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よく言われる「出来高」って何?

よく言われる「出来高」って何?

株の知識レベル:

株式のニュースで時々「出来高」という言葉が出てきますが、これは株式が1日、1週間などある程度の期間を見てどのくらいの量売買されているかという数値です。
つまり出来高とは、言ってみれば「どの程度取引が活発なのかを示す指標」ということができます。

では出来高の多い、少ないということがどのような意味を持ち、株価にどういった影響を与えるかなども合わせて考えてみましょう。

株式市場における「出来高」とはどういう意味?

株式市場における「出来高」とはどういう意味?

出来高とは決して株式投資の専門用語というわけではなく、一般的には「出来上がった物、収穫された物などの総量」を指す言葉です。
これが株式投資において使われると、「ある一定の期間の中でどのくらいの量の株式について取引が成立したかの数値」という意味になります。

実際に注文が入っても、その全部ではなく売買が成立した分だけをカウントしているということです。
出来高は各銘柄や市場全体の出来高を見るということもできます。見る期間についても目的に応じて変えることがあります。

1日、1週間など短い期間を見て株価が変化するサインとして利用することもできますし、1カ月、あるいはそれ以上の期間で見て複数の銘柄と人気を比較するといった使い方もできます。

個々の銘柄の出来高は何を見ればわかるの?

具体的に銘柄の出来高を見る方法をご紹介しましょう。
投資家に広く使われているツールの一例として挙げられるのが「Yahoo!JAPANファイナンス」です。

こちらでは「株価検索」という検索窓があるのでそこで調べたい銘柄の名前を入れます。
するとその銘柄のページに移りますので少しスクロールして下の方を見ていくと「多機能分析用テクニカルチャート」という、より細かい分析表が出てきます。

ここではいわゆる「ローソク足(株価の推移を示すためのグラフ)」や「出来高のグラフ」が示され、また左上のボックス上にはその銘柄の値や出来高が数値で表示されます。
表示を任意の期間に切り替えることもできて、ローソクの色の変更や分析方法を変えての表示もできるため大変便利です。使い方は右下の「多機能チャートの使い方」にマニュアル化されていますので取りあえず試して慣れてみることが大切です。

株価はローソク足で示される
 前回の「その1 チャートの基礎を知ろう 」では、株式投資で成功するためのシンプルな法則「安いときに買い、高い時に売る」を実現する手段としての株価チャートを紹...

その銘柄の出来高からわかることって何?

その銘柄の出来高からわかることって何?

出来高とはその株式の取引がどれだけ成立したかということですから、出来高が大きければ取引したい人が多いことになります。

つまりその時点でその銘柄の人気が高まっていることが読み取れるのです。
ある銘柄の出来高が前日、前週などと比べて上昇した時、次に株価が高騰してくるサインである場合があります。

ただ、もうすでにある程度上昇している局面で急に出来高が上がった時には、多くの投資家が利益を確定させようとして「売り」に転じている可能性があります。つまりその後株価が急落する危険もあるため、売却するタイミングが遅れると損失につながることもあるのです。

出来高の上昇要因には何があるの?

出来高が上昇する要因としてはいくつかのことが考えられます。
例えば「会社の業績が上がっている」「会社に不祥事があった」などです。

要するに、その会社に注目が集まるような出来事があると必然的に売買が盛んになるのです。
また「株式分割」のように株式の単位を細かく分けて一株の値段を下げたので単純に売り買いしやすくなったという事情も考えられます。
なかには「仕手株」といって、資金力の豊富なグループなどが意図的に株価をつり上げ、またはつり下げるように操作している場合もありますので注意が必要です。

初心者は出来高の高い銘柄を狙うべき

初心者は出来高の高い銘柄を狙うべき

初心者が狙うべきは、なるべく出来高の高い銘柄です。
なぜなら、そのような銘柄は流動性が高いため買いたい時にすぐ買うことができ、売りたい時にもすぐ売ることができるからです。

もし出来高が低い(流動性の低い)銘柄を購入する場合はあまり多くの数を一度に売買すると株価操作を疑われる危険がありますので、なるべく小さな単位にしておく方が無難です。

複数の銘柄から出来高が高いものを探すには?

では、複数の銘柄から出来高の高いものを見つけるにはどうすればよいのでしょうか。
例えば上記でも紹介した「YAHOO!JAPANファイナンス」には出来高の面から注目したい銘柄を簡単に調べられる仕組みがあります。

まずトップページの情報の「株式」タブをクリックし、さらに「株式ランキング」をクリックします。
すると、「マーケット関連ランキング」といって、複数の銘柄をいろいろな方向から比較できるページに移ることができるのでここで「出来高」や「出来高増加率」の順位を見ることもできます。

まとめ

出来高とは株式の売買が成立した数のことであり、株式市場全体の強さやその銘柄の人気を表すバロメーターです。
出来高の上下が株価変動の前触れであることが多いため、急速な上下があった場合は、すみやかに買い付け、または逆に売って利益確定させる・損失を防ぐなどの動きを取る必要があります。

現職の司法書士(実務経験14年)、ライター歴3年。
資格は司法書士、宅地建物取引主任者、2級FP技能士、モーゲージプランナー(住宅ローン専門資格)。
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