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日経平均は99円安と反落 日米首脳会談控え買い控え【2017年2月9日】

8日のNYダウは35ドル安の20,054ドルと小反落。トランプ新政権の政策に対する不透明感から金利が低下したことで金融株が売られ、1ドル111円台に円高が進んだ。米国株がさえず、再び円高方向となり、シカゴ日経平均先物は大証終値比55円安の18,935円となったことで、本日の東京株式市場は弱含みが想定される。10日の日米首脳会談を控えて決算以外に目立った材料もなく、薄商いも続くことが見込まれる。なお、取引開始前に12月の機械受注が発表され、11時には1月末の都心空室率が発表される。

東証寄り付き

日経平均は65円安 自動車とメガバンクが安い

寄り付きの日経平均は65円安の18,942円と反落。円高が警戒され、トヨタ(7203)やホンダ(7267)が売られ、米国の金融株安の流れから三菱UFJFG(8306)や三井住友FG(8316)といった銀行株もさえず。昨日堅調だった三井物産(8031)も下落し、通期予想の下方修正から加藤製作所(6390)が大幅安に。一方、ソフトバンク(9984)は好決算で高く、DeNA(2432)も決算が好感。生産性改善と販売価格の引き上げから野村証券が投資判断を「Neutral」に引き上げたSUMCO(3436)は売買代金と上昇率で上位に躍り出ている。

東証10時

日経平均は為替睨み SMCとダイキンが下落に

日経平均は96円安の18,911円。10日の日米首脳会談を控え積極的な動きは乏しいものの、118円安との安値からは若干持ち直しの動きも。引き続き為替睨みの展開だ。通商問題への懸念からトヨタ(7203)が売られ、日立(6501)は三菱重工(7011)からの損失負担を求められていることが不安視されている。寄り付きで高かったSMC(6273)とダイキン(6367)が下落に転じ、荏原(6361)は下方修正で下落率上位に。一方、ソフトバンク(9984)とSUMCO(3436)は上げ幅を拡大し、今年に入り下落が続いていた大東建託(1878)に押し目買いが入っている。

東証前引け

日経平均は下げ幅縮小 18,900円近辺で下値抵抗

日経平均 前日比36.14円安の18,971.46円

TOPIX  前日比4.55ポイント安の1,519.60ポイント

前引けの日経平均は36円安の18,971円。NYダウの下落と円高が警戒され反落して始まったが、昨日同様、日経平均の18,900円近辺では買いが入り下げ幅を縮めた。為替もやや持ち直しで、小型株を中心に買いの動きも。自動車株が引き続き安く、メガバンクもさえない。日立(6501)は安値推移となり、富士通(6702)は続落。減益決算からカネカ(4118)が1部で値下がり率トップとなった。一方、ソフトバンク(9984)が好決算により売買代金トップと堅調で、SUMCO(3436)は今第1四半期の大幅増益予想が好感。DeNA(2432)は上げ幅を縮めたものの続伸となり、アルプス電気(6770)や三菱自動車(7211)が上昇。日経JASDAQ平均とマザーズ指数はプラス圏に浮上している。

東証後場寄り

日経平均は54円安 ソフトバンクがやや上げ幅縮小

日経平均は54円安の18,953円と前引け水準をやや下回ってのスタート。引き続きトヨタ(7203)や富士重工(7270)が安く、三井住友FG(8316)など銀行株も売られている。ブラザー工業(6448)は前日発表した減益決算で安値推移となり、東芝機械(6104)やDMG森精機(6141)といった機械株が軟調となっている。ソフトバンク(9984)がやや上げ幅を縮めたものの引き続き買われて売買代金トップ、JR九州(9142)が続伸となっている。このほか、任天堂(7974)、DeNA(2432)が逆行高。

東証2時

日経平均は88円安 2部指数が逆行高

日経平均は88円安の18,918円とジリ安。日経平均は本日の安値圏での取引となっている。トヨタ(7203)など自動車株、メガバンクが安く、東芝(6502)は上場廃止や2部降格のリスクが警戒され13時半過ぎに急落した。日立(6501)、富士通(6702)の総合電機に安い銘柄が目立つ。ソフトバンク(9984)、SUMCO(3436)ブイ・テクノロジー(7717)は後場に入り上げ幅を縮める。JR東日本(9020)が買い戻されている。ジャスダック平均、マザーズ指数も軟調だが、シャープ(6753)などが活況の東証2部指数が連日の昨年来高値更新。

東証大引け

日経平均は99円安と反落 日米首脳会談控え買い控え

大引けの日経平均は99円安の18,907円と反落。10日の日米首脳会談を控えて買い手控えムードが台頭するなか、朝方の円高を嫌気してトヨタ(7203)を始めとし輸出関連株に売り物が先行した。米金融株安を受けてメガバンクも軟調。日立(6501)は三菱重工(7011)から損失負担請求を受けたことで大幅安となり、東芝(6502)は12月末時点での債務超過見通しからきつい下げを見ている。ソフトバンク(9984)は大引けにかけて売られたもののプラス圏を維持し、SUMCO(3436)は第1四半期の大幅営業増益予想が好感され高い。JR九州(9142)と不二製油(2607)は上場来高値を更新した。ジャスダック平均とマザーズ指数も反落し、シャープ(6753)やエイチワン(5989)が買われた2部指数は続伸。

おわりに

東証2部指数が逆行高

日経平均 前日比99.93円安の18,907.676円

TOPIX  前日比10.60ポイント安の1,513.55ポイント

日経平均や新興市場のジャスダック平均など主要指数が軒並み安となるなか、唯一、続伸し昨年来高値を更新したのが東証2部指数。売買代金135億円超の商いをこなすシャープ(6753)を筆頭に、アマティ(5952)、フライトホールディングス(3753)、エイチワン(5989)、日本パワーファスニング(5950)の売買代金上位5銘柄が前日比3%から33%の上昇を見ている。業績、材料、株価低位とそれぞれの切り口は異なるが売り圧迫が少ない中で売買の回転が効いている。シャープが1部から2部に降格したのは昨年8月1日付。その決定は昨年6月23日だった。現在の2部指数の上昇は昨年6月24日安値フシ3,993ポイントから始まり、今は5,523ポイントまで上昇している。「東芝2部降格説」がある中、2部市場が今ホットだ。

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