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東芝とフリン【2017年2月14日】

13日のNYダウは142ドル高の20,412ドルと3日続伸。税制改革期待で買われ、早期の利上げを織り込む形で債券が売られ株式へのシフトも生じたようだ。為替が1ドル113円台で、シカゴ日経平均先物は大証終値比65円高の19,505円とややもたついている。昨日の日経平均は伸び悩んだが、NYダウが上昇に弾みを付けたため、為替次第で本日の日経平均は上値を試す展開と期待もある。東芝が12時に決算発表を行い、今晩の米国ではイエレンFRB議長が上院で議会証言のスケジュールがある。

東証寄り付き

日経平均は19円高 円高が重石に

寄り付きの日経平均は19円高の19,478円と小幅高の始まり。ソフトバンク(9984)は反発し、楽天(4755)が決算発表を受けて買われ、ブリヂストン(5108)も高い。三井金属(5706)は業績上方修正で値を飛ばしている。ただし、1ドル113円台後半の為替が影響しトヨタ(7203)は小幅高にとどまり、メガバンクも小動き。一方、決算か発表を控える東芝(6502)が反落し、ブイ・テクノロジー(7717)は業績を上方修正したが利益確保の売りに押されている。ニコン(7731)は赤字拡大で大幅安となり、キリン(2503)の下げも目立つ。

東証10時

日経平均は下げに転じる 優良株に売りが先行

日経平均は36円安の19,422円と前日比万ナスに転じた。19,500円水準の重さが意識されている。ただ、値上がり銘柄数は1,228と値下がり銘柄数の601よりも多い。ニコン(7731)は大幅安で推移し、ダイキン工業(6367)とファナック(6954)、トヨタ(7203)が下げるなど優良株に売りが先行している。ソフトバンク(9984)とメガバンクはもみ合い。一方、ミネベアミツミ(6479)は通期予想の上方修正と自社株買いが好感され大幅高となり、アルバック(6728)は通期予想の上方修正によりストップ高。リクルート(6098)は決算発表を好感し、上場来高値を更新した。

東証前引け

日経平均は31円安 小型株指数は強い

日経平均 前日比31.33円安の19,427.82円

TOPIX  前日比1.91ポイント安の1,552.29ポイント

前引けの日経平均は31円安の19,427円と反落。朝方の買い物一巡後は、買い材料に乏しく先物安からマイナス圏に転じた。ソフトバンク(9984)とトヨタ(7203)、メガバンクは小幅安となり、決算発表補控える東芝(6502)が反落し、ニコン(7731)は最終赤字拡大予想で大幅安。一方、ミネベアミツミ(6479)は通期予想の上方修正と自社株買いが好感、三井金属(5706)も上方修正で大幅高。U-NEXT(9418)はUSEN(4842)を経営統合、オプトHD(2389)は自社株買いの材料でそれぞれ買われた。東証1部は、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っている。2部指数は5日続伸、ジャスダック平均は3日続伸、マザーズ指数は続伸と小型株指数は強い。

東証後場寄り

日経平均は83円安 東芝の決算発表遅延を嫌気

日経平均は83円安の19,376円と前引け水準を下回ってスタート。東芝(6502)が本日12時に予定していた決算発表について、開示できずに延期の可能性を示唆し後場は急落。全体の地合いにも悪影響を与えた。キリン(2503)や塩野義製薬(4507)など食品・医薬品株が安く、NTT(9432)を始めとした情報通信株も下落。任天堂(7974)は5日ぶりに反落し、メガバンクが小幅安となっている。一方、ミネベアミツミ(6479)、三井金属(5706)、アルプス電気(6770)が売買代金上位では逆行高。2部指数は後場に入り、5日ぶりにマイナスに転じてきた。

東証2時

日経平均は135円安 米大統領補佐官が辞任

日経平均は135円安の19,323円。東芝(6502)の決算発表延期による株価急落に続き、フリン米大統領補佐官の辞任が報じられ地合いが悪化した。為替もドル安円高に振れたことで日経平均は一段安。ソフトバンク(9984)が売られ、マブチモーター(6592)は今期営業減益予想を示したため後場に入り大幅安。一方、ミネベアミツミ(6479)は高値推移となり、オハラ(5218)と日本アジア投資(8518)が上げ幅を拡大している。

東証大引け

日経平均は220円安 本日の安値圏で終了

大引けの日経平均は220円安の19,238円と3日ぶりに反落し、この日の安値圏で大引けた。小幅高で朝方は始まった日経平均だが、東芝(6502)の決算発表延期で地合いが悪化。フリン米大統領補佐官の辞任報道、為替の円高傾向と悪材料が重なり、後場に一段安。ソフトバンクグループ(9984)が売られ、メガバンクも下落。ダイキン工業(6367)、ブイ・テクノロジー(7717)の下げも目立った。一方、ミネベアミツミ(6479)は通期予想の上方修正と自社株買いが好感され大幅高。三井金属(5706)も上方修正で逆行高。ジャスダック平均は3日続伸、マザーズ指数は続伸、東証2部指数は5日ぶりに一服。

おわりに

東芝とフリン

日経平均 前日比220.17円安の19,238.98円

TOPIX  前日比15.08ポイント安の1,539.12ポイント

予想外の東芝(6502)による決算発表遅延、発表時間「未確定」が地合いを悪化させた。そもそも大引け後ではなく正午に発表時間を設定していたこと自体に「?」が付く。株式市場では正午の発表に、ポジティブな期待を寄せていた向きもあっただけに不信感が増幅されたようだ。加えてフリン米大統領補佐官の辞任報道が加わり、マーケットの不透明感が増した格好。こうなると昨日まで好調だった2部など小型・新興株へも悪影響が広がる。決算発表日は延期となるが、東芝の場合はいかなる内容でも発表さえあれば、ひとまず目先の混乱は収束し、次に進むことになる。3月決算企業の第3四半期業績発表はこの日でほぼ終了。地合いは再び厳しい展開に入ってきそうだ。

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