株の教科書.com

0

今週(3/6~3/10)の週間展望

注目された「米国・トランプ大統領演説」は無難に通過したものの、次の焦点となる米国FOMC(連邦公開市場委員会)など14、15日の“イベントラッシュ”を翌週に控え、やや中途半端な週となる。

この記事のもくじ - 項目をクリックで該当箇所へ

GDP、全人代、サウジ…

先の法人企業統計発表を経て、8日発表の10―12月期GDP(国内総生産)改定値は増額修正見通しにあるが、大方は織り込み済みか。9日のECB(欧州中央銀行)理事会も無風通過が想定されている。
5日から開催される中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、昨年末の共産党中央経済工作会議で決定した枠組みの具体策が打ち出されることになる。今年の成長率目標ばかりではなく、「より積極的かつ有効的」とした財政政策を実際の予算案にどう反映させるか、また過熱化する不動産市場への対応などが注目点とされている。

サウジアラビアのサルマン国王は週末12日の来日予定。サウジアラムコ上場や、ソフトバンクと共同で設立するファンドなどにも関心が向かう可能性がある。

さて、2月27日までの12日連続最高値更新をはじめ、上値追いを続けるニューヨークダウに対し、もう一つ上値の重さの指摘されてきた日経平均だが、通常、3月の決算対策売りがかさむのはSQ(特別清算指数)算出日前後までと見なされている。週末10日のメジャーSQあたりを機に、売り圧力低下が期待されてくるところ。

ちなみに、「3月SQ当日の終値から3月高値(終値ベース)までの上昇幅」を追うと、2007年35円高、08年578円高、09年1067円高、10年345円高。11年こそSQ当日の東日本大震災発生で不発に終わったが、12年は325円高、13年は352円高、14年と15年は各500円高で、昨年も294円高。SQ前後の安値を拾えれば、少なくともいったんは利食える場面があったことになる。

おわりに

相変わらず、米国株や為替相場次第で読みづらいが、基本は、2カ月半に及ぶもち合いゾーンを切り上げての、日経平均2万円指向パターン。米国株反動安のタイミングなどで、押したところは前向きに仕込んでおきたい。

投資カレンダー
3月6日 決算発表、学情、ピジョン
米1月製造業受注
米ミネアポリス連銀総裁の講演
3月7日 新規上場、ロコンド
30年国債入札
決算発表、ビューティガレージ、不二電機
豪州準備銀行理事会
OECD世界経済見通し
OECD1月景気先行指数
米1月貿易収支
米3年国債入札
ブラジル10-12月期GDP
3月8日 10-12月期GDP改定値
1月国際収支
1月景気動向指数
2月景気ウォッチャー調査
決算発表、アスカネット、イハラケミカル
中国2月貿易収支
第9回日本証券サミット(ロンドン、日本証券業協会)
米2月ADP雇用統計
米10年国債入札
3月9日 新規上場、ピーバンドットコム
2月マネーストック
1月毎月勤労統計
2月末都心オフィス空室率
5年国債入札
決算発表、積水ハウス、鎌倉新書
中国2月消費者物価
中国2月生産者物価
ECB理事会
EU首脳会議(-10日)
米2月輸入物価
米30年国債入札
米週間新規失業保険申請件数
3月10日 1-3月期法人企業景気予測調査
2月国内企業物価指数
メジャーSQ算出日
決算発表、鳥貴族、カナモト、丹青社
エルニーニョ監視速報
米2月雇用統計
米2月財政収支
3月11日 東日本大震災6周年追悼式
3月12日 米国夏時間入り
日本で最も歴史のある証券・金融の総合専門全国紙です。「株式市況」をはじめ「企業ニュース」、「投資信託」「外国為替」「商品先物」など、幅広い投資情報をカバーしています。そのため、個人投資家、機関投資家のほか、全国の証券会社とその支店、全国の取引所と証券各諸団体、上場企業に幅広く愛読されています。
総合評価
(0)
Pocket