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ジャスダック平均今年最長の8連騰【2017年2月21日】

昨日の米国市場は休場で為替も1ドル113円台前半の動意薄であり、本日の東京株式市場は手掛かり材料難となりそうだ。曜日特性から見た火曜日は6連敗。2部市場やジャスダックが連日の上昇となっているため、引き続き小型株が物色されそう。昨日の東証1部の売買代金は今年最低だったが、大型株に対する売り物が途切れがちとなってきたともいえる。

東証寄り付き

日経平均は小幅続伸 東芝が続伸

寄り付きの日経平均は16円高の19,267円ではじまり、寄り後も堅調となっている。東芝(6502)が売買代金トップで続伸し、NTN(6472)とDMG森精機(6141)は野村証券による格上げが注目され上昇率上位に躍り出た。日本製紙(3863)は印刷用紙を4月から値上げすることで採算改善が期待され上昇率上位。りそなHD(8308)は系列の関西地銀を経営統合する方向と報じられ高いが、統合相手のみなと銀行(8543)と関西アーバン銀行(8545)は下落。ソフトバンク(9984)とブリヂストン(5108)、日立物流(9086)は小反落となり、アスクル(2678)が4日続落。

東証10時

日経平均は19,300円近辺でもみ合い 良品計画が高い

日経平均は43円高の19,294円。円相場がやや円安方向に向かったものの、決算発表が一巡しているため手掛かり材料難が継続している。メガバンクやトヨタ(7203)が小幅高で、良品計画(7453)はゴールドマン・サックス証券による格上げが好感され高い。東洋ゴム(5105)が6日続伸となり、住友化学(4005)が堅調。一方、ソフトバンク(9984)は反落し、さくらインターネット(3778)は20日に通期業績予想の下方修正と公募増資などを行うと発表し大幅安。ジャスダック指数、マザーズ指数も堅調。

東証前引け

日経平均は小幅続伸 東芝が続伸

日経平均 前日比88.55円高の19,339.63円

TOPIX  前日比5.34ポイント高の1,552.35ポイント

前引けの日経平均は88円高の19,339円と続伸。薄商いの中、一時上げ幅は100円を超えるなど堅調な展開となった。メガバンクが小高く、東芝(6502)が続伸。三井化学(4183)や住友化学(4005)が買われ、日本製紙(3863)による印刷用紙の値上げ計画で他の製紙メーカーもツレ高。DMG森精機(6141)とNTN(6472)は野村証券による格上げで上昇率上位となり、良品計画(7453)はゴールドマン・サックスによる格上げが好感された。一方、ソフトバンク(9984)は小反落となり、リクルート(6098)やLINE(3938)も小幅安。昨日公募増資を発表した大垣共立銀行(8361)とさくらインターネット(3778)、大成ラミック(4994)が下落率上位に並んだ。2部指数は5日続伸、ジャスダック平均は8日続伸、マザーズ指数は続伸。

東証後場寄り

日経平均は131円高 円安で上げ幅拡大

日経平均は131円高の19,382円と前引け水準を上回ってスタート。円相場が1ドル113.60円台と円安に向かったことを受け、後場の日経平均はジリ高となっている。日経平均寄与度の高いファーストリテイリング(9983)が買われ、保険のT&D(8795)が上げ幅を拡大し証券株も堅調。高島屋(8233)や三越伊勢丹(3099)など百貨店株が高く、円安を受け、スズキ(7269)やマツダ(7261)といった自動車株も上昇している。ソフトバンク(9984)とブリヂストン(5108)は下げ幅を縮めた。一方、東芝は一時小幅安となる場面があった。値下がり業種は情報通信のみで、さくらインターネット(3778)の下げが目立つ。

東証2時

日経平均は132円高 日立国際電気が反発

日経平均は132円高の19,383円ともみあい。円安が好感され、薄商いの中、後場の日経平均は強調。ファーストリテイリング(9983)が上値を慕っている。円安を受け、日立国際電気(6756)が6日ぶりに反発し、スズキ(7269)も3日ぶりに反発。米国インフラ関連のコマツ(6301)やエネルギープラントの千代田化工建設(6366)も高い。そのほか、プレミアムフライデーに対する期待で松屋(8237)や高島屋(8233)といった百貨株が堅調となっている。一方、東芝(6502)が後場に入りマイナスに転じ、アスクル(2678)は続落、大塚商会(4768)も安い。マザーズ指数、ジャスダック指数も強い。

東証大引け

日経平均は130円高 売買代金は今年最低

大引けの日経平均は130円高の19,381円と続伸。為替が円安に向かったため日経平均は上げ幅を拡大し、後場は19,400円近辺でもみ合った。日本製紙(3864)は値上げによる採算改善期待で大きく買われ、王子HD(3861)や三井化学(4183)にも値上げ期待が波及した。ゴールドマン・サックスが格上げした良品計画(7453)や野村証券が格上げしたDMG森精機(6141)が値を飛ばした。三愛石油(8097)は参加のキグナス石油(未上場)とコスモエネルギー(5021)が資本業務提携と報じられ、後場14時過ぎに急騰。一方、ソフトバンク(9984)と東芝(6502)、ブイ・テクノロジー(7717)は反落した。ただ、東証1部出来高は前日比で増加したものの、売買代金は1兆6000億円台まで落ち込み、連日で今年最低を更新した。2部指数は5日続伸、ジャスダック平均は8日続伸、マザーズ指数は続伸。

おわりに

ジャスダック平均今年最長の8連騰

日経平均 前日比130.36円高の19,381.44円

TOPIX  前日比8.59ポイント高の1,555.60ポイント

関西アーバン(8545)など近畿の地銀3行の経営統合、東海東京FG(8616)による高木証券(8625・2部)の完全子会社化。そして、東芝(6502)が半導体事業の売却額を引き上げることによる半導体業界地図の塗り替えなど、M&A(企業の合併・買収)の動きが顕在化しはじめた。その一方で、3月にIPOを予定する企業数は15社(20日発表現在)となり、ここから株式市場に登場する企業による資金調達も活発化する。こうしたなか、派手さはないものの日経ジャスダック平均が8連騰と、今年1月18-26日につけた連騰記録を更新し、昨年11月14-24日の8連騰に並んだ。ちなみに、昨年9月には10連騰がある。ジャスダックの場合、継続して買われる核となる銘柄がある訳でなく、循環物色で幅広く買われているという特性がある。

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