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損失を軽減したい人のための時間分散投資

損失を軽減したい人のための時間分散投資

株の知識レベル:

日本人には敷居が高いと感じられがちな株式投資。多額の投資資金や、高度な知識が必要だと思われている方も多いでしょう。
もちろん投資にリスクは付き物ですが、預金で資産を固めることにもリスクが伴う時代です。
一定割合はリスク資産も持ち、来るかもしれないインフレに耐えうるポートフォリオを作らなくてはなりません。

投資の仕方によっては、初心者でも比較的無難に投資をすることができます。
具体的には、長期投資、分散投資、時間分散投資による手法がリスクが低いと言われていますが、初心者には時間分散投資がおすすめです。
今回は「時間分散投資」に注目して話を進めて行きます。

時間分散投資とは、投資のタイミングを分散する方法。

時間分散投資とは、投資のタイミングを分散する方法。

時間分散投資とはその名の通り、時間を分散して投資する方法です。ポイントは一度にすべてを購入するのではなく、二度以上に購入タイミングを分けること。エントリーのタイミングを分散させることで、高値づかみや安値売却を避けて購入金額の平均化が図れる点が最大のメリットと言えるのです。

売買時の失敗をリカバリーできる投資手法。

初心者であれば、売買のタイミングを間違えてしまうケースもあるでしょう。
仮に、高値づかみをしてしまった場合でも時間分散投資が有効です。時間分散投資は買いの時間を分散することがポイントです。

中長期に渡り、複数回安値での買い注文を入れ続ける。
丹念に安値で仕込み続けることにより、購入単価が平均化できる。時間分散投資により、高値づかみと言う失敗をリカバリーすることができるのです。

時間分散投資の代表的手法。ドルコスト平均法を利用する。

時間分散投資の代表的手法。ドルコスト平均法を利用する。

すでに投資を始められている方々であれば、「ドルコスト平均法」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。ドルコスト平均法は、時間分散投資の代表格であり、一定のタイミングで一定の金額を買い付け続ける手法であり、株式や投資信託の積立投資によく利用される手法です。

基本的には、毎月の決まった時期での買い増しを繰り返します。株価や基準価額が高値圏で推移しているときは、無理して買いすぎない。逆に、安値圏では思い切って購入する。

この作業をオートマチックに繰り返すことで、購入単価を平均化し、リスクヘッジを図ることができる投資手法なのです。

投資初心者にはドルコスト平均法による投資がおすすめ。

ドルコスト平均法による投資は、その他の投資に比べ、リスク軽減効果が期待できるのが大きな特徴です。高値づかみのリスク、安値売却のリスクを避けられる可能性が高いと言えます。
当たり前ですが、投資初心者はベテラン投資家に比べ、投資の際に判断ミスをするケースが多くなります。
ドルコスト平均法は、投資判断のミスを未然に防ぐ投資手法と言え、非常に有効です。高値づかみしてしまっても、購入単価平均化に力を発揮するため、投資初心者なら積極的にドルコスト平均法を利用すべきでしょう。

短期で色気を出しすぎない。中長期で腰を据えた投資を。

短期で色気を出しすぎない。中長期で腰を据えた投資を。

個人投資家であれば、だれも夢見る短期爆益。当たり前ですが、短期で欲を出しすぎない方が無難です。シャープや東芝のように、悪材料が出た後に、リバウンドによる大幅上昇も少なくないことも確かですが、大型株が仕手株化する際には、必ず短期筋による膨大なマネーが流入することで、いわゆるマネーゲームが始まってしまいます。

短期筋とはすなわち、投資を生業にするヘッジファンドです。百戦錬磨の猛者たちのマーケットで初心者が勝てる程、投資は簡単ではありません。短期で色気を出すことは、初心者にとって禁物です。

中長期で国際優良銘柄を丹念に仕込む。

日米問わず、時間を分散させながら丹念に安値を拾い、中長期で国際優良銘柄を仕込むことは、初心者にとっても非常に有効な投資手段と言われています。例えば、米国を代表する自動車メーカーであるフォード、洗濯洗剤や化粧品でも有名なP&G。

さらには、石油三大メジャーの一角をなすエクソンモービル。これらの企業群は、だれもが一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。すべて、米国の銘柄ではありますが、どの銘柄も配当利回りは3%程度。フォードに関しては、一時5%近い水準のときもありました。日米問わず、国際優良銘柄を仕込む。中長期で配当を狙う投資手法も初心者にはおすすめです。

初心者にオススメの投資期間は?
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まとめ

投資においては、利益を上げると言う観点は大切です。損失を軽減すると言う観点も非常に重要であろう時間分散投資は、損失を軽減するという観点において非常に有効な投資手段になり得ます。投資判断に迷うようであれば、あらかじめドルコスト平均法での投資を行うことも有効な手段です。初心者であればある程、投資で利益を急がないように心がけましょう。中長期で腰を据えた資産形成こそ利益獲得への近道と言えるのです。

札幌で働く元証券マンのファイナンシャルプランナー。専門分野は株や投資信託を用いた中長期での資産形成。
趣味はスポーツ全般で小、中、高と野球部に所属。また、米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。
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