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日経平均は65円安と反落 朝安後は下げ渋る【2017年2月7日】

6日のNYダウは19ドル安の20,052ドルと反落した。仏大統領選挙への不透明感で円相場が1ドル111円台の円高となった。仏大統領選候補者で極右政党、国民戦線のルペン党首が先週末にユーロ圏からの離脱や欧州連合(EU)に留まることを問う国民投票を実施する考えを示したことが円高要因。シカゴ日経平均先物は18,855円と大証終値比95円安となったため、本日の東京株式市場は為替をにらんだ軟調な展開が予想される。

東証寄り付き

日経平均は132円安 111円台の円高嫌気

寄り付きの日経平均は132円安の18,844円と反落でスタート。1ドル111円台の円高が嫌気され、トヨタ(7203)を始め自動車株が安く、昨日買われた三菱UFJFG(8306)や野村HD(8604)など金融セクターも反落している。JT(2914)は今期減益見通しで売られている。一方、ソニー(6758)は堅調な始まりとなり、前日に通期業績予想を上方修正した日本ケミコン(6997)と東邦亜鉛(5707)が買われている。

東証10時

日経平均は128円安 自動車株安く、好決算銘柄買う

日経平均は128円安の18,848円。トヨタ(7203)と三菱UFJFG(8306)が寄り後も下げ幅を拡大し、ファーストリテイリング(9983)、信越化学(4063)も安い。任天堂(7974)、東芝(6502)は続落。通期業績予想の増額を見送ったセガサミー(6460)は寄付き後に大きく下げている。一方、前日人気のヤフー(4689)は朝方の売り一巡後に切り返す。半導体製造装置のディスコ(6146)は通期業績予想と配当予想を引き上げ一段高。SCREEN(7735)も業績上方修正と自社株買いが好感され反発している。全般は一段安で始まった後、売り買いが交錯している。

東証前引け

日経平均は朝安後下げ渋り ソフトバンク切り返す

日経平均 前日比85.23円安の18,891.48円

TOPIX  前日比6.53ポイント安の1,513.89ポイント

日経平均は85円安の18,891円と寄付きの水準を上回って前引けた。1ドル111円台の円高が嫌気されて3日ぶりの大幅反落でスタートとしたが、朝方の売りもの一巡後は下げ渋った。トヨタ(7203)、ファナック(6954)と84l)優良株が売られ、メガバンクも軟調。一方、一時売り込まれたホンダ(7267)と前日人気のヤフー(4689)は買い戻され、マイナスでスタートしたソフシバンク(9984)が大きく切り返した。このほか、半導体製造装置のディスコ(6146)が業績発表を好感して1部の株価上昇率トップ。三菱商事(8058)など大手商社の一角も買い直された。マザーズ指数は小幅安、ジャスダック平均はもみあい。

東証後場寄り

日経平均は86円安 ホンダが上昇

日経平均は86円安の18,890円と前引けと同水準で始まった。1ドル111円台で為替が膠着し、株式相場も手掛かり難となっている。トヨタ(7203)、任天堂(7974)、ファナック(6954)、日本電産(6594)などが安い。一方、メガバンクは買いが入り始めて堅調相場に移行。ソフトバンク(9984)もしっかり。ホンダ(7267)は午後3時半から日立オートモディブシステムズと「一部事業の協業」について記者会見を開くことが明らかとなり、一段高。日立子会社のクラリオン(6796)に連想人気が向いた。

東証2時

日経平均は12円安 メガバンク切り返しTOPIXはプラス

日経平均は12円安の18,963円と下げ幅を縮小。1ドル111円台の円高が続いているが、時価総額が大きい三井住友FG(8316)などメガバンクが後場は買い戻されている。TOPIXは小幅高に転じている。前場に反落していたSMC(6273)も持ち直した。住友金属鉱山(5713)は通期の営業利益予想を上方修正したことで買われ、日立(6501)はホンダ(7267)との自動車電装化の協業への期待で上昇している。一方、トヨタ(7203)はやや下げ幅を縮めたものの引き続き安く、デンソー(6902)、任天堂(7974)、JT(2914)が軟調。

東証大引け

日経平均は65円安と反落 朝安後は下げ渋る

大引けの日経平均は65円安の18,910円と反落。欧州政治リスクに伴い1ドル111円台に進んだ円高が嫌気材料。ただ、大幅安で始まった後は為替も膠着状況となったことを横目に買い戻しが続き、後場中盤には前日水準まで引き戻す場面もあった。トヨタ(7203)、任天堂(7974)、ファーストリテイリング(9983)が安く、JT(2914)は今期減益予想で昨年来安値を更新。ソフトバンク(9984)とヤフー(4689)は上昇する場面があったものの大引けにかけては値を消した。一方、ホンダ(7267)は日立(6501)子会社との協業が伝えられ、日立とともに上昇した。半導体製造装置のディスコ(6146)は通期業績予想と配当予想を引き上げ大幅高で推移した。ジャスダック平均は続伸、マザーズ指数は反落。

おわりに

ホンダと日立がタッグ

日経平均 前日比65.93円安の18,910.78円

TOPIX  前日比4.27ポイント安の1,516.15ポイント

ホンダ(7267)と日立(6501)が7日後場に入り逆行高を演じた。ホンダと日立オートモティブシステムズは、電気自動車(EV)などに使う車載用のモーター事業で提携し、共同出資で開発や生産新会社をつくるとのこと。日立オートモティブシステムズは日立(6501)の100%出資子会社で売上高は1兆円超(2016年3月期)を誇る自動車関連部品の開発製造企業。上場企業ではデンソー(6901)に近いといえ、近年は自動運転技術開発で存在感を増している。ちなみに、株式未上場だがホームページにはIR情報のコーナーが設置されている。日立が決断すれば日立オートモティブシステムズの新規上場は可能。大型上場となるが人気化のための地合いとしてはグッドタイミングだ。すでにトヨタ(7203)はパナソニック(6752)と組んでハイブリッド電池、ニッケル・水素蓄電池を製造する合弁企業を起ち上げ済み。クルマと家電をつなぐサービスの共同開発も進めている。日本の大手自動車と総合電機の合従連衡が本格化してきた。

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