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IPOドリーム【2017年2月23日】

22日のNYダウは9日続伸となり、前日比32ドル高の20,775ドル。ただ、公開されたFOMC議事録で3月の利上げを検討すべきと主張した参加者が少数だったためドルが売られ円高に向いたことが東京株式市場の懸念材料となりそうだ。米国では、デュポンがダウケミカルとの合併に向けて欧州当局に提出した事業計画が審査に通ったと伝わり買われた。三菱ケミカル(4188)を野村証券がアジアの需要好調などで格上げしたことも伝わっている。

東証寄り付き

日経平均は小幅続落 東芝やメガバンク安い

寄り付きの日経平均は前日比横ばいの19,379円で寄り付き、その後軟化している。東芝(6502)と楽天(4755)が反落し、三井住友FG(8316)などメガバンクが安い。JFE(5411)と三井金属(5706)が売られ、ホンダ(7267)や中外製薬(4519)も下落するなど幅広い銘柄に売りが先行している。一方、ヤマトHD(9064)は宅配総量抑制と報じられ収益改善期待から大幅高。サイバーエージェント(4751)は大和証券の格上げで急反発している。三菱ケミカル(4188)は高寄り後売り物に押されている。この日、新規上場の3社はそろって買い気配スタート。

東証10時

日経平均は103円安 円強含みで下げ幅拡大

日経平均は103円安の19,276円。円強含みを受け、先物が売られ下げ幅を拡大した。三菱UFJFG(8306)とソフトバンク(9984)、野村HD(8604)、ファーストリテイリング(9983)が下げ幅を拡大し、東芝(6502)は売買代金トップで株価下落率も上位となっている。一方、三菱自動車(7211)は4日続伸となり、売買代金上位10銘柄の中で唯一の上昇となっている。ヤマトHD(9064)が高値を保ち、セイノーHD(9076)は受注拡大期待で上昇。アスクル(2678)は小幅続伸。

東証前引け

日経平均は67円安の続落 ヤマトHDが高い

日経平均 前日比67.80円安の19,312.07円

TOPIX  前日比5.46ポイント安の1,551.63ポイント

前引けの日経平均は67円安の19,312円と続落。円高を受け、一時117円安まで売られた後、突っ込み警戒感も台頭し下げ幅を縮めた。前日大商いの東芝(6502)は売買代金トップながら前日急伸の反動安。メガバンク、ソフトバンク(9984)、鉄鋼株などが幅広く売られた。一方、ヤマトHD(9064)は荷受量抑制による採算改善期待で上げ幅を拡大。なお、ゴーン氏がCEO(最高経営責任者)と社長職を退き会長職に専念することが発表された日産(7201)は小反落、三菱自動車(7211)は堅調。2部指数は続落。ジャスダック平均は10日続伸、マザーズ指数は4日続伸。新規公開のフュージョン(3977)、ユナイテッド&コレクティブ(3557)は買い気配。レノバ(9519)は1125円初値後も上げ幅を拡大した。

東証後場寄り

日経平均は58円安 手掛かり材料難

日経平均は58円安の19,321円と前引けの水準をやや上回ってのスタート。引き続き東芝(6502)や三菱UFJFG(8306)、ソフトバンク(9984)が安く、太陽誘電(6976)や日東電工(6988)といった電子部品株もさえない。ファナック(6954)や牧野フライス(6135)など機械株が小幅安で、全般的に手掛かり材料難の状況となっている。一方、朝高スタートのヤマトHD(9064)には引き続き買いが入り株価も一段高。SMC(6273)やサイバーエージェント(4751)が高い。三菱自動車(7211)も買い戻しが続いた。

東証2時

日経平均は73円安 東芝下げ渋り

日経平均は73円安の19,306円。前日に比べて円高となっているため、様子見姿勢が強い。ソフトバンク(9984)が軟調でアルプス電気(6770)は下げ幅を拡大し、DOWA(5714)など非鉄株もさえない。東芝(6502)、楽天(4755)は下げ幅を縮め、トヨタ(7203)も小幅安にとどまっている。一方、ヤマトHD(9064)が引き続き上昇し、ANA(9202)は国際線の回復傾向で買われ、ニトリ(9843)は既存店売上高の増加が好感されて前場に上値を追っていたが、後場は売り買いが交錯。

東商大引け

日経平均は小幅続落 東芝反落、ヤマトHD高い

一時117円安を見て続落の日経平均だが、突っ込み警戒感もありその後は下げ渋りの展開。為替相場が小動きとなった大引けにかけて下げ幅を縮めた。前日人気の東芝(6502)が反落したものの、後場は買戻しを交えて押し幅は浅い。メガバンクをはじめ金融株全般が軟調で、ソフトバンク(9984)も軟調。一方、三菱自動車(7211)、三菱商事(8058)、ANA(9202)が高く、ヤマトHD(9064)の上げが目立った。最近までにぎわっていたブイ・テクノロジー(7717)と第一生命HD(8750)は、株価の調整とともに出来高を減少させ始めている。一方、この日新規上場の3銘柄は買いが集まり、レノバ(9519)は公開価格を上回る初値を付けた後、ストップ高で終了。フュージョン(3977)とユナイテッド&コレクティブ(3557)は買い気配で初値持ち越し。IPO人気も支援材料となり、マザーズ指数は4日、ジャスダック平均は10連騰となった。

おわりに

IPOドリーム

日経平均 前日比8.41円安の19,371.46円

TOPIX  前日比0.84ポイント安の1,556.25ポイント

日経平均の下げ幅が100円を超えると、さすがに強調展開を続ける新興市場のジャスダック平均、マザーズ指数も伸び悩む。しかし、この日の新規上場(IPO)3社がそろって買い気配スタートとなったことは収穫。IPO市場が崩れた時は市場心理が最悪の時期ともいえ、まだ個別株物色は立ち直りのチャンスがある。とくに、著名コピーライターの糸井重里氏が代表取締役を務める「ほぼ日」、ラーメンチェーン一風堂の「力の源ホールディングス」、貸会議室最大手の「ティーケーピー」、回転ずしのスシローグローバルホールディングス」と、ここから話題企業が続々とIPOしてくることは、相場にとってプラス材料だ。一部では来週にも「ユニバーサルスタジオジャパン」の上場承認発表説も流れている。今年IPOの第2号として2月10日に登場した安江工務店(1439)は初値1300円の倍増にあたる2600円に接近している。IPOドリームは健在だ。

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