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JR九州最高値更新【2017年2月24日】

23日のNYダウは34ドル高の20,810ドルと10連騰となった。ムニューチン財務長官が「8月の議会休会前を目標に税制改革法案を成立させる」と発言したことが好感された。為替は1ドル112円台半ばとなり、シカゴ日経平均先物は大証終値比75円安の19,285円となったため、本日の東京株式市場はさえない展開となりそうだ。米国金利低下によるメガバンクなどへの悪影響や週末要因による手仕舞い売りなどを警戒する見方もある。

東証寄り付き

日経平均は139円安 円高警戒で続落

寄り付きの日経平均は139円安の19,232円。1ドル=112円台の円高が警戒され続落。コマツ(6301)や太平洋セメント(5233)が下落し、東ソー(4042)が大幅安。アルプス電気(6770)や東京エレクトロン(8035)も安い。セブン&アイ(3382)やイオン(8267)といった小売も売られている。メガバンクとソフトバンク(9984)、トヨタ(7203)、日産自動車(7201)は小幅安。一方、東芝(6502)が反発し、日本信号(6741)は警察庁が信号機小型化方針で受注期待から上昇。経営統合が報じられた森永製菓(2201)と森永乳業(2264)は東証が売買停止措置を取っているが、買い注文を集めている。

東証10時

日経平均は24円安 TOPIXは小幅高に浮上

日経平均は24円安の19,346円と押し目買いが入り下げ幅を縮め、TOPIXは小幅高に浮上した。ソフトバンク(9984)をはじめ売買代金上位銘柄は、下げ幅を縮める展開。メガバンクは安寄り後にもみ合い水準に持ち直した。東芝(6502)は分社する半導体新会社に鴻海精密も出資検討と報じられ、売買代金トップで急反発し荒い値動きとなっている。経営統合で一時売買停止となり売買再開となった森永製菓(2201)は大幅高となり、森永乳業(2264)は買い気配。LINE(3938)は23日に発表した2016年12月期決算が最終黒字となり買い戻されている。

東証前引け

日経平均は3日続落 森永乳業と森永製菓が高い

日経平均 前日比30.78円安の19,340.68円

TOPIX  前日比0.94ポイント安の1,555.31ポイント

前引けの日経平均は30円安の19,340円と3日続落。円高が警戒され安寄りして始まったが、円高圧力の後退で下げ幅を縮めた。銅価格の下落で非鉄株と鉱山機械のコマツ(6301)が売られ、三菱商事(8058)や太平洋セメント(5233)も安い。しまむら(8227)やローソン(2651)といった小売株が軟調。ソフトバンク(9984)とトヨタ(7203)は小幅安でメガバンクはもみ合い。一方、東芝(6502)と任天堂(7974)が反発し、森永乳業(2264)と森永製菓(2201)は経営統合観測報道で大幅高となり、明治HD(2269)や江崎グリコ(2206)などほかの食品株もツレ高。2部指数は続伸、ジャスダック平均は11連騰、マザーズ指数は5連騰。昨日新規公開したユナイテッド&コレクティブ(3557)とレノバ(9519)はストップ高となった。

東証後場寄り

日経平均は54円安 森永製菓が上げ幅縮小

日経平均は54円安の19,316円と前引けの水準よりも軟化して始まった。引き続きコマツ(6301)が安く、非鉄株と鉄鋼株も売られている。メガバンクが小幅安となり、三菱自動車(7211)は5日ぶりに反落。一方、東芝(6502)はメモリ事業を4月1日付けで分社化し、過半売却も検討と正午に発表したが、株価は事前に織り込んでおり動意薄。日本信号(6741)が交通信号機の取替需要期待で上げ幅を拡大。森永製菓(2201)と森永乳業(2264)は上げ幅を縮めた。

東証2時

日経平均は100円安 週末要因で一段安

日経平均は100円安の19,270円と一段安。週末要因で買いが入りにくいなか、換金売りに押される展開。日経平均は一時、前場の安値水準に迫った。メガバンクが軟調で、コマツ(6301)と三菱商事(8058)が下げ幅を拡大し、ブイ・テクノロジー(7717)は4日続落となっている。優良株の東京エレクトロン(8035)と信越化学(4063)も安く、中外製薬(4519)は再び売られている。一方、LINE(3938)が上げ幅を拡大し、ヤマトHD(9064)も堅調を持続。新型ゲーム機の発売を来月に控える任天堂(7974)も逆行高。日本金属(5491)は通期予想の上方修正と復配が好感され大幅高で寄り付いた後もみ合い。

東証大引け

日経平均3日続落 森永乳と森永菓がにぎわう

日経平均は3日続落。円高を嫌気して朝安で始まった後は為替の落ち着きもあり、一時は前日比プラスゾーンに。しかし、週末を控えて薄商いの中、全般は売りに押される形となった。メガバンク、ソフトバンク(9984)、トヨタ(7203)など売買代金上位銘柄には安い銘柄が多く、後場は見送りムードを強めた。一方、東芝(6502)は反発したものの上値は重い。新型ゲーム機の発売を来月に控える任天堂(7974)、森永製菓(2201)との経営統合が伝えられた森永乳業(2264)が商いを伴って高い。ヤマトHD(9064)、LINE(3938)、楽天(4755)が逆行高。材料が出た日本金属(5491)、日本信号(6741)が個別に買われた。
直近の新規上場銘柄が急騰したマザーズは指数5連騰。

おわりに

JR九州最高値更新

日経平均 前日比87.92円安の19,283.54円

TOPIX  前日比6.11ポイント安の1,550.14ポイント

JR九州(9142)が3日続伸し上場来高値3440円に株価を上昇させた。昨年10月の新規上場から4カ月。実に地味ではあるが、公開価格2600円に対して初値は2割高の3100円。初値から3440円までの上昇率は10.9%程度だか、堅実な値運びと言えるだろう。ここにきて、売り残が急増し信用倍率は1.32倍と取り組み妙味も増してきた。一方、23日発表現在で20銘柄に達している新規上場(IPO)株。前日にIPOし初値持ち越しとなっていたフュージョン(3977)は札幌証券取引所アンビシャス上場とあって寄付き後は利益確定売りが先行だが、ユナイテッド&コレクティブ(3557)は上値トライ。前日初値後ストップ高のレノバ(9519)はこの日もストップ高。前日に続きIPOの活躍が目を引く。なお、午後3時で大引けとなる東京証券取引所にとって、この日が初日となる「プレミアムフライデー」は無縁のよう。相場的にも大きな影響はなさそうだ。

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