円まで上昇。シャープの約3年6カ月ぶりとなる400円台は取引時間ベースで2013年9月9日以来、終値ベースでは同年8月23日以来。13日に行われた記者会見で戴正呉社長の経営方針が好感された。シャープと東芝の株価の開きは一時2倍となった訳だが14日前引け段階で東芝の時価総額8369億円に対して、シャープの時価総額は2兆530億円。時価総額ベースでは2.4倍へとその差が拡大する場面もあった。太陽光パネルのシャープ、原子力の東芝、ともに白物家電では一世を風靡した両社。この数年間でその立場は大きく変動している。

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