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プレミアムフライデー効果判明へ【2017年2月28日】

27日のNYダウは前日比15ドル高の20,837ドルとなり12日連続で最高値を更新した。経済政策への期待が支えとなったが上値も意識され始めた。3月14-15日のFOMC(連邦公開市場員会)における利上げの可能性から米国金利が上昇し、やや円安となった。シカゴ日経平均先物は大証終値比55円高の19,195円。昨日の日経平均は今年初の4連敗でリバウンドが見込まれる一方、日本時間で明日午前11時からの米大統領の議会演説を控えて様子見気分も強い。

東証寄り付き

全面高スタート 主力株が軒並み高

寄り付きの日経平均は87円高の19,194円と5日ぶりの反発。米国株高と円安が好感され全面高商状となり、日経平均は上げ幅を広げたソフトバンク(9984)が高く、トヨタ(7203)も反発と主力大型株は軒並み高。リクルート(6098)とJR九州(9142)も高く、連日の高値更新。ユニプレス(5949)は野村証券が目標株価を引き上げたことが好感されて、値を飛ばした。ただ、メガバンクはもみ合いで、東芝(6502)は続落。TDK(6762)はモルガン・スタンレー証券による格下げで安い。

東証10時

日経平均は115円高

防衛関連が高い

 日経平均は115円高の19,222円。一時160円高の19,267円まで上昇したが、やや上げ幅を縮めている。ソニー(6758)は堅調で、米国関連の太平洋セメント(5233)は上げ幅を拡大しているものの、ソフトバンク(9984)や三菱UFJFG(8306)、トヨタ(7203)が上げ幅を縮めている。トランプ米大統領が国防費の拡大を求めたため、防衛関連としてIHI(7013)や石川製作所(6208)に連想買いが入っている。一方、任天堂(7974)と三菱自動車(7211)、ファーストリテイリング(9983)は小幅安となった。

東証前引け

日経平均は132円高

IHIが値を飛ばす

日経平均 前日比131.27円高の19,238.74円

TOPIX  前日比14.09ポイント高の1,548.09ポイント

前引けの日経平均は131円高の19,238円と5日ぶりに反発。円安が好感されたものの、日本時間1日午前11時からトランプ米大統領の演説を控え手控えムードが強い。主力大型株は自律反発したものの、ソフトバンク(9984)が高寄り後に上げ幅を縮めるなど、全般は伸び悩み気味。なかで、メガバンクが前引けにかけて上昇したほか、トランプ大統領が軍事費拡大に言及したことからIHI(7013)が買われて値を飛ばした。米国で求人検索サイト「インディード」が成長しているリクルート(6098)は上場来高値を更新した。東芝(6502)は続落。ジャスダック平均は13日続伸、マザーズ指数は7日続伸。

東証後場寄り

全面高を引き継ぐ ソフトバンクが買い直される

日経平均は138円高の19,245円と前引けの水準でスタート。前場を引継ぎ全業種が上昇の全面高。メガバンクは小幅高にとどまる中、証券株の大和証券(8601)が上値追い。朝高のIHI(7013)など防衛関連株は伸び悩む。後場、軟調スタートのソフトバンク(9984)はその後買い直された。村田製作所(6981)など値がさハイテク株も堅調。一方、ソフトバンク(9984)とトヨタ(7203)は小幅高にとどまり、東芝(6502)、三菱自動車(7211)が安い。

東証2時

日経平均は膠着 シャープ、レノバが人気

日経平均は122円高の19,229円。後場に入っての日経平均の値動きは50円程度にとどまり膠着状況。円安一服で上値が重い。買い戻されたソフトバンク(9984)やメガバンクも戻り一服。コマツ(6301)やダイキン工業(6367)が4日ぶりに反発し、三井物産(8031)も上昇しているが値動きは鈍い。花王(4452)やユニチャーム(8113)といったディフェンシブ株が堅調。一方、任天堂(7974)がマイナスに転じ、武田薬品(4502)が下げ幅を広げている。東証2部のシャープ(6753)、マザーズのレノバ(9519)が出来高を伴って高いことが特徴。

東証大引け

日経平均は小反発に留まる ジャスダック平均は13連騰

日経平均は前日比11円高の19,118円と5日ぶりの反発だが、午後2時過ぎから大引けにかけて先物安からインデックス売りを浴びてソフトバンク(9984)、トヨタ(7203)、三菱UFJFG(8306)、信越化学(4063)など売買代金上位銘柄が次々とマイナス圏に沈んだ。MSCI指数リバランスの影響も警戒材料となった。JR九州(9142)はもみ合いながら値を保った。出版デジタル機構を買収するメディドゥ(3678)がストップ高。野村マイクロ(6254)が活況のジャスダック平均は13連騰、レノバ(9519)が高人気のマザーズ指数は7連騰、シャープ(6753)がにぎわった東証2部指数は急反発。

おわりに

プレミアムフライデー効果判明へ

日経平均 前日比11.52円高の19,118.99円

TOPIX  前日比1.32ポイント高の1,535.32ポイント

日経平均は5日ぶりに反発したが、伸び悩み自律反発の域にとどまった。市場の関心はトランプ大統領の議会演説だが、トランプ政権の政策の中身が見える予算教書が3月13日頃の発表となり、減税策の発表は8月ともされている。議会演説で具体的な内容を言及しなければ、短期的には失望売りが出るものの、予算教書と共にFOMCの日程と重なる3月中旬までは、相場も大きく崩れることはないとみる事ができる。そして、明日3月1日は百貨店各社、2日大引後には「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(9984)の2月月次売上高がそれぞれ発表される。プレミアムフライデー効果があったのかどうか、小売り関連株にとってのヤマ場が到来する。

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