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NYダウ続伸、雇用統計を好感【2017年3月13日】

前週末10日のNYダウは44ドル高の20,902ドルと続伸した。注目されていた米国2月雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想を上回る強い数値となり、3月のFOMC(連邦公開市場委員会)での利上げ観測が高まった。ただ、市場はある程度織り込んでいたことで、株式、為替への影響は限定的となった。重要な海外イベントを控えていることから、東京市場は模様眺めムードが先行する展開が予想される。米破産法の申請検討が報道されている東芝(6502)の動向に関心も向きそうだ。

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東証寄付き

日経平均3日ぶり反落 円安一服で売り先行

日経平均は前週末比58.87円安の19,545.74円と3日ぶりの反落でスタート。為替の円安一服から利益確定売りが先行。14日からのFOMC(連邦公開市場委員会)、15日のオランダ総選挙と注目の海外イベントを控えているため、全般は積極的な買いが入りにくい。前週末に急騰したファーストリテイリング(9983)ほか、ソフトバンク(9984)、ホンダ(7267)など自動車株が軟調な始まり。メガバンクも売り先行。全般は売り物一巡後にインデック買いの流入もあったが、戻り売りも多い。好決算が確認された建機レンタルのカナモト(9678)、商業ディスプレイの丹青社(9743)の逆行高が目立つ。

東証10時

日経平均切り返す 通信株の上げ目立つ

日経平均は前週末比プラスゾーンに切り返している。10日の終値ベースでの昨年来高値19,604円を上回って推移している。メガバンクが下げ幅を縮め、上値追いに弾みがつくKDDI(9433)を追って、ソフトバンク(9984)もプラスゾーンに切り返す。NTT(9432)、ドコモ(9437)も高く通信株の上げが目立つ。リクルートHD(6098)も続伸し上場来高値更新が続く。為替が小動きの中で全般は買い戻しが優勢となり始めている。反面、半導体のSUMCO(3436)は一服、新日鉄住金(5401)が5日続落。東証2部のシャープ(6753)が買い進まれ8日の高値383円を大きく更新し、400円に迫っている。堅調な始まりを見たジャスダック平均は22日ぶり反落。

東証前引け

日経平均3日続伸 ジャスダック平均は22日ぶり反落

日経平均 前日比37.40円高の19,642.01円

TOPIX  前日比3.36ポイント高の1,577.37ポイント

日経平均は3日続伸し10日の終値ベースでの昨年来高値19,604円を上回った。14日からのFOMC(連邦公開市場委員会)などの海外イベントを控えて買い手控えのなか、円安一服を受けて反落スタート。しかし、海外機関投資家の買いが流入し切り返した。KDDI(9433)など大手通信が買い進まれ高い。東芝(6502)は買い戻されて続伸。売り先行始まりのメガバンク、ファーストリテイリング(9983)は下げ幅を縮めた。なかで、第一生命HD(8750)、T&D(8795)など生保が安く戻りが鈍い。東証2部ではシャープ(6753)が大商いで昨年来高値更新。マザーズ指数が続伸の一方、ジャスダック平均は22日ぶり反落。

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